夢のシネマパラダイス301番シアター:8月のメモワール
出演:ケビン・コスナー、イライジャ・ウッド、メア・ウィニンガム
監督:ジョン・アブネット
(1994年・アメリカ・125分)
評価★★★★/76点
内容:1970年代初頭のアメリカ。貧しい家庭に育った双子の兄妹がベトナム戦争から帰還した父と再会し、思い出の夏が始まった・・・。
“原題vs邦題!180度違うというのもなんだか。しかし、この映画はやはり原題「THE WAR」が正解でしょう。”
8月のメモワールというノスタルジックな話と映像にベトナムという現実THE WARをちょこっと加えただけで、うわべではないアメリカ社会の病巣が目の当たりになってしまう。
アメリカにとってあの現実はやはり重かった。
それを実感させたのは、この映画にとっての目的意識でもあっただろう。よくできてる映画です。
観てる側は8月のメモワールというキーワードで立ち止まって終わらせてはならない。
THE WARまでたどり着かないとこの映画を観たことにはならない。そう思います。
« 夢のシネマパラダイス300番シアター:cinema慰霊大社第74柱/こんな青春もあり!?の館 | トップページ | 夢のシネマパラダイス305番シアター:Love Letter »
« 夢のシネマパラダイス300番シアター:cinema慰霊大社第74柱/こんな青春もあり!?の館 | トップページ | 夢のシネマパラダイス305番シアター:Love Letter »
コメント