20世紀少年再読②
今回は2巻目。めんどっちいので手っ取り早くメモしていく。
史上最強の女子ユキジがヤン坊マー坊を張っ倒す場面から始まる2巻は、ともだちのブレーンともいえる存在の万丈目胤舟が初登場。このときから絵に描いたような胡散臭い男だったんだなぁ(笑)。
敷島教授一家失踪事件を調べているチョーさんは、敷島教授の娘がおかしな団体に入れ込んでいたことをつかむ。“ともだち”だ。
そして“ともだち”が、学生時代、ある宗教団体で修行していたこと。チョーさんは、この時の聞き込み捜査で、“ともだち”に絶交された(田村マサオに刺殺された)ピエール一文字氏が主催するピエールこころの会という宗教団体の幹部から“ともだち”の名を聞きだすことに成功している。
さらに、“ともだち”の出身小学校を突き止め、1971年度の卒業生で、クラスは6年3組。アルバムで顔も確認。この前聞き込みに行ったコンビニの店長、遠藤健児・ケンヂと同じクラスだったということに行き当たる。
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・・・このチョーさんが卒業アルバムで小学校時代の“ともだち”を確認する場面を見ると、チョーさんのセリフが実に意味深であることが分かる。
チョーさん「6年3組・・・・安斉行雄、飯田務・・・石倉俊文、遠藤健児、落合長治・・・・」
「・・・・・・!!」
発見したのだ。ともだちを。しかもアイウエオ順の名前通りでいくと、次はカ行。
この時点で既にチョーさんは“ともだち”がカツマタ君であることを突き止めていたことになる。。
また21世紀少年の上巻でチョーさんのメモが出てくるが、このメモを見ると一目瞭然。実はこの時点で全ての答えにたどり着いていたことになる。ともだちは複数いることも。サダキヨの友達であることも。
服部(フクベエ)以外にもう1人、その先の人物⇒カツマタ君
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さっそくケンヂのコンビニへ聞き込みしに行くが、ケンヂが本社の営業担当にこっぴどく叱られているのを見てその日は聞き込みを断念してしまうのである。
しかしさすがは足で稼ぐチョーさん。あきらめることなくその足で当時の担任教師のところへ行き、聞き込み。
そこで先生はクラス全員の給食のスプーンがグニャグニャに曲げられるというスプーン曲げ事件があったことを思い出す。
この聞き込みの経緯をヤマさんに話すチョーさんは、しかし、そのヤマさんに“絶交”されてしまうのであった。定年退職を1週間後に控えていた。
「あの刑事は知り過ぎました。」ヤマさん、、Yシャツの下にともだちTシャツを着ている。
そんなことは露知らずのケンヂは、姉キリコの部屋の机の引き出しの奥からワープロで書いた手紙と“ともだち”のマークを発見。
3年前の1994年にキリコと付き合っていた諸星という男の手紙ではなさそう。諸星は手書きだった・・・
1994年、キリコの恋人、諸星は駅のホームから突き落とされ(飛び込み自殺として片付けられた)亡くなった。
諸星を突き落とした男は“ともだち”の手下でヤサ男風の若者。キリコを“ともだち”のものにするために邪魔な諸星を消したというわけだ。
さらに諸星はその殺しの現場の駅で女子高生をナンパ。この女子高生が、敷島教授の娘だった。
そして、予知夢の神様も登場。
2000年12月に、人類は滅亡する・・・。
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