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2008年4月26日 (土)

長野 聖火リレー/トンだお祭り・・

北京五輪の聖火リレーが、厳戒ムードの中、AM8:30頃に長野市内をスタートし、昼の12:30頃にトラブルや小競り合いが起こりながらも一応無事に終了した。

Photo 中国のチベット政策をめぐり、欧米を中心とした各国で聖火リレーが抗議行動にさらされている中、ついに日本に渡ってきた聖火。

ロンドン、パリ、バンコク、キャンベラなど概ね首都を走ってきた聖火リレーがなぜか日本は東京ではなく、長野だった。

しかし、これ終わってみると、長野で良かったと思うね。

もし東京だったら、日本ナショナリズムの聖地“靖国”もあるしもっと凄いことになっていたと思う。

しかし、これ、聖火リレーと言えるのか??

単に中国人を自己満足させるための道具でしかない!としか見れない。

Photo_2 両側を100人を超える警察官に囲まれた中で守られるランナーと聖火。異質な平和空間。

沿道では市民不在の中、中国の赤旗が揺らめき続ける。シュプレヒコールとわめき声渦巻く中、もみ合う人々。

日本とは思われないような光景。なんとも見ていて空しい光景だった。

欽ちゃんの笑顔が哀しかった。

今回ほどワールドワイドな聖火リレーもないけど、結果的には“嫌中国”を世界に広め、中国人のナショナリズムをただ煽るだけのアホったらしいものになっちゃったな。中国当局もそんな意図は、はなっから無かったのだろうけど。大変だね中国(笑)。

誰のためのオリンピックなのか。。。

北京ではオリンピックによる建設事業や再開発で胡同(フートン)などの伝統的な下町が取り壊され、多くの市民が強制的な立ち退きを余儀なくされているという。

国家の威信の名のもとに打ち捨てられていく人々。そういう意味では中国人も可哀想ではある。

徹底的に植えつけられた愛国心教育によって縛り付けられている中国人。

日本がこうなったらダメやで。

日本も中国に倣ってかどうかは知らんが、愛国心教育を強めようとしているけど、歪なナショナリズムしか生まないてことはお隣の中国を見れば分かること。

愛国心の強制は共産主義中国のやってることと何ら変わらない。

よう考えや自民党。

しかし、もっと可哀想なのはチベット人。

ただ静かに暮らしたいだけなのに、豊富な地下資源を分捕るためにグローバリズムの中にチベットを強制的に組み込もうとしている中国。

チベットの文化が蹂躙されていく。

それをひた隠しにしようとする中国。そこには最低限の自由な報道活動さえ無い。

東シナ海のガス田問題もそうだけど、需要に供給が追っつかないエネルギーの枯渇問題を抱える中国は、こと資源問題になると恐ろしいくらいになりふり構わない行動をとる。

大国中国はこれからどこへ向かうのか。。アメリカ、日本がともに沈んでいく中、眠れる獅子が世界を席巻する時代はすぐそこまで来ている。

とにもかくにも、こういう聖火リレーははっきりいってやる意味ない。

この聖火リレーで満足してるのは赤旗振り回して自己満足に浸っている中国人だけだろ。アホらし。

もちろんチベット人が抗議・主張する場というのは中国国内には無いわけで、こういう時でしかできないのだろうし、我々日本人がチベットがさらされている現実を知るには格好の舞台なのかもしれない。

しかし、平和な日本の田舎町でチベット人と中国人が衝突し、その中に血気盛んなちょっと頭のおかしい日本人がなだれ込む姿を見せられることほどアフォらしいこともない。

武道館貸してやるからそこで心ゆくまでヤレ(笑)!

胡綿涛の来日があるから何も言わないじゃ済まされへんで、ボーッとしてるのが趣味の福田はんよ。

中国人のナショナリズムを煽ろうが、この問題では遠慮することなく言うことは言えよ。

善光寺は辞退して正解だった。

長野のシンボルがそれこそどこぞやのナショナリズムに蹂躙されるところだった。もうやって来ないでね赤旗族。

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