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2007年11月27日 (火)

20世紀少年再読⑧

今回は第8巻です。

2000年12月31日、大晦日。

東京を細菌をばら撒きながら破壊していくロボットに、ケンヂがダイナマイトを積んだトラックで突進していくところで終わった7巻のつづき。

ケンヂはロボットの下からダイナマイトを持って操縦席へよじ登っていく。

操縦席にはマネキンが座っていて、その横のモニターに忍者ハットリくんのお面を付けた男が映る。

ケンヂ「おまえ、、、さっき、ビルから落ちたのは、あれはやっぱりニセモノ、、、。」

と、ロボットの目前に、“ともだち”が乗り込んだ(大阪万博で有名な)太陽の塔のモニュメントが現れる。

そして、その上に“ともだち”(お面の男)が姿を現し、お面を取る。

その男の顔は、、、「お、お前は、、、」とケンヂが驚愕の表情を浮かべるが、これはケンヂの知っている人物、すなわちフクベエ(ただこの人物は20世紀少年再読③で述べたように、フクベエの顔をしたカツマタ君の可能性がある)とみるのが妥当だろう。

、、、そして直後、大爆発が起きた。カンナが蝶野に語った話によればその後、その一面が大慌てで埋めつくされたという。証拠を隠すためか・・・。

そして21世紀を迎えた2001年、細菌テロに対抗するワクチンを開発し、ケンヂ一派を打倒し世界を救ったとして、万丈目ら友民党員たちが、NYの国連本部で盛大に迎えられる。その中にはヤマさんや敷島教授の娘の姿も。。

そして爆発により瀕死の重傷を負った、全身包帯グルグル巻きの“ともだち”がモニターに映し出され、盛大な拍手と歓声に包まれる。

2014年、神さまからこれらのことが“ともだち”と友民党によるでっちあげだと聞かされた小泉響子は、身の危険を感じ、自由研究のテーマにしていた血の大みそか事件と首謀者遠藤健児についてのレポートをやめたいと担任教師に言うのだが、“ともだちランド”の研修会に強制参加させられてしまうはめに。

ともだちランドとは、血の大みそかをテーマにしたジェットコースターなど様々なアトラクションが楽しめる未来遊園地だが、実際は名ばかりの完全な洗脳施設である。

講習会では、悪魔のテロリストとしてケンヂの顔写真が映し出され、マルオとヨシツネは死亡、オッチョは懲役300年の刑に服していると教わる。

そんな中、1日中ともだち漬けで頭がおかしくなりそうな響子は、遂に脱走を敢行するが、捕まりそうになってしまう。もし、見つかったら、即“ともだちワールド”行きになってしまう。

と、スンでの所でドリームクリーナー(施設の清掃員)として潜入していたヨシツネに救助され、ともだちランドから離れた場所にあるバラック小屋の秘密基地へ行く。

基地の部屋には、ケンヂ、マルオ、オッチョ、モンちゃんの写真が。

ヨシツネは、響子に、各アトラクションをクリアして成績ベスト3に入り、ヴァーチャルアトラクションのボーナスステージに行って見たものを報告してほしいと依頼する。そのボーナスステージには、“ともだち”の正体を解くカギがあるはずなのだという。

ヨシツネは以前にも一人の少年をボーナスステージに送り出しているが、その少年は1枚のメモを残していった。“ともだちにあった あそんだ”というメモを。後にこのメモの上に置いた紙に書いたと思われる字の跡をヨシツネは見つける。“くびつりざか”と。

響子はその頼みを聞き入れ、東京フレンドパークっぽいアトラクションの数々を見事クリア。ボーナスステージへ進む。

ヴァーチャルアトラクション(VA)、、、、、昭和46年(1971年)8月28日に来た響子。

と、ジジババの駄菓子屋の前で、ケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネがアイスを食べながら、首吊り坂の屋敷に出るという幽霊の話をしていて、夜に肝だめしに行くという。

そして、秘密基地で仮眠していた響子は、ケンヂに起こされ、首吊り坂の屋敷へ行く。

(注).1971年というのは、2巻におけるチョーさんが見た卒業アルバムや当時の担任への聞き込みのシーンから、ケンヂは1971年度の卒業生であることは確実であり、1971年夏、ケンヂは小学校6年生だったはず。また、1巻で、ドンキーのお通夜でモンちゃんが首吊り坂の屋敷のお化けの話は小学校5年生の時だと明言している。すなわち首吊り坂の屋敷のお化け事件は1970年でなければならないはずなのだ。この1年のズレは一体・・・!?

→この奇妙なズレに12巻でヨシツネやユキジたちも気付くことになる。(20世紀少年再読⑫へ)

首吊り坂の屋敷にまつわる話、、、、大正時代に外国人が病院をやっていて、その外人には神田ハルという日本人の養女がいた。そしてその外人が亡くなった後、神田ハルも養女をとった。数年間、母と娘2人で暮らしていたが、ハルのもとに足繁く通ってくる男が現れた。ところが、ある日、養女と男が2人一緒に姿を消してしまった。ようするに男を養女に奪われてしまった神田ハルはその直後、首を吊って死んだ。それからというものその神田ハルの幽霊が出るという・・・。

さて、首吊り坂の屋敷に肝だめしに行った連中は全部で9人。

ケンヂ、オッチョ、ヨシツネ、フクベエ、コンチ、モンちゃん、響子の7人。とあとの2人は顔も描かれているが、名前は分からない。また、マルオとケロヨンは怖くて辞退し来なかった。(ちなみに、この第8巻で初めてフクベエの少年時代の顔が片隅に描かれているが、これがフクベエだと分かるのは14巻のヴァーチャルアトラクション内で理科室で首を吊っているのをドンキーがフクベエ!と言うシーンで初めて分かる。第3巻でのフクベエの回想シーンでは顔は描かれていない。)

ゾゾゾゾゾ・・・中に入るケンヂたちは、診察室を通り過ぎた突き当たりにある階段へ行き、2階へ上がろうとすると、、、でっかいテルテル坊主がぶら下がっている。幽霊の正体!

一同爆笑し、「こんな安っぽい仕掛けで驚くかってーの。」「ただのイタズラじゃん。」と言いながらケンヂとオッチョを残して帰宅する。

この2人だけは、テルテル坊主の後ろの踊り場のところを何かがスーッと横切ったのを見たのだ。恐るおそる2階へ上がるケンヂとオッチョ。

屋敷を出ようとしていた響子も、“ともだち”のことを2人に問いただしてみるために、屋敷へ戻り、階段へ。。またヨシツネもケンヂとオッチョの行動が気になり屋敷へ戻る。

と、響子がテルテル坊主のシーツの中に隠れてなにやら話している2人の少年(?)を見つける(足だけが見える)。

右側の少年「おまえ、なんでこんなことしたんだよ。」

左側の少年「うるさいな、なんだっていいだろ。いいか、このこと絶対にしゃべるなよ。もししゃべったら、もう友達じゃないからな。」

右側の少年「分かってるよ。言わないけどさ・・・」

左側の少年「もししゃべったら、、、殺すぞ。」

響子はおそるおそるテルテル坊主のシーツをめくる・・・と!?

一方、2014年現在のヨシツネは、あの当時テルテル坊主の下にいた人物を見たことを咄嗟に思い出す。その見た人物=“ともだち”!

ヨシツネ「ともだちの顔を見たら殺される。」と、ヨシツネは響子を救出するためにボーナスステージを強制終了させようとともだちランドへ急行する。

次巻へつづく・・・。

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