夢のシネマパラダイス345番シアター:強いとはこういうことさ!?制御不能の最強男決定戦!
トリプルX
出演:ヴィン・ディーゼル、サミュエル・L・ジャクソン、アーシア・アルジェント、マートン・ソーカス
監督:ロブ・コーエン
(2002年・米/チェコ・123分)2002/11/01・仙台第1東宝
評価★★☆/50点
内容:タトゥーにスキンヘッド、抜群の運動神経を持つ“XXX(トリプルX)”ことザンダーは、自らのスタントシーンをネットで販売している。が、アメリカ国家安全保障局のギボンスにその運動神経を見込まれたザンダーは、過去の犯罪を免責することを条件に、シークレット・エージェントとなり、プラハの裏社会で暗躍するテロリスト“アナーキー99”に対抗するため、プラハに潜入する命を受ける・・・。
“コテコテのインスタントラーメン。”
ホントこの映画はなにもかも即席という言葉が見事に当てはまる。ストーリーにしろアクションにしろ。
即席とは、つまり安い、早い、お手軽ということなんだけど、映画に関して言えばそれはアクションの軽さ、手間ヒマかけずCGで簡単料理、ご都合主義のオンパレードといったようなことに置き換えられると思う。
つまり即席というものには、どうしても見えすいたウソというものが付きまとってしまうわけで。
そのウソの付き方を何でカバーしてカモフラージュしてうまく見せるか。それをうまく処理しないと単なる使い捨て映画にしかならなくなる・・・。
その点が即席映画の大事なところなのだけども、この映画は即席一直線、熱湯かけて3分、ハイ出来上がりみたいな。。。
やっぱ1番引っ掛かったのは、アクションの軽さなんだけどね。
ま、ただこのヴィン・ディーゼル。
久々に現れた大型即席アクション俳優じゃないかな。オイラはそう名付けました、ハイ。
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トリプルX ネクスト・レベル(2005年・アメリカ・101分)日曜洋画劇場
監督:リー・タマホリ
出演:アイス・キューブ、サミュエル・L・ジャクソン、ウィレム・デフォー
内容:ある日、国家安全保障局支部が襲撃に遭い、諜報員が多数殺されてしまう。そこから間一髪で脱出したギボンスは、この事件の裏を探るため、新たなシークレット・エージェント“トリプルX”を選定し、捜査を進めていくが・・・。
評価★★/40点
前作の主人公は死んじゃいましたと言い切る潔さが作風にも表れていて、全く別のアクション映画になっているのはそれはそれでいいんだけど、かなり地味ぃな印象に・・・。
そのくせしてヒップホップがガンガン鳴り響くウザったさ。どうしてこうもヒップホップを流すアクション映画って判で押したように低レベルなんだろ。。
ネクスト・レベルじゃなくて、レベルダウンじゃんこれ・・。
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年・アメリカ・94分)NHK-BS
監督・脚本:ウォルター・ヒル
出演:マイケル・パレ、ダイアン・レイン、リック・モラニス、ウィレム・デフォー
内容:無味乾燥な都市リッチモンド。故郷でコンサートを開いていたロックスターのエレンが、レイヴェン率いる暴走族「ボンバーズ」により会場から連れ去られる。かつてエレンの恋人だったトムは、事件を知って帰郷。彼は歌に賭けて自分を捨てたエレンを助けるため、帰途に知り合った元陸軍の女性兵士マッコイを伴ない、ボンバーズのアジトに乗り込んでいった!
評価★★★/65点
新手のエイリアンにしか見えないウィレム・デフォー。
んでもってエレンのことをグーで殴るなよパレパレっ。
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サムライ
監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
(1967年・フランス・105分)NHK-BS
評価★★★★/78点
内容:寒々としたアパートでたった一羽の小鳥とともに暮らす孤独な殺し屋ジェフ。ある殺しの現場のクラブを立ち去る際に女性ピアニストに目撃されたことから警察にマークされた彼は、やがて自ら死地に赴いていくことに・・・。
“女の前ではベラベラしゃべるねんな。”
でも、いっぱしの役者さんだったら、ジェフ役ってやってみたいキャラクターだろうねぇ。
台詞は極端に少なく孤高の存在感で勝負しなければならないというのは役者冥利に尽きる大役じゃないかな。
アラン・ドロンはこの役をオファーされたとき、脚本を最初の数ページ読んだだけで即決したらしい。全然自分の台詞が出てこないことがその理由だそうだ。
なんか侍を思い浮かべるというよりは、ルパン3世の次元大介の方をふと思い浮かべてしまったけど。。
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トゥルー・ライズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
(1994年・アメリカ・141分)劇場鑑賞、DVD
評価★★★★/75点
内容:妻や子供にも正体を隠し、家族思いの父親と凄腕の秘密諜報部員という二重生活を送る男の活躍を描いたアクション・コメディ。政府の最高機密機関オメガ・セクターの諜報員ハリーは、家族にもその正体を秘密にしていた。夫をコンピューターのセールスマンと信じている妻へレンは、15年目の結婚生活に退屈さを覚え始め、サイモンという男と密会を重ねている。妻の浮気を疑ったハリーは、公私混同で組織の力を総動員してヘレンを追跡する始末。はてさて・・・。
“最強夫婦!”
シュワちゃん、J・L・カーティスそれぞれの持ち味を存分に引き出した脚本と演出はさすが。
コメディとしてはもちろん、バイクとか馬でビルに入っていくよりフツーに走った方が逃げる方も追う方もいいんでないかい、だとか、暴走している車の運転席に行ってブレーキ踏めば済む話ちゃうのみたいなツッコミどころも満載で大いに笑えちゃうのだけど、それを補ってあまりある見せ場によって十分に元は取れます。
ホント、定石とツボを押さえてるなという教科書みたいなポップコーン映画。さすがはキャメロン。
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ユニバーサル・ソルジャー(1992年・アメリカ・104分)Video
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジャン・クロード・バン・ダム、ドルフ・ラングレン、アリー・ウォーカー
内容:戦死した死体を蘇生させ、サイボーグ戦士となった兵士で組織された特殊部隊。その秘密に迫ったTVレポーターのベロニカは、記憶を取り戻したリュックとともに逃亡。一方、戦士ペリーが狂気の中で追跡を開始する。善と悪の戦士2人の対決の幕が切って落とされる。
評価★★★/65点
“新種のムキムキ変温動物のマル秘壮絶サバイバル&殴り合い蔵出し祭り!(世界まる見え風)”
この題名直訳すると万能な兵士ってことになるんだろうけど、全然万能じゃねえじゃん・・・。体温がピコーンピコーンピコーンピコーン、、、ってお前はウルトラマンかよっ(笑)。
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アクシデンタル・スパイ(2000年・香港・109分)DVD
監督:テディ・チャン
出演:ジャッキー・チェン、ビビアン・スー、キム・ミン、エリック・ツァン
内容:特殊能力で銀行強盗を予知したバックは一躍ヒーローに。そんな彼の前に謎の男が現れ、バックの出生にまつわる言葉を残して去って行く。親を知らず孤児院で育った彼は、自らの出生の秘密を探ろうとするうちに国際的陰謀に巻き込まれていく・・・。
評価★★☆/50点
“同じスピードでもそっちのスピードにしたんかい・・・。”
しかしあのタンクローリーの運転手かわいそう。時速80kmのタンクローリーからジャンプしてすぐ隣を並走している救助車のマットレスに飛び移れっていわれてもねぇ・・・。
「はやく飛べ!さあ早く!飛べったらまったく、、飛べ!」ってジャッキーまでそんなこと言っちゃって果ては突き押しちゃう始末(笑)。
ジャッキー、、、無理ですよ、素人さんには。
しかも下の男の子を投げてるやん。んで地面にちょっと落ちてたやん。
皆さん、くれぐれもマネしないように。。
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ロッキー4
出演:シルベスター・スタローン、タリア・シャイア、ドルフ・ラングレン、バート・ヤング
監督・脚本:シルベスター・スタローン
(1985年・アメリカ・91分)劇場鑑賞、NHK-BS
評価★★★★/75点
内容:2度の闘いでロッキーと友情で結ばれていたアポロが、ソ連人ボクサーのドラゴにリング上で殺されてしまう。ソ連政府がバックアップするこの最強の敵と戦うべくロッキーはアウェイの地・ソ連へ遠征することに・・・。
“オイラにとっては、ターミネーターと並ぶ史上最強の敵、それがドラゴなのだ!”
やっぱ初めて観た時期がけっこう大きな影響を及ぼすよね。だって小1~小3くらいで「ターミネーター」と「ロッキー4」だもん。そりゃ強烈なインパクトやろ。
ちなみに凄絶なロッキーvsドラゴ戦を見るとキン肉マンのキン肉マンvsウォーズマンの死闘を否が応にも思い起こしちゃうというのも時代を感じさせるね。オイラがそれだけ年食ったってことか・・。
いやはやあの頃は何もかもがアツかったなぁ。今はとかくCool&Beautyが持てはやされる時代だから、あの頃がちょっと懐かしく思える今日この頃。。。
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ロボコップ(1987年・アメリカ・103分)劇場鑑賞、金曜ロードショーetc..
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演:ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ダン・オハーリー
内容:近未来のデトロイト。犯罪の温床となった旧市街の治安を守るべく、デトロイトの警察経営は民間のオムニ社に委託されている。オムニ社は若手重役モートンの発案によるサイボーグ計画をスタートさせ、殉職した刑事のマーフィをロボコップとして生まれ変わらせた。もとの部署に配属されたロボコップは並外れたパワーと正確な射撃の腕前で活躍を続けるが・・・。
評価★★★/55点
“子供心に何か病んでる・・・と感じた初めての映画。”
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