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2007年10月22日 (月)

20世紀少年再読③

今回は第3巻。

“ともだち”から地球を救うために立ち上がるケンヂは、第169回ともだちコンサートの会場に行き、ついに“ともだち”と初対決。

宙からステージに降りてくる“ともだち”(=この人物がフクベエではなくすでにカツマタ君の可能性が高い)は忍者ハットリくんのお面をかぶっている。

そして自分はカンナの父親なのだと言うのだった・・・。

「ケンヂ君遊ぼうよ。遊ぼうよ、ケンヂ君。」誰、、、だっけ?小学生時代、お面をかぶった少年。

後日ケンヂの小学校のクラス会が催される。

そのクラス会の席上、ケンヂの隣に男が座る。

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ケンヂはなかなか思い出せないが、「思い出せ思い出せ、、、あ・・・フ・・フクベエ!?」と、半ば当てずっぽうで言ってフクベエということになるわけだが、ここで大胆な推理を働かせるなら、このフクベエと思われる男こそ、すでにカツマタ君だったのではないだろうか・・・。要はこの男は、フクベエに成り済ましたカツマタ君!?

そう考えると、顔を整形したのはフクベエに成り済ましたカツマタ君ではなく、逆で、カツマタ君に成り済ましたフクベエの方だったのでは。

ちなみに少年時代のフクベエはそのままフクベエ本人だったと推理。一方、カツマタ君の少年時代の顔は“無い”=のっぺらぼう。

結論:大人(この時点で38歳)のフクベエの顔=大人のカツマタ君の顔で、一方、大人のフクベエの本当の顔は整形していて“無い”。

この根拠は、12巻の第10話と13巻の第1話でヨシツネが、「同窓会の時、あいつが誰だか分かんなくてさ」「あいつは子供の頃の記憶の中にはどこにもいない!」と言っていることから。

また、第8巻・響子がヴァーチャルアトラクション内で、首吊り坂の屋敷にケンヂたちが肝だめしに行くシーンで小5時代のフクベエが描かれている。だが、8巻時点ではこれがフクベエだと名指しでは分からなくて、初めてこれがフクベエと名指しで分かるのが意外にも14巻の第9話・同じくヴァーチャルアトラクション内で、理科室でドンキーが何かを見た時まで進めなければならないことから、何か意味があるのではないかと考える。

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(以下のストーリー展開では、マンガどおりフクベエとして記述していきます。)

フクベエは結婚して子供も3人いるが、奥さんが変なカルト宗教「ともだち」にハマってしまい、いなくなってしまったという(もちろんウソで、12巻でマルオが明らかにする)。しかもその団体の代表のともだちが言っている話が、ケンヂとオッチョがガキの頃作った話にそっくりだということも。

そしてフクベエは、その話を知っているのは、フクベエ、ケンヂ、ヨシツネ、マルオ、ケロヨン、モンちゃん、ドンキー、オッチョの8人の他にあともう一人いると言うのだ。

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・・・・ちなみに1巻で、秘密基地にタイムカプセルを埋める場面があり、ともだちのマークもその中に入れるのだが、その場面には11人いる。21世紀少年上巻から上記フクベエを除いた7人+ユキジ、コンチを入れて9人は確定。あと2人いなければならないことになる。

それがフクベエなのか、この3巻で明らかになるサダキヨなのか、、、カツマタ君なのか、、、、あるいは後々出てくるフクベエの金魚のフン・山根なのか、、、?

しかし、このタイムカプセルを埋めたのが、1970年(小5)の秋くらいだと思われることから、5年生の一学期・夏休み中(1970年)に転校していったサダキヨは除外される可能性が高い。

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フクベエが秘密基地のことを知った経緯もフクベエの口から語られる。それによると、ある日、仕掛けられたワナに引っ掛からないように内緒で1人で基地へ行った。基地の中には、“よげんの書”と表紙に書かれてある1冊のスケッチブックがあり、覗いてみると数々の地球の危機が書き連ねてあった。悪の組織の地球征服へ向けた様々な企てが、、、と、そこへ1人の少年が現れる。

「僕にも見せてよ。内緒にするからさ。僕にも見せてよ。」と。(この少年は黒いシルエットで描かれている。)

と、フクベエの話に聞き入ってると、先生に話を遮られてしまう。

そして、6年3組で起ったスプーン曲げ騒動の犯人は誰だったのか、という話になり、先生以外のみんなが目をつぶって犯人が手を挙げるということをする。

すると、誰かが手を挙げる。「ほおっ、お前か・・・」(もちろんフクベエ・12巻)

クラス会もお開きになり、完全に酔っ払ったフクベエをケンヂがタクシーで送ることに。

マンションと思われる606号室に住むフクベエ。子供が3人帰りを待っていた。

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ちなみにこの606号室という部屋番号。浦沢の代表作「MONSTER/モンスター」で、悪魔=ヨハン・リーベルトの弟子、クリストフが潜伏していたホテルの部屋番号と同じである。

これはクリストフ=旧ともだち・フクベエ、悪魔・ヨハン=新ともだち・カツマタ君とも無理矢理深読みできなくもないのだが・・・。

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そしてベッドに倒れこむなり、もう1人“よげんの書”を見たヤツを思い出すフクベエ。

それはサダキヨだという。

フクベエの家を後にしようとしたとき、ふとフクベエの部屋のCDラジカセの前にT-REXのベストアルバムを見つけるケンヂ。1巻の冒頭、1973年(中2)第4中学校に初めてロックを鳴り響かせたケンヂがかけた放送室でかけた曲がT-REXの「20センチュリーボーイ♪」だった。

フクベエを送った後、速攻でアルバムを見にマルオの家へ行くケンヂ。

マルオによると、サダキヨは5年の時に転校していった。いつもお面をかぶっていたイジメられっ子。いつも屋上で宇宙人と交信していた。そして、中学の時に死んだ、、、らしい。

そんな中、ユキジが働いている成田空港ではなく、羽田空港が爆破される。

さらに、運命の子カンナがともだちグループにさらわれそうになるが、すんでのところでケンヂが救出。が、キングマートは放火されて全焼。

その焼け跡の庭があったところに何かを埋めたことを思い出したケンヂがそこを掘ると、煎餅の缶があり、その中に“よげんの書”が。

そして、ユキジのお祖父ちゃん(故人)の野ざらしの家に隠れていたケンヂは母チヨとカンナとともに、ユキジへ置き手紙を残して去っていくのだった。

“大丈夫だ、心配いらない。その時がきたら連絡する。ケンヂ”

、、、2000年、夏。タイ・バンコク。ショーグン(オッチョ)登場!

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