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2008年1月 1日 (火)

20世紀少年再読⑩

新年あけおめ久々に20世紀少年!第10巻。

新宿教会に警察が突入する大混乱の中でタイマフィアと中国マフィアがカンナの仲介で停戦に合意したところから始まる10巻。

エロイムエッサイムズのコンサートに行った響子は、1番のファンだったギタリストのダミアン吉田がクビになっていなくなったことを知る。ボーカルの話によると、ダミアンは西日暮里の十字路で悪魔に声をかけられ魂を売り渡してからオカシクなってしまったのだという。(後にダミアン吉田は第17巻に出てきて、この時のことを響子に語る)

当の響子も、ともだちランドのヴァーチャルアトラクションで体験した恐怖―ともだちの恐るべき顔を見てしまったことにより、ともだちの魔の手が襲ってくるのではないかという恐怖に怯えてオカシクなりそうな状態。。

そこで響子は、神さまが遠藤ケンヂの姪だと言う同級生のカンナだったら何かともだちについて知っているかもしれないと考え、カンナのことを調べ始める。

が、ある日、ミスタードーナツでカンナを見ていた響子は、ドリームナビゲーターの高須に見つかってしまい、最終洗脳施設ともだちワールド行きを宣告されてしまう。

逃げても無駄よと高須に言われ戦々恐々とする中、さらなる衝撃が響子を襲う!

カンナのクラスの新担任で新任の英語教師が響子のクラスで英語の授業を始めようと教室に入ってきたとき、、、、その顔がヴァーチャルアトラクションで見たお面の下の“ともだち”顔そのものだった!子供の体に大人の顔がついていたのだ。

響子は失神し、運ばれた保健室でカンナに会い、ともだちの顔が新任教師の佐田清志=サダキヨだったことを告げて助けを求める。

カンナは職員室へ行くが、その間に響子は当のサダキヨに車で家に送られるはめに・・・。

さらに車中、少年マガジンを読みたいと口裏合わせをしてしまったあげくサダキヨの家へ行くはめに・・・。

サダキヨの家にしぶしぶ入っていく響子。家の中は、少年マガジンやら昭和の看板やらフィギュア、ロボットなどの玩具だらけ。そして部屋の壁には忍者ハットリくんのお面も。

「僕のお面を剥いだろ。そして僕の顔を見た。僕がともだちだと思うかい?」とにじり寄ってくるお面をつけたサダキヨ。

が、サダキヨが言うところの“お母さん”の声(響子には聞こえない)に急かされて別な部屋へ行ってしまう。

響子は部屋を出てキッチンを通りかかるとオムライスとシューマイを用意しているサダキヨに夕飯に誘われる。

サダキヨ「しんよげんの書は知ってるの?もうすぐあれに書かれている通りになるよ。“そして世界大統領が誕生するだろう”。」

と、いきなり電話がかかってきて、サダキヨが電話に出る。相手は校長で響子を捜しているという。響子は受話器をひったくって助けを請うがサダキヨに電話を切られてしまう。

サダキヨ「校長はドリームナビゲーターとつながっている。僕はいい者だ。聖母が降臨するから遠藤カンナに会わせてくれ。」

サダキヨは“お母さん”=ともだちの指令を伝えるパソコン、をバットで叩き潰す。

一方、カンナはサダキヨの連絡先を知るために職員室へ。そこで春川校長先生が一緒にサダキヨの家へ連れて行ってくれることに。

校長の車でサダキヨの家へ向うカンナだったが、実は校長がともだちの手先であることを知ってしまう。

校長はサダキヨへ電話。それで響子の居所をつかんだ校長は高須へ連絡。連絡を受けたドリームナビゲーター数人がサダキヨ宅へ押しかける。

玄関先にともだちの手先が押しかける中、サダキヨはこの家が“ともだち”の家の再現=ともだち博物館であることを響子に教える。そして自分はここの館長なのだと。

1番奥の部屋、ともだちの部屋。

机の横にランドセルが掛けてあり、本棚には図鑑や教科書がズラリと並んでいる。机の引き出しの中には、小学校時代の遠足の写真が。。

ケンヂ、マルオ、ヨシツネ、オッチョらが写った写真の中にいつも下をうつむいている帽子をかぶった少年=サダキヨ。

そしてサダキヨによるとどの写真にも“ともだち”が写っているのだという。

ケンヂの姉キリコの写真、、、そして“ともだち”の写真を響子に見せるサダキヨ。響子はそれを見てしまう。。「見・・・ちゃった・・・。」

サダキヨの回想・・・・。

ナショナルキッドのお面を付けたサダキヨは学校でいつもいじめられていた。

サダキヨは秘密基地を作っていたケンヂ達と友達になりたくて、ある日、秘密基地の中へ分け入っていく。すると、基地の中で少年(フクベエと思われるが、カツマタ君の可能性もあり)が1人よげんの書を読んでいる。

少年「ケンヂ君が考えたんだ。中に入って座ったら?僕もここのメンバーじゃないし・・・。いつもお面かぶってるけどとったら?顔見せてよ。」

お面をとるサダキヨ。

少年「ふーん、そんな顔してんだ。」

サダキヨ「ねえ、、、友達になってくれる?」

夏休みが終わる前に転校していったサダキヨ。

“そして中学のとき、僕は死んだ。”

誰からも無視された顔のない少年だった。中2のときに漫画雑誌を買うためにケンヂたちの住む町を久々に訪れたが、何人もの同級生とすれ違っても誰一人として気付いてくれる人はいなかった。“ともだち”に電話してみると、返ってきた答えは「キミ、死んだって噂が流れてるよ。」

“僕は、死んでた。”

そのため、ともだちのヴァーチャルアトラクションでケンヂやオッチョたちの顔は子供の頃の写真をもとにCGでプログラミングされたものだったが、サダキヨの顔だけは、もとになる写真もなかったので子供の体に現在の大人の顔がくっついていたのだ。

現在のサダキヨ「40年以上彼は友達だった。いつも僕の悩みを聞いてくれ、彼なしでは僕は何もできないことを教えてくれた。けど、彼はいつも僕にあーしろこーしろと言った。いつも僕のことを怒ってばかりいた。」「彼は僕の全てを知っている。でも、、、僕は彼のことを何も知らない。彼はいい者?悪者?僕を奴隷みたいにして・・・・。」

サダキヨはともだち博物館に火を放ち、響子とともに逃走。転校後も年賀状のやり取りをしていた当時の担任である関口先生のいる老人施設へ行く2人。

そこで先生は、遠足の時に唯一サダキヨが笑顔で振り返っている1枚の写真をサダキヨに手渡す。涙を流すサダキヨ・・・。

一方、校長から、カンナの父親は“ともだち”であることを教えられたカンナは、愕然とする・・・。

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