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2007年12月26日 (水)

夢のシネマパラダイス381番シアター:火サスは昼に見る!

チャイナタウン

Chchinatown025 出演:ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン

監督:ロマン・ポランスキー

(1974年・アメリカ・131分)NHK-BS

評価★★★★/80点

内容:ロスに事務所を構える私立探偵ギテスのもとに、ミセス・モーリーと名乗る女がやって来る。しかし、それは町を牛耳る大物ノアと対立しているモーリー氏に仕掛けられた罠だった。本物のモーリー夫人がギテスの事務所を訪れた直後、モーリーの溺死体が貯水池で発見される。調査を始めたギテスは、事件の背後に潜むノアがダム建設に絡む汚職の中心人物であると突き止めるが・・・。ポーランド人監督のポランスキーがアメリカで製作したハードボイルドの名作。

“フィリップ・マーロウが卑しい街の高潔な騎士と呼ばれているなら、ギテスはさしずめ卑しい街の狡猾な一匹狼といったところか。”

なぜに東欧の異邦人ポランスキーがハードボイルドの王道をいとも簡単に撮れちゃうんだろう・・・。

まぁもともとストーリーテラーではなく、シンボルやメタファーといったものを投影させていく映像表現と、特にモダンホラーで才を発揮する日常の演出描写とそこから滲み出てくる独特な雰囲気作りが不気味なほどに上手い監督だからなぁ。ハードボイルドは型が決まっているから逆にやりやすかったのかもしれないな。

個人的にはポランスキー映画は“女”で決まると思っているので、フェイ・ダナウェイの良し悪しがこの映画を左右するキーマンだと思ってたのだけど、その点でみるとフェイ・ダナウェイは二重丸。文句の付けようがありませんでした。妖しく孤独、そして悪魔的な狂気をはらんだ女性をフェイ・ダナウェイらしさも忘れずにうまく表現していたと思います。

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理由

00000589176 出演:ショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・キャプショー

監督:アーネ・グリムシャー

(1995年・アメリカ・102分)DVD

評価★★★/60点

内容:8年前、少女誘拐犯として死刑判決を受けたボビーの祖母が、死刑反対論者のポールに手紙を渡したことから意外な事実が判明する。的確な判断力とキレの良さで次々と謎を解いていくポールだったが・・・。予想をことごとく裏切る展開に目が点!?

“理由がどうであれ後味は、悪い。”

冒頭の討論会で博士はこんなことを言っていた。

白人が黒人を殺したケースと、黒人が白人を殺したケースとでは後者の方が7倍死刑になっていて、これは人種差別が背景にあるからだと。

そこで待ってましたといわんばかりに依頼が舞い込んでくる。しかも、黒人が白人を殺したケースである。

そしてここからハリウッドのお決まりパターンにはまっていくのかと思いきや・・・。そうなんだ(苦笑)。。。

だってハリウッドのこのての映画では、残忍で悪意をもった白人たちとその中で孤軍奮闘する善良な白人、そして社会的に虐げられたり疎外されたりしている貧しく貧相な黒人が助けを求めているというポジション配置が典型的パターンじゃん。

ま、要はこれをチャラにしたらこんなん出ましたぁということですかね。

その典型的パターンの映画を観すぎちゃってるからなぁオイラ・・・。

これが黒人が白人を殺したケースではなく、白人が黒人を殺したケースだったらまた別な感想を抱いたのかもしれませんが。。

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半落ち

Kwnwvtbmhe 出演:寺尾聰、柴田恭兵、原田美枝子、吉岡秀隆、鶴田真由、伊原剛志

監督:佐々部清

(2003年・東映・121分)2004/01/18・仙台フォーラム

評価★★★/60点

内容:半年前に若くしてアルツハイマーを発症した妻・啓子の看病のため刑事を辞職していた群馬県警の元捜査一課警部・梶聡一郎が、妻を自宅で絞殺したと警察署に出頭してくる。梶は、自分が自分でなくなる前に殺してほしいと妻に懇願され殺害に及んだのだと自白するが、広く敬愛されてきた梶の取り調べにあたった捜査一課の志木も困惑を隠せない。その上、梶は自首するまでの2日間について固く口を閉ざし続ける“半落ち”の状態。志木はこの完落ちしない梶の空白の2日間にこだわりつづけるが、スキャンダルに揺れる県警幹部は調書の捏造で事件の幕引きを謀ろうともくろむ・・・。

“半捨て”

ネタの半分は余計で捨てた方が良いという新業界用語、、ってか。ハハ。

ていうか、梶の周りを取り囲む検察、メディア、警察、親族の人間み~んな梶を助けたい一心!

なのに肝心の当の本人だけがどこ吹く風の知らんぷり状態。

配役も含めてこんな出来レース見たことない(笑)。

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激流(1994年・アメリカ・112分)Video

 監督:カーチス・ハンソン

 出演:メリル・ストリープ、ケビン・ベーコン、デビッド・ストラザーン

 内容:離婚を考えるゲイルは家族との最後の旅、リバーツーリングに出かけた。そこに現れた逃走中の凶悪犯。人質となった彼らの前には生存率10万分の1の激流下りが待ち構えていた・・・。

評価★★★☆/70点

言うことを聞かないイタズラ好きの悪ガキをケビン・ベーコンとジョン・C・ライリーが好演。さすがのストリープ母さんも手を上げるわよ!

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ゴスフォード・パーク

2002100 出演:マギー・スミス、マイケル・ガンボン、ボブ・バラバン、クリスティン・スコット・トーマス、ライアン・フィリップ、クライヴ・オーウェン

監督:ロバート・アルトマン

(2001年・アメリカ・137分)2003/01/09・恵比寿ガーデン

評価★★★/65点

内容:1932年イギリス。上流社会のパーティがウィリアム卿の邸宅であるゴスフォード・パークで行われ、ゲスト達は階上でお楽しみを満喫する一方、宴を支えるメイドたちは階下で多忙を極めていた。しかし、2日目の夜、主のウィリアム卿が何者かに殺されてしまう・・・。英国上流社会をシニカルに描いたアルトマンの群像劇。アカデミー脚本賞を受賞。

“殺人事件を扱っているのに、殺人が起こる前の方が断然見応えがある。”

はっきりいって殺人もその犯人捜しも決してこの映画の中で主ではない。どう見ても従の方だ。

一癖もふた癖もある35人もの登場人物をハウス・パークという限られた空間の中で動かすことが主であるわけで。

それゆえ、殺人が起こった後の展開には少し行き詰まり感も。

殺人という大きな転回点があった割りには尻を据えすぎで、もっと露わな人間関係をむき出しにしてヒートアップさせてほしかった。

2007年12月25日 (火)

レアル・マドリー狂想曲第39番:クラシコ勝利!!

071224_soc_real180 昨日バルサのカンプノウで行われたクラシコ!

アウェイの地で我が愛しのレアル・マドリーが敵地で4年ぶりの勝利の美酒に酔った。

1-0!!!バティスタのゴラッソでバルサを撃沈!!!

昨日の布陣は、、、、

バルサ4-3-3     ビクトル・バルデス

           マルケス       ミリト   

プジョル                           アビダル

                トゥーレ・ヤヤ

         シャビ             デコ

 イニエスタ                       ロナウジーニョ

                 エトー

 VS     VS     VS     VS     VS     VS

              ファンニステルローイ

                           ラウル

  ロビーニョ

            バティスタ          スナイデル

                 ディアッラ

 エインセ                             Sラモス

            カンナバーロ     ぺぺ

  

                 カシージャス

レアル変則4-3-3(4-2-2-2)

ロナウジーニョのところにイニエスタ、3トップ左にドスサントス、中盤デコの代わりにグジョンセンという布陣が有力視されていたが、蓋を開けてみればロナウジーニョとデコはやはりこの大一番には外してこなかったライカールト。

対するレアルは左ラテラルのマルセロをエインセに代えた以外はここ最近使われているベストメンバー。まぁ弱冠19歳のマルセロよりも断然エインセの方が攻守の安定感には優れているので、今のベストといえる布陣だろう。

グティは足首の故障で出番が危ぶまれていたが、なんとかベンチ入りにはこぎつけた。

2007122400000953reuspoview000 試合はバルサの単調な遅攻とごり押しの個人突破vsレアルの必死の堅守とカウンターという図式になったが、前半36分バティスタがニステルとのダイレクトワンツーから豪快なダイレクトボレーをゴール右上に叩き込んで先制!

カンプノウ、あっけにとられるまさかのレアルの先制点。

これで一気に沈黙するバルサ。

レアルを逆転するどころか追いつく力さえ持っていなかった・・・。

対するレアルの方が後半数々のチャンスを演出したが、なかなか決められず。後半終盤にはSラモスが足を痛めて少々焦ったが、ロスタイム4分なのに3分ちょっとでレフェリーがタイムアップの笛を吹いてくれて待望のクリスマスプレゼントを手にすることができた。

ちなみにバルサはカンプノウで2006年2月第1週の対アトレティコ戦に1-3で敗れて以来28勝6引き分けと負けなしを続けてきたが、ついにその記録も途切れた。

レアルが止めてやったのよ♪オホホホホホホホホホ♪

これでレアルは前半戦2試合残して首位での折り返しが決定!

現時点で2位バルサ(勝ち点34)とは勝ち点差7をつけている。

このままの勢いでいってくれたまえ。

またチャンピオンズリーグ決勝T1回戦の相手はローマに決まった。

相手にとって不足なし。絶対に勝つ!

アッラ・マドリー!!!                      

2007年12月19日 (水)

夢のシネマパラダイス380番シアター:心に染み入る人間ドラマ

海の上のピアニスト

35196 出演:ティム・ロス、ブルート・テイラー・ヴィンス、メラニー・ティエリー

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ

(1999年・伊/米・125分)1999/12/27・ピカデリー2

内容:1900年に大西洋上の船内で生まれ、一度も船を降りたことのない「ナインティーンハンドレッド」と名付けられた伝説のピアニストの人生が叙情的に綴られていく。

評価★★★★/75点

船酔いはしないが、カメラと画の旋律に酔う。

ナインティーンハンドレッドの生きざまとゴタクには酔えないが、ピアノの鍵盤と無限の才能とのハーモニーに酔う。

ようするに、ちょっとイイかんじで酔える。

でも、陸に降り立とうとする初めての所がNYというのは酷だよな。もっとのどかな港町だったら良かったのに。

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レインマン

Pic38 出演:ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ヴァレリア・ゴリノ、ジェリー・モレン

監督:バリー・レヴィンソン

(1988年・アメリカ・134分)DVD

内容:ロスで中古車販売をしているチャーリーは、父の葬儀に出るため故郷のシンシナティに向かった。父と憎み合っていたチャーリーに残されたのは、クラシックカー1台とバラの木1本だけで、300万ドルの遺産は自閉症で40年以上も病院に入ったままの実の兄・レイモンドのために信託基金にされているという。商売に失敗して金が欲しいチャーリーは、嫌がるレイモンドを無理やり病院から連れ出すが・・・。ベルリン国際映画祭作品賞、アカデミー作品賞、監督賞などを受賞。

評価★★★★/80点

重症患者だったのは実は、、、弟の方だった。

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ストレイト・ストーリー

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出演:リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク、ハリー・ディーン・スタントン

監督:デイヴィッド・リンチ

(1999年・アメリカ・111分)DVD

評価★★★★/80点

内容:アイオワ州の田舎町に暮らす73歳のアルヴィン・ストレイト。彼は、10年来仲違いをしている兄と和解するために、時速8kmのトラクターに乗り込み、6週間の長旅に出た。実話をもとにこういう映画とは最も遠い位置にあると思われていた鬼才デイヴィッド・リンチがなぜか映画化。主演のファーンズワースはこの映画の撮影後2000年10月に他界、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

“あのジイちゃんはトラクターに乗ってる間ずっとどんな事を考えてたのかな。鼻唄も歌っただろうな。時速8kmの世界。頑固だけど穏やかでゆるりとした風が自分の心にかかっていた曇り空をすっきり取り除いてくれました。”

時速8kmでなければ見えない世界でジイちゃんは何を見、何を考え何を感じたのだろう。

風が運んできてくれる雨と土と草の薫りを纏いながら・・・。

トラックの横風にあおられて帽子が後ろに飛ばされてトラクターを止めて拾いにいくシーンが1番好きだな。

ヨッコラせと運転席から降り、帽子を拾ってゆっくり戻ってまたヨッコラせと運転席に座る。フ~と一息ついてまた出発。このときの何ともいえない笑顔が心に残る。

うわぁっと立ちすくんじゃうような星空も印象的。今の時代、星空なんて見いへんからなぁ。

都会の光と地べたしか見てない自分、、、いつからこんなんなったんだ・・・?

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イン・アメリカ 三つの小さな願いごと(2002年・アイルランド/英・106分)DVD

 監督・脚本:ジム・シェリダン

 出演:サマンサ・モートン、パディ・コンシダイン、ジャイモン・フンスー、サラ・ボルジャー

 内容:売れない俳優とその妻、幼い姉妹の一家がアイルランドからNYに移住してきた。夫婦は長男を亡くした過去に苦しんでいたが、無邪気な姉妹と隣人の画家との出会いが一家に奇跡をもたらす・・・。名匠ジム・シェリダンが実体験をもとに綴り、アカデミー賞で脚本賞ほか3部門でノミネートされた感動ドラマ。

評価★★★★/75点

“サリヴァン一家への三つの小さな願いごと。”

アリエルに良い遊び相手が見つかりますように。

ジョニーとサラが少しでも社会から必要とされますように。

サリヴァン一家にこれからもささやかな幸せが訪れますように。

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かくも長き不在(1960年・フランス・98分)NHK-BS

 監督:アンリ・コルピ

 出演:アリダ・ヴァリ、ジョルジュ・ウィルソン、ジャック・アルダン

 内容:パリ郊外でカフェを営むテレーズは、ある日、店に立ち寄った一人の浮浪者を見て驚愕した。その男は、第2次世界大戦中にナチスに拉致されたまま帰ってこない夫・アルベールにそっくりだったからだ。記憶を喪失しているその男を自分の夫だと確信したテレーズは、彼の記憶を呼び戻そうと努力を続ける・・・。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。

評価★★★★/80点

ホントに夫なのかという点に邪推と興味をもって観ていたのだが、そんなのは途中からどうでもよくなってくる。

必ず思い出すという確信、きっと思い出すという希望、いつかは思い出すというあきらめ、思い出したくないことまで思い出すという絶望、思い出すまで待つという愛。

ホントの愛。

アリダ・ヴァリ。

かくも深き愛慕と喪失にただただ凝視するだけの自分。

人間とはかくも弱き存在なのだ、と同時にかくも強き存在にもなりえることをテレーズ(アリダ・ヴァリ)を通して深く心に刻み込んだ。

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ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年・アメリカ・108分)DVD

 監督:ウール・グロスバード

 出演:ミシェル・ファイファー、トリート・ウィリアムズ、ウーピー・ゴールドバーグ

 内容:7歳のビンセント、3歳のベン、そして赤ん坊のケリー。3人の子供を持つ母親べスは、同窓会会場でベンを何者かに連れ去られ失踪してしまう。9年後、偶然にもベンを発見、家族の一員として受け入れようとするのだが・・・。子供の幸せとは何かを鮮やかに描いた人間ドラマ。

評価★★★☆/70点

M・ファイファーから生活臭が感じられないのがイタイが、焦らず急がずの丁寧な筆致と描写にひとまず助けられている。

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シベールの日曜日(1962年・フランス・116分)NHK-BS

 監督・脚本:セルジュ・ブールギニョン

 出演:パトリシア・ゴッジ、ハーディ・クリューガー、ニコル・クールセン

 内容:戦争の後遺症で記憶を失ったピエールの前に、父親に見捨てられた12歳の少女シベールが現れる。彼らは日曜日になると池のほとりで無邪気な逢瀬を楽しんだ。しかし、ピエールを変質者扱いする大人たちが、そんな2人を引き裂こうとする・・・。アカデミー外国語映画賞、ヴェネチア国際映画祭特別賞を受賞。アンリ・ドカエのモノクロ映像が印象的。

評価★★★☆/70点

“森の樹だけが、知っている。”

池の水面にゆらめき映る2人の姿が非常に印象的。

水面に石を投げればさざめく波間に一瞬で消えてしまう、そんな儚く繊細な2人の魂の会話が映画が終わった後も耳から離れない・・・。

2007年12月15日 (土)

夢のシネマパラダイス378番シアター:マグノリア

T0000010 出演:ジュリアン・ムーア、トム・クルーズ、メリンダ・ディロン、フィリップ・シーモア・ホフマン

監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン

(1999年・アメリカ・187分)DVD

評価★★/40点

内容:ロス郊外の街、サンフェルナンドバレーに住む12人の男女。一見、何のつながりもないように見える彼らに起きる偶然と不思議な巡り合わせ。やがて彼らに衝撃的なある出来事が降りかかってきて・・・。ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。

“189分間至るところでFU●K、FU●K、FU●K、FU●K、、、さすがに気分も萎えるよ・・・。”

しっかし、ジュリアン・ムーアを例にとっても、最初は財産目当てでジイさんと結婚したけど今では好きになってしまったの、だから財産いらない、ていうか夫を失くす悲しみと孤独と自らの罪に耐えられそうもないから死んじゃいます・・・とまぁそんなこと言われてもあんな浅い描き方じゃ、ふーーんそうなのどうぞお好きにとしか言えへんよ。

どのプロットもそういうかんじ。

過程がないからどうしても彼らの苦しみが伝わってこない。過程とはつまり過去ということになるのだけども、あれだけ人数詰め込んじゃうと、もうカエルに頼らざるをえないよなぁ・・・(笑)。

だから、T・クルーズの長ったらしいお説教授業もホント長ったらしいだけ。

過去を何か引きずっているなとは予想できるものの、それが予想通りハイと提示されても、あっそうとしか言えへんよ。

だからさぁ、、カエル使うのはズルイって~~!

シャマランもビツクリ。

今思い返しただけでも笑いがこみ上げてくる。

あ、でも実際にあったんだそういうことが。

、、、だから何なの?分からん・・・。

2度目?見ないよ。

2007年12月14日 (金)

欧蹴球狂想曲第29番:クラブW杯浦和vsミラン

794e825b849b74225b192126bd072b1bo 昨日横浜国際総合競技場で行われたトヨタ・クラブW杯準決勝、浦和レッズ-ACミラン戦は、ミランが後半23分にセードルフのゴールを守りきり、1-0でミランがボカとの決勝に駒を進めた。

Jリーグ発足から15年目にして、日本のクラブが世界を代表する欧州のビッグクラブと初めて真剣勝負するまさに日本サッカーにとっては記念すべき試合。

相手は創立から108年の歴史を誇り、セリエA17回、欧州チャンピオン7回などを誇るACミラン。

スペインといえばレアル、バルサ。イングランドといえばマンU、リバプールが歴史と伝統と名誉を誇るレジェンドともいえるビッグクラブだといえるが(アーセナル、チェルシーはまだその域ではない)、それがイタリアとなるとユベントス、インテル、そしてミランとなるわけで、欧州レジェンド7とオイラは勝手に命名するが、この7チームの中にミランは必ず入ってくる。それほど凄い歴史を積み重ねてきたビッグクラブなのである。

このまえ鹿島が悲願の10冠を達成したけど、そんなのミランからしてみたら屁のようなもんで(笑)、ちなみにミランは現在国内だけで22冠!

チャンピオンズリーグやトヨタカップなどの国際カップ戦で12冠!

34冠!

いかに凄いか分かるやろ。

国際カップ戦で12冠ってホント凄いことで、浦和がアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝したけど、それで1冠。これをあと11回達成するまでにいったい何十年かかるんだっちゅう話。11連覇するとしたって(笑)最低11年かかるわけだから・・・いかに歴史が違うかってのが分かるもんだ。

でも、裏を返していえば、Jリーグ発足15年でこのような舞台に立てたというのは実は大事件だし、かつてJのお荷物クラブと揶揄された浦和がその舞台に立っちゃうというのももの凄い事件なわけで。

いわば地球温暖化が加速する以上の速度で進歩し進化してきたこの15年の日本サッカーの歩みが確実に実となっているのも確かなわけで、さらにこれから15年先には明るい確かな未来が待っているのだと思うと、昨日の試合は日本サッカーの新たなスタートラインともいえるのではないか、、、とそんな大仰なことを真剣に言えちゃうような、それくらいミランと日本のクラブが国際マッチを戦えるというのはバカデカイことなのです。長々と。

Jリーグ100年構想はもはや夢ではなく、現実のものになろうとしています。いや、しなければならない。

と前フリはこれくらいにして、昨日の試合。

はい、スタジアムは世界レベルでした。浦和サポの声援やミランへのブーイングも含めて。まぁ埼玉でやってくれればもっとミランにとってはアウェイ感を出せたと思うんだけど。

が、当の試合は、そして浦和とミランとの差は、、、、世界との差は歴然!

昨日の浦和がヨーロッパでいえばどこらへんのレベルや位置にあるのかなと個人的査定をさせてもらうと、セリエAでいえばよく見積もって降格圏内をさまようあたり。例えばレッジーナ、リボルノ、シエナ、カリアリ、ジェノアあたりか。

イングランドでもまあ同様の位置で強いていえばサンダーランドあたりかなぁ・・。

スペインではちょっと1部では無理だろうね浦和は。いかんせん守備力は高いからイタリアでは勝ち点をちょこちょこと稼げるだろうけど、攻撃志向が強いスペインではまず無理。いの1番に降格だろう(笑)。

Jリーグでも有数の選手層を誇り、Jのビッグクラブともいえる浦和でも悲しいけどそういうレベルだね。それが今の現実。

まぁスコットランドあたりならなんとかやれるかもしれないけど、3大リーグ(スペイン、イタリア、イングランド)では到底かなわないレベル。

浦和にとってはホーム同然、ミランにとっては移動距離数万km(?)というアウェイという舞台で、自陣にこもるばかりで守備は健闘しつつも攻撃面で全く歯が立たない状態・・・。後半開始して、これは浦和は1点も取れないなと確信しました。

攻守に渡る局面での個の歴然とした差は1-0という以上のものがあったと思います。

長谷部が試合後に、「あの1点は5点、10点の重み」という言葉を残してたけど、全くその通りでしたね。

正直凄っごいレベルの差ですよ。

ま、そんなの当然といえば当然なんだけどさ。

さっきも言ったように歴史が違いすぎるわけだから。

でも、これがスペインのチームが相手だったら浦和もちょっとは攻めれたかもしんないけど、もうミランは憎たらしいほどイタリアらしいサッカーというか、ポジショニングバランスも大して崩さず、こういっちゃなんだけど浦和相手になぜにあそこまで慎重にいくのか(笑)。。。

でもそれがイタリアなんだよね。それがイタリアのサッカーなのだから。

クラブW杯が始まって南米勢に苦杯をなめている欧州勢。ミランvsボカ。

結果はともかく浦和戦のようにディフェンシブで地味な試合じゃなくて、面白い試合を頼むで。

来年は我が愛しのレアル・マドリーがヨーロッパチャンピオンとして出場するぞーー!

2007年12月13日 (木)

夢のシネマパラダイス377番シアター:愛すべき笑いの世界。。。

ブルース・オールマイティ

Pcbg50548 出演:ジム・キャリー、モーガン・フリーマン、ジェニファー・アニストン、フィリップ・ベイカー・ホール、リサ・アン・ウォルター

監督:トム・シャドヤック

(2003年・アメリカ・101分)2003/12/29・MOVIX仙台

評価★★★★/80点

内容:TVの三面記事レポーターのブルースが日頃の不満を神様にぶつけると、そこに神様が現れ、1週間だけ全能の力を貸すと言う。その力でわがまま放題のブルースだったが、おかげで恋人グレースに愛想をつかされてしまう・・・。ジム・キャリーお得意の過剰な演技が炸裂するヒューマンコメディ。

“1日目、神は誤って天才とバカをひとつにされた。”

2日目、神は誤って変幻自在のゴム顔とマシンガンのごとく言葉が出てくる口をお作りになった。

3日目、神は誤ってくどすぎる毒気をおかけになられた。

4日目、神は誤って日と月と星にまでブッ飛ぶような過剰なハイテンションをお作りになった。

5日目、焦りなされた神は空の鳥と海の魚も慕って寄ってくるような人の良さをお作りになった。

6日目、こうして世にも珍しい動物ジム・キャリーが出来あがった。

7日目、神はお休みになり、かわりに人間ネタ製造機と化したジム・キャリーが天と地に幸せをお与えになった。

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アダプテーション(2002年・アメリカ・115分)2003/09/19・シネマライズ

 監督:スパイク・ジョーンズ

 出演:ニコラス・ケイジ、メリル・ストリープ、クリス・クーパー、ブライアン・コックス、ティルダ・スワントン

 内容:「マルコヴィッチの穴」のS・ジョーンズと脚本のチャーリー・カウフマンが再びコンビを組んだ奇想天外コメディ。「マルコヴィッチの穴」が大当たりしたチャーリー・カウフマン(N.ケイジ)は次の企画に取り掛かる。それはニューヨーカー誌の記者スーザン・オーリアン(ストリープ)が、フロリダで蘭の不法採取をしていたジョン・ラロシュ(クリス・クーパー)について書いたノンフィクションの脚色だった。が、アイデアが浮かばず全くペンが進まない・・・。そんな中、居候している弟ドナルド(N.ケイジ)が脚本家になりたいと言い出し、マッキー(ブライアン・コックス)の脚本講座を受け、あれよあれよという間に脚本家デビューを飾ってしまう。。。

評価★★/40点

“えっ?え、なに?うっそぉ。。オレ、、、え、、、?ドッペルゲンガーじゃなかったの???”

ドナルドってずっとチャーリーの分身だと思って見てたっけば、、、フツーに兄弟かいっ!

終盤になってそれがようやっと分かり、そのことに1番ビックリというか・・・。

黒沢清の「ドッペルゲンガー」の記事をキネ旬で読んでいたせいで、とっさにこれもドッペルゲンガーだと思い込んじゃったんだよなぁ、これがまた・・・。先走りして勘違いしちまったよ。

う~む、何の予備知識もなしで観に行ったのが凶と出たかんじ。いや、「マルコヴィッチの穴」のコンビってのは知ってたけど、敢えて頭スッカラカンにして観た方がいいかなと思って。

でも、正直途中からついて行けなくなった、、いや、ていうかついて行きたくなくなったというのが正直なところかも(笑)。。。

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天使にラブ・ソングを・・・

60378 出演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、ハーヴェイ・カイテル、キャシー・ナジミー

監督:エミール・アルドリーノ

(1992年・アメリカ・100分)Video

内容:カジノのクラブ歌手デロリスは、地域の顔役で彼女の愛人でもあるヴィンスが組織の裏切り者を殺す現場を目撃してしまった。警察へ駆け込んだデロリスは修道院にかくまわれることになり、新米尼僧として迎えられる。厳格な修道院長の高圧的な態度にもめげず、聖歌隊のリーダーを引き継いだデロリスは、歌のレパートリーにソウルやロックのナンバーを加え始め・・・。

評価★★★★/80点

“音楽こそが世界を救う!”

神の名をかたって戦争はすれど、音楽で戦争することはないからな。

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スクール・オブ・ロック

School_of_rock 出演:ジャック・ブラック、マイク・ホワイト、ジョーン・キューザック

監督:リチャード・リンクレイター

(2003年・アメリカ・110分)2004/05/02・MOVIX仙台

評価★★★★☆/85点

内容:バンドを追放されてお金に困ったギタリストのデューイが、友人になりすまして名門小学校の代用教員に。彼は校長の目を盗んで生徒たちにロックを教え、バンドバトル出場を目指す・・・。

“カエルの歌の一人三重奏やるから俺もメンバーに入れてくれ!”

この映画はぶっちゃけ主人公デューイ=ジャック・ブラックのマスターベーション映画なのだが、ラストまで貫き通した自己チュー徹底ぶりは逆に潔くてアッパレ。

ジャック・ブラックはあれだな、駆け出しの若手芸人にも対抗意識を燃やすくらい笑いに対して貪欲で、カメラが回っていようがいまいが関係なくしゃべくりまくる明石家さんまと同じにおいを感じる。

さんまさんの番組も2時間までだったら腹いっぱい楽しめるけど、四六時中だったら疲れるだろうな(笑)。だからこの映画でのジャック・ブラックのムサ苦しい演技も100分ちょいでちょうど良いというかギリだろうな。

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ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988年・アメリカ・108分)NHK-BS

 監督:チャールズ・クライトン

 出演:ジョン・クリース、ジェイミー・リー・カーティス、ケビン・クライン

 内容:ロンドンの宝石店から盗まれた1300万ポンドのダイヤをめぐる4人組強盗団の騒動を、ブラックユーモアとスラップスティックを同居させて描いたコメディ。

評価★★★/60点

ロシア語でガンガン攻めて弱らせてからでないと逆にこっちが喰われちゃいそう・・・。

喰うか喰われるか、恐るべしワンダ、いや、ジェイミー・リー・カーティス!

20世紀少年再読⑨

久々に更新です。第9巻。

首吊り坂の屋敷で、テルテル坊主のシーツの中に入っている2人の少年は誰なのか、、、。

片方はともだち!?

「ヴァーチャルアトラクションの中で“ともだち”の顔を見たら殺される。」ヨシツネはなんとかヴァーチャルアトラクションの電源を強制終了させて小泉響子を救出しようとするが、、、シーツをめくろうとする響子。

と、その寸前で屋敷の中に戻ってきた少年のヨシツネに腕をつかまれる。「見ちゃだめだよ。」

その時、2階からケンヂとオッチョが「で、、出たぁーー!」と叫びながら一目散に階段を駆け下りて来て逃げていく。するとテルテル坊主の中の2人もサッと逃げていく。

翌日、テルテル坊主の中に隠れて話していた2人組の正体についてヨシツネは片一方はサダキヨだと響子に告白する。

つま先が緑の上履きを履いていた右側の少年が一学期に転校してきたサダキヨ。左側の少年はフクベエか・・・。

響子とヨシツネは学校の屋上で宇宙人と交信しているというサダキヨのところへ向う。

屋上で空に向って両手をひろげているナショナルキッドのお面をかぶったサダキヨ。と、その後ろから忍者ハットリくんのお面をつけた“ともだち”が。。。

「よく、、、ここまでたどり着いたね。ヴァーチャルアトラクションのボーナスステージ。」

響子「取りなさいよそのお面。いつまでそんなお面かぶって卑怯なマネしてんのよ。お面取りなさいよ。」と言いながら“ともだち”に詰め寄っていく。

「お面とったら、友だちになってくれる?顔を見せたら、、、友だちに、、、なってくれる?」

ヨシツネ「見ちゃダメーー!」と手で響子の顔をさえぎる。(ヨシツネはこのシーンで目をつぶっている)

しかし響子はお面をとったともだちの顔を見てしまう、、、、(この時の顔は第10巻で現在の大人のサダキヨの顔に合成されていたことが分かる。これは単純にともだちの正体を隠すためともとれるが、後にのっぺらぼうとなって出てくる少年ともあわせて考えると、死んだことにされた少年=顔のない少年=存在しない少年=カツマタ君である可能性が高い)

響子「ギャあああああああああああーーーーーーー!!!」

、、、、と、ヨシツネがヴァーチャルアトラクションの電源を強制終了させて、響子をボーナスステージから帰還させる。

ともだちランドの宿舎のベッドの中でうつろな目で横たわっている響子は何かを呟く、、「思い出せない。。でも見たのよ。とてつもなく恐ろしい、、、この世のものとは思えない、恐ろしい何かを・・・」

一方、カンナは蝶野とマライアを連れてカジノに殴りこみをかけ、ラビット・ナボコフというカードゲームで数十億もの大勝!

カンナはこの勝ったお金をマフィア連中に全部あげるかわりに、夜明けの5時に旧区役所跡広場に来て!と頼む。

ローマ法王暗殺を阻止するために・・・。

蝶野、マライアのやって来るわけないという言葉に反して、マフィアやホームレス連中が集結し、その後、新宿歌舞伎町2丁目の教会に集まる。

仁谷神父に“ともだち”の狙いと事の真相を話すカンナ。

時は遡り、2002年。病床にあるモンちゃん。

集めた資料の中に、“しんよげんの書”のコピー数ページが。

「続きがあったんだ、、、よげんの書に、、、」

“2014年、新宿の教会で集会が開かれ、そしてまた悪夢のような世界が始まるだろう。集会で救世主は正義のため立ち上がるが、暗殺されてしまうだろう。万博バンザイ。万博バンザイ。人類の進歩と調和。そして世界大統領が誕生するだろう。”

この“しんよげんの書”を誰が書いたのかは不明で、差出人不明の封書がモンちゃんのもとに届いたのだという。

そして、モンちゃんはその2日後、病院から姿を消した・・・。(2014年時点ではモンちゃんは亡くなっているらしい。ユキジがお墓参りに行っているので。)

2014年。歌舞伎町の教会に中国、タイのマフィア連中やホームレスが中に入りきれないほどやって来る。

さらにタイマフィアのボス、チャイポンと中国マフィアのボス、王暁鋒までやって来る。

カンナは、ローマ法王がともだちに暗殺されたら、血の大みそかの首謀者にケンヂおじちゃんがでっち上げられたように、すべてマフィアのせいにされ、ズタズタに根絶やしにされてしまうだろうと警告。

カンナ「お願いだから、あたしと一緒にローマ法王を守って!」

と、ともだちの手下であるホクロの巡査がカンナをショットガンで撃ち殺そうとする、、、引き金を引く寸前、オッチョがすんでのところでカンナの前に立ちふさがる。

そして、ホクロの巡査があらぬ方向から撃たれて死ぬ。

撃ったのは、海ほたる刑務所の囚人番号13番・田村マサオだった。

マサオ「この文章の謎はこれで解けた。が、しんよげんの書の一節がどうしても分からない。」

“聖母が降臨するとき”“天国か地獄のどちらかをたずさえてくるだろう。”

「カンナの母親だ!!」と叫んだマサオはともだちのヘリで何処かへ飛んでいく・・・。

2007年12月 8日 (土)

夢のシネマパラダイス373番シアター:心に残る顔

アバウト・シュミット

Aboutschmidt_150_212_2 出演:ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ、ダーモット・マルロニー、ホープ・デイヴィス

監督・脚本:アレクサンダー・ペイン

(2002年・アメリカ・125分)2003/05/29・MOVIX仙台

内容:66歳で会社を定年退職したシュミット。しかし、仕事がない日々をどう過ごしていいか分からない。さらに、妻の他界、娘の結婚と、彼に孤独をもたらす出来事が続く。自分が今まで築き上げてきたものは何だったのか?旅に出たシュミットは、自らの人生を振り返っていく・・・。

評価★★★★/75点

オープニング、退社時刻午後5時をボォッと待つ魚の死んだような顔のドアップ。

ラスト、干からびた顔につたう涙。

それはこの映画の中で初めて生きている証を見せた瞬間だった。

そしてこれからも生きていこうとする証。

荒涼とした砂漠で今にも死にそうだったお魚に、狭いところだけど自由に泳げるだけのささやかなオアシスが現れた。

口をパクパクしながらまぁなんとかシブとく生きていくでしょう、あのジイさん。

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カイロの紫のバラ

Cairo_r1_c2 出演:ミア・ファロー、ジェフ・ダニエルズ、ダニー・アイエロ、エド・ハーマン

監督・脚本:ウディ・アレン

(1985年・アメリカ・82分)NHK-BS

評価★★★★/80点

内容:1930年代の不況下、失業中の夫に代わってウェイトレスとして働くセシリアの唯一の楽しみは、大好きな映画を繰り返し見ることだった。ある日、またも同じ映画を食い入るように見ていたセシリアは突然、画面の中の主人公のトムから、「君はもう5回も見ているね」と話しかけられる。しかも、トムはスクリーンからこちら側に出てきてしまい、2人は現実の世界で恋に落ちた。しかし、各地の映画館でトムの抜け出し事件が頻発し、映画会社はトム役の俳優を動員して、彼をスクリーンに連れ戻そうとする・・・。ウディ・アレンが映画への愛情を注ぎ込んだファンタスティックなラブコメ。

“映画を観てるときの自分の顔を調べてみた・・・”

一様に目がデカくなっていた・・・。。

しかも口をポカンと開けていた・・・。。

どうやらオイラはセシリアみたいなキラキラした顔にはなっていないようだ。

でもいいのだ!楽しければ感動できれば泣ければ笑えれば考えられれば、ね。

映画の世界に浸っているときは心の中はいつもキラキラだから。

クッサー・・・。(о∑(о`;)ドゴッ!!

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めぐりあう時間たち

Thehours 出演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、エド・ハリス、トニ・コレット、クレア・デーンズ

監督:スティーブン・ダルドリー

(2002年・アメリカ・115分)2003/05/26・ピカデリー2

内容:1923年ロンドン郊外のリッチモンド、病気療養のため夫と引っ越してきた作家のヴァージニア・ウルフは「ダロウェイ夫人」を執筆し始める。1951年ロサンゼルス、自宅のベッドで「ダロウェイ夫人」を読んでいる主婦ローラ・ブラウン。2001年ニューヨーク、“ダロウェイ夫人”と呼ばれている編集者クラリッサ。一見幸福なものの心の奥に葛藤を抱える彼女たちは、痛みを伴ないながらも自分らしい人生を選択していく。3つのドラマが交錯する緻密な構成と3大女優の名演が目を引く秀作。

評価★★★☆/70点

“誰が悪いというわけではない。ただ光の射す方へ行きたかっただけなんだよね。”

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灰とダイヤモンド

Dia 出演:ズビグニエフ・チブルスキー、エヴァ・クジジェフスカ

監督・脚本:アンジェイ・ワイダ

(1958年・ポーランド・102分)NHK-BS

内容:対独戦終了直後の、ロンドン派と共産派が対立するポーランド。ロンドン派に属するマチェックは、共産党要人暗殺の命を受け、2人の誤殺を経て暗殺に成功した。その間、女と時を過ごし愛を語ったり、共に戦って死んだ多くのレジスタンスの仲間たちを想ったりしていたマチェックだったが、町を離れる折に衛兵に発見され、町外れのごみ捨て場で死の時を迎える・・・。レジスタンス活動に生きて悲惨な末路を迎える若いテロリストの姿を描いたドラマ。「世代」「地下水道」とともにアンジェイ・ワイダのレジスタンス3部作として有名。

評価★★★/65点

ポーランドの分裂したレジスタンス運動とそれゆえの悲劇という背景と苦悩をある程度知っていないとツマラナイかも・・・。

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ミッドナイト・エクスプレス

Szyenkhmf 出演:ブラッド・デイヴィス、ランディ・クエイド、アイリーン・ミラクル、ボー・ホプキンス、ジョン・ハート

監督:アラン・パーカー

(1978年・アメリカ・121分)NHK-BS

内容:1970年、トルコのイスタンブール空港から2キロの麻薬を持ち出そうとしたアメリカ人の学生ビリーは、麻薬不法所持の現行犯で逮捕され、現地の刑務所に投獄される。裁判の結果、ビリーは懲役5年の判決を受ける。暴力が横行し人間以下の扱いしかされない獄中生活を模範囚として3年半過ごしたビリーだったが、なぜか裁判がやり直され、刑期が変更されてしまう。その耐え難さにビリーはついに脱獄を決意する・・・。アメリカ人青年ビリー・ヘイズが異国で体験した実話の映画化で、脚本を担当したのはオリヴァー・ストーン。

評価★★★/70点

主人公に半ば同情の余地がない中で、実に粛々として描き出されていく絶望描写に、観てるこっちはまるでもうどうでもよくなってくる気持ちにさせられる。

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バートン・フィンク

3171 出演:ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマン、ジュディ・デイヴィス

監督・脚本:ジョエル・コーエン

共同脚本:イーサン・コーエン

(1991年・アメリカ・116分)NHK-BS

内容:1941年のNY。社会派劇作家のバートン・フィンクは、庶民を描いた芝居の成功により一躍有名人となりハリウッドに招かれた。みすぼらしく奇妙なホテル・アールにチェックインしたバートンは、隣室から聞こえてくる不気味な笑い声が気になり、声の主チャーリーに苦情を言うが・・・。カンヌ国際映画祭で作品賞ほか3部門を受賞。

評価★★★/65点

“ひげ剃りてぇ・・”

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フェイス/オフ

Face_off2 出演:ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン、ジーナ・ガーション

監督:ジョン・ウー

(1997年・アメリカ・138分)1998/03/02・仙台第1東宝

評価★★★★/80点

内容:テロリストとそれを追うFBI捜査官が、互いの顔を入れ替えて戦うことになるという異色のハードアクション。FBI捜査官のショーン・アーチャーは、凶悪なテロリスト、キャスター・トロイを大捕物の末に逮捕した。ところが、キャスターが逮捕直前にロサンゼルスを壊滅させるほどの時限式細菌兵器爆弾を仕掛けていたことが判明し、焦るFBIはショーンに極秘命令を下す。それはキャスターの顔の皮膚を移植して彼になりすまし、キャスターの弟に接近して爆弾のありかを聞き出せというものだった。。。

“トラボルタさん、自分の顔を見てみっともないアゴだとブチキレないで下さい(笑)。”

天使の微笑と悪魔の高笑い、、、喜怒哀楽を善と悪で合わせ鏡のごとく同一人物の中で演じ分けなければならないところは、ジキル&ハイドに近いものがあると思うのだが、抑制と解放の二面性に十分な説得力をもたせたニコラス・ケイジとジョン・トラボルタにまずは拍手。

冒頭の神父姿でハレルヤ♪を絶叫するハイテンションキャラはお手のもののニコラス・ケイジだが、彼は「リービング・ラスベガス」のドン底人間から「ザ・ロック」の開き直りヒーロー、そして「コン・エアー」での身重の妻を暴漢から守るため殺人を犯してしまう男まで、限りない躁状態と底知れぬ鬱状態の振り幅が異様に広い役柄を演じ切ることができる非常に(異常に)稀有な俳優である。

一方のジョン・トラボルタも、「パルプ・フィクション」の濃ゆぃぃチンピラ役から「ブロークン・アロー」の悪役、かと思えば「マイケル」での天使や「フェノミナン」の素直な善人まで、善悪両面においてなりきれる役者であり、この2人の組み合わせは見事なキャスティングだったといえよう。

しかしなにより、「ジキル&ハイド」に二丁拳銃を持たせたキレのある壮絶アクションと、FBI捜査官と非情なテロリストの顔が入れ替わるという荒唐無稽なストーリーとをものの見事にかけ合わせたジョン・ウー節に脱帽するほかない。

「オズの魔法使い」の主題歌“オーバー・ザ・レインボウ♪”をバックに繰り広げられるド派手な銃撃戦!

壮絶なバイオレンスと流麗なスローモーションの融合もシビレる出来栄えで、さらにそこに善玉vs悪玉の構図が逆転してしまうという心理サスペンスも加わるとあれば、これはもう純粋に楽しめてしまう痛快作に身をゆだねるしかなかろう。

とにかくあっという間の140分だった。

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(2000年・日本・123分)2000/08/19・テアトル新宿

 監督:阪本順治

 出演:藤山直美、豊川悦司、國村隼、大楠道代、牧瀬里穂、中村勘九郎

 内容:吉村正子は、クリーニング店を営む母親を手伝うサエない35歳の女性で、恋人はおろか友人さえもいない引きこもり女。そんなある日、母親が急死。通夜の晩、ホステスをしている妹・由香里がいつものように忌み嫌う正子に向かって罵声を浴びせると、プッツンした正子は由香里を絞殺してしまう。我に帰った正子は香典袋を鷲づかみにして外の世界へ飛び出していく。そして流れ流れてたどり着いた先は九州別府のスナックだった・・・。

評価★★★★/80点

“力士!!”

しかも横綱級!

藤山直美の演技。いや、存在そのもの。

舞台で直にいろいろな顔を見せてくれる藤山直美だが、この映画でスクリーンから見せた顔のインパクトと存在感には敵わない。

最強です!

2007年12月 2日 (日)

夢のシネマパラダイス370番シアター:cinema慰霊大社第36柱/いまいちアクション館

cinema慰霊大社とは、オイラが今まで観てきた映画の中で、今後再見する可能性が極めて低い映画たちが怨霊となって祟りを成さないように祀って封印するための施設である。なお、合祀は日々続けられている。。

祭神名票No.49:ザ・メキシカン(2001年・アメリカ・123分)MOVIX仙台

 監督:ゴア・バービンスキー

 出演:ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ボブ・バラバン、J・K・シモンズ

 内容:組織の下で働いているジュリーは恋人のサマンサと喧嘩ばかりで、とうとうある日ジュリーは家を追い出されてしまう。仕方なくそのまま組織に命じられたとある拳銃を求めてメキシコへ。が、その拳銃とは呪いがかかっているという伝説の“メキシカン”だった。一方、サマンサはラスベガスへ向かう途中で助けてもらったリロイと名乗る男と親しくなるが、彼の目当てもまた“メキシカン”だった・・・。

評価★★/45点

呪われしものがとにかくお好きなのは分かったからさ、好きなら好きなりにちゃんと描いてもらわないと単なるお遊び感覚でやられちゃうと観る側としては相当フラストレーションが溜まっちゃうわけよ。。

ま、パイレーツ・オブ・カリビアンは大好きだけどさこの監督。

でも明らかにこれは次元が低いというか素人っぽいというか・・・。せっかくの夢の2大スター共演もこれじゃ宝の持ち腐れやわ。

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祭神名票No.50:クローサー(2002年・香港・111分)WOWOW

 監督:コーリー・ユン

 出演:スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク、ソン・スンホン、マイケル・ワイ、倉田保昭

 内容:“電脳天使”と呼ばれる美しき姉妹、リンとクワンは生粋の殺し屋。女性刑事のコンに執拗に追われる2人だったが、会社社長暗殺事件をきっかけに、3人は暗殺を依頼した黒幕から命を狙われることになる。2人はコンと手を組み敵との決戦に挑む!

評価★★★/65点

“喜んでパシリしてぇーー!”

ビデオも撮りてぇーー!

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祭神名票No.261:ディック・トレイシー(1990年・アメリカ・105分)NHK-BS

 監督:ウォーレン・ベイティ

 出演:ウォーレン・ベイティ、マドンナ、ダスティン・ホフマン、アル・パチーノ

 内容:街を牛耳る悪党ビッグ・ボーイの殺人事件を捜査する粋な刑事トレイシーは、少年キッドを助手にして事件の核心に迫っていく。赤、青、黄色などの6原色で構成されたマンガチックな映像世界が独特なファンタジーワールドを一応醸し出してはいる。。

評価★★/40点

アル・パチーノのビッグ・ボーイや、ダスティン・ホフマンのブツクサなど各キャラは面白いのだが、いかんせん救いようのないストーリーにオイラも機関銃ぶっ放したい気分。

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