レアル・マドリー狂想曲第40番:レアル独走♪♪
リーガも前半戦を折り返して今日から後半戦開始!
我が愛しのレアル・マドリーは前半戦を終えて、15勝2分2敗の勝ち点47というここ20年(1987-1988シーズン以来)で最高の成績!ヨッシャーッ!
ラウルの復活、ロビーニョの覚醒、サッカーを楽しむグティ、怒涛の進化を遂げるセルヒオ・ラモス、カンナバーロの順応、カシージャスの聖なる手。
そしてここに潤滑油として機能するスナイデル、CBの新たな看板ぺぺが加わるとともに、昨シーズン加入以来全く波がなくコンスタントに点を獲り続けるファンニステルローイと完璧にチームとしてのピースがハマッたかんじだ。
期待以下なのはロッベン、サビオラくらいなもので、シーズン前は戦力外とされていたバティスタの頑張りなどチーム全体としてみれば選手個々のパフォーマンスは満足のいくものだったといえよう。
サビオラに関してはもっと出番があってもよさそうだったが、ニステル&ラウル&ロビーニョのトリデンテがことのほか機能しまくってしまったためなかなか出番が回ってこなかったという面はある。
やはりロッベンだよなぁ・・・。
でも正直今のレアルにロッベンが入り込む余地って、、、無いんだよね。。ロビーニョがキレキレだし、ラウルも然り。
まぁ言葉は悪いけど都合よくシーズン開始前から怪我が完治しなくてほとんど試合に出れていなくてコンディション面の問題として不協和音が聞こえてくる以前の問題になっているけどね。今シーズンはロッベン厳しいやろなぁ。
来季はマンUのクリスチャーノ・ロナウドを狙うらしいし、今のままじゃロッベンやばいぞぉ。
いずれにしても昨シーズンのカペッロイズムを基盤としつつも、シュスターの新たな息吹と新戦力が良い形でバランスのとれたチームへと構築させていて、左SBのマルセロがやや守備に難ありという以外はほぼ穴のないチームになっているといえる。
が、しかし、戦い方やシュスターが標榜するサッカーはまだ完成形というわけではなく、まだだいぶ発展途上という感は否めない。
それは例えば前半戦のデータを見れば如実に分かるのだが、シュートを何本打てば点が入るかという得点率が約6本に1本とリーガでは断トツの1位で、バルサに2本以上の差をつけていて、効率よく点を入れている。もちろん得点数はリーガ1位。
が、一方、驚くべきことに被シュート数は約280でワースト1位と打たれに打たれまくっているのだ。なのに失点数はリーガ2位の断トツの少なさという一見わけの分からない不可思議な結果。
必殺カウンターを繰り出す打たれ強いボクサーという形容が似合うが、いかにカンナバーロをはじめとするDF陣と“聖カシージャス”が踏ん張っているかということもいえ、これぞスペイン版カテナチオともいうべき砦を築いているといえよう。
特にカシージャスの活躍ははっきりいって今シーズンに関してはブッフォンを超えている!と言っていいと思う。それくらいに凄い。
今日のマドリードダービーでも無失点ということで、5試合連続の零封とノリに乗っている。
だって毎試合奇跡的セーブを連発するんだもん。点が取られる気がしねえ!
さてさて、やっとで今日のマドリードダービー対アトレティコ戦へと話を進めるが、今シーズンのアトレティコは久々にスペクタクル性も十分のサッカーを展開していて、フェルナンド・トーレスの抜けた穴を全く感じさせないチームに仕上がっている。
フォルラン&アグエロの2トップに、シモン&マクシの両翼と中盤を指揮する若き司令塔ラウル・ガルシアが上手く絡み、良くも悪くもトーレス一辺倒だったチームから確実性・安定性ともに一皮むけた今シーズンのアトレティコ。
今季のリーガ開幕戦で対戦し、2-1で逆転勝利を収めたことにより開幕スタートダッシュを果たしたレアル・マドリーも今回のビセンテ・カルデロンでのダービーは厳しいかなぁ、、と思っていたのだけど。。
蓋を開けてみれば、試合開始30秒でラウルのゴラッソ!
これが全てだった。
今のレアルは1点先制しちゃえば、あとは守ればいいだけだから(笑)。
って、あまりレアルにはそういうサッカーしてもらいたくないんだけど、でも勝ったからいいや。
また前半40分過ぎというこれまた最高の時間帯に追加点を奪えて、アトレティコの戦意を削いだね。レアルにとってはもってこいの展開だった。
そしていつもの聖カシージャスのゴッドセーブ連発!クゥゥゥゥゥ~~~ッしびれる~。
これで勝ち点は50!!
バルサも今日は勝ったけど、勝ち点差は7のまま。
後半戦もいきまっせ!
アッラ・マドリー!!
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