夢のシネマパラダイス321番シアター:豹変するオトコども。。。
マラソンマン
監督:ジョン・シュレシンジャー
(1976年・アメリカ・125分)NHK-BS
評価★★★/60点
内容:大学生のベイブの兄ドグは、ナチスの生き残りの宝石商ゼルの運び屋をしていた。しかし、ゼルはダイヤを持ち去って裏切ろうとしたドグを殺害し、さらにダイヤのありかを知っていると思われるベイブを誘拐する。ベイブは拷問にかけられたが、何とか逃げ出すことに成功し、恋人のエルザの助けを借りて郊外に逃げ込んだが・・・。ユダヤ人とナチの因縁を軸に、宝石の密売をめぐるサスペンスを描いたアクション。
“だから歯医者は嫌いなんだってばぁっ。。”
ウィ~~~――ン、、キュイーーン、、キュルルルルルル、、、、ガリガリガリ・・・。
イヤーーめーーてーーくれーー
ガハッ・・・。
しかしこの映画、マラソンに例えていうと、道の真ん中を堂々と走っていけば無難だと思うのに、なぜか道の端へ端へとまるで日陰へ逃げ込むかのように寄っていく。
目立とうと思えば目立てる映画なのにもかかわらず敢えてそれをしていない。
なんかはぐらかせはぐらかせされているうちに映画が終わっちゃったかんじがするな。
そのため、ちょっと個人的には物足りなかったし、痛いところだけが際立ってほんとにイタかったわ。。グフッ。。
-----------------------
アンフォゲタブル(1996年・アメリカ・117分)Video
監督:ジョン・ダール
出演:レイ・リオッタ、リンダ・フィオレンティーノ、ピーター・コヨーテ
内容:検死官のデビッドは、襲撃されたドラッグストアで犯人の遺留品を発見した。その遺留品である紙マッチは、検事補だった妻が殺害された時に現場に落ちていたものと同じものだった。一向に事件捜査に進展がないことに業を煮やしたデビッドは、他人の脳髄液と特殊な誘発剤を投与することで記憶を移殖するという脳医学者マーサの研究に目をつける。そして妻の記憶をもった脳髄液を自らの身体に投与するデビッド。しかし、誘発剤には強烈な副作用があり・・・。
評価★★★/60点
“この映画にかぎらず、あぶら汗をかいているときのレイ・リオッタはマジでヤバイ。”
しかし同名だからってナット・キング・コールの「アンフォゲタブル♪」をこれ見よがしにエンディングで流すかねぇ。
凄惨な映画とはあまりにもかけ離れてると思うんですけど。。
------------------------
ブリキの太鼓(1979年・西ドイツ/仏・142分)NHK-BS
監督:フォルカー・シュレンドルフ
出演:ダーフィット・べネント、マリオ・アドルフ、アンゲラ・ヴィンクラー
内容:大人の世界を拒絶するために3歳で成長を止めてしまった少年の目を通して、ドイツの近代史を見つめたカンヌ国際映画祭作品賞受賞作。1927年、3歳の誕生日を迎えたオスカルは、これ以上大人になるのをやめようと決心し、地下の倉庫に自ら落ちて成長を止めた。やがてドイツではヒトラーが政権を取り、オスカルの住む街にもハーケンクロイツがたなびくようになる・・・。
評価★★★/60点
“ガキの頃にこれ観たおかげでエロエロな大人になってしまいました。どうも、ボクです。”
------------------------
トッツィー
出演:ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガー、ダブニー・コールマン
監督:シドニー・ポラック
(1982年・アメリカ・113分)NHK-BS
評価★★★★☆/85点
内容:演技派の俳優マイケル・ドーシーは、口の悪さが災いしてプロデューサーに嫌われ、ちっとも仕事がもらえない。ある時、テレビドラマで女性マネージャー役を募集していると知った彼は、女装をしてオーディションに参加。そこで男勝りのイメージが役柄にピッタリだと合格してしまい、女優ドロシー・マイケルズとしてデビューした彼(彼女)は人気街道を驀進していく。しかし、私生活はてんやわんやの大混乱に陥り・・・。
“最強の口説き文句!”
「だって僕たち女友達だったじゃん!」
ラストのマイケルのジュリーに対する開き直り告白。
あれにNo!と言える女はいないだろ、たぶん。思わず苦笑いしてOK!っしょ。ジュリーみたいに。
女装か、、、あのヤロー(笑)。
ダスティン・ホフマンに個人的アカデミー賞贈呈します。
「お熱いのがお好き」なんかを思わせる程よいコメディ感がまたヨロシイ。
« 夢のシネマパラダイス319番シアター:アジアの宝石、チャン・ツィイー | トップページ | 夢のシネマパラダイス324番シアター:13階段 »
« 夢のシネマパラダイス319番シアター:アジアの宝石、チャン・ツィイー | トップページ | 夢のシネマパラダイス324番シアター:13階段 »
コメント