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2007年7月 5日 (木)

夢のシネマパラダイス275番シアター:AKIRA アキラ

AKIRA アキラ

Akirathumb声の出演:岩田光央、佐々木望、小山芙美、玄田哲章

監督・脚本:大友克洋

(1988年・東宝・124分)シネマスクエアとうきゅう(リバイバル上映)

評価★★★/60点

内容:2019年のネオ東京。不良少年の金田と鉄雄はバイクで疾走している途中、老人の顔をした奇妙な少年に出くわし、不思議な力で地面にたたきつけられた。その少年は政府の実験台である超能力者で、彼を追ってきた政府アーミーは鉄雄に超能力者としての素質を見出し、研究所へと連れ帰る。一方、反政府ゲリラのケイと知り合った金田は、軍の重大機密“アキラ”の謎を探る潜入計画に加わることに。。。世界中の映像作家に大きな影響を与えたことでも有名なジャパニメーションの元祖。

“我が家で上映禁止処分となった記念すべきアニメ第1号!いや、最初で最後の作品か。それがAKIRAなのです!”

自分が小学校4年くらいの時にテレビで放映されることになったAKIRA。

当時テレビで見る番組といえばドラゴンボールなどのアニメばっかり、もう片っ端から見ていた時代。当然AKIRAもアニメということで、よっしゃあ見るでぇ!と意気込んでいたら、母親が暴力的すぎるからダメ、、の一言。。

なんでぇ?と言ってもダメ!の一点張り。

しかし母親が買い物に行ったすきに我慢できずについテレビをつけてみた。

すると、若い女性が服を引っ剥がされ上半身裸にされている。んで男たちにボコボコにされて顔が歪んじゃってる。

瞬間、あ、これは見ちゃいけない映画なんだと直感・・。

そして母親が帰ってきて、とっさにテレビを消してそれっきり10数年間AKIRAは自分の中で日の目を見ることはなかったのだった。

いや、上映禁止令なんてのは中学にもなれば一気に解禁となっていったわけだけど、AKIRAは正直いって記憶の片隅に忘れ去られた存在になっちゃったわけで。

あ、そういえばAKIRAってまだちゃんと見てないなと、「MEMORIES」が公開されてからやっとで思い出したくらい。

そして見てみると、どういうわけか小学生の時に感じた嫌悪感と同じものがうっすらとこみ上げてくるんだよね。

「アニマトリックス」のDVD特典で、日本のアニメの歴史みたいなものが紹介されていたんだけど、その中で出てきたジャパニメーションオタクのアメリカ人2人組がAKIRAを絶賛していたっけ。毎日夜中に見て熱狂していたと。んなアホな(笑)。

う~ん、何に熱狂なの?と真面目に小一時間問い詰めてみたいですな。

個人的に大友克洋は好きだし、絵も嫌いじゃないし、ましてや90年代のマンガやアニメにバリバリ影響を与えてるし、「MEMORIES」の“大砲の街”なんかの世界観はスゲェと思う。

でも、いくら好きでも受け入れられるものと受け入れることができないものというのもやはりあるんです、ということをAKIRAだけに関わらずはっきりしっかり言っていきたいなと。

まあ中学生くらいに見てれば話は違ってたかもしれないけど。ビミョ~・・。

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MEMORIES(1995年・松竹・113分)DVD

 監督・脚本:大友克洋

 共同監督:森本晃司、岡村天斎

 共同脚本:今敏

 声の出演:磯部勉、高島雅羅、飯塚昭三、羽佐間道夫

 内容:宇宙に浮遊するゴミを回収する業者たちが、ソプラノ歌手の怨念が作り上げた不思議な浮遊物に導かれて遭遇する出来事を描く「彼女の想いで・・・」、体から発生するガスによって周囲の人間を意識不明にしてしまう新薬兵器を誤って服用してしまった男の悲劇を描く「最臭兵器」、無数の大砲が装備された都市で暮らす少年の見る夢と現実を、全編ワンカットで映像化した「大砲の街」の3話構成のオムニバス形式によるファンタジーアニメ。

評価★★★★/75点

夢幻の3作品は大友克洋ワールドのごく一部にすぎない。

しかし、この舞い落ちてきたわずか数滴のエッセンスの波紋は、我々の想像力の海をはるか無限にかき立てる。

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スチーム・ボーイ(2003年・東宝・126分)2004/07/28・仙台第1東宝

 監督・脚本:大友克洋

 声の出演:鈴木杏、小西真奈美、中村嘉葎雄、津嘉山正種

 内容:19世紀のイギリス。発明一家スチム家に生まれた少年レイは、ある日祖父から謎の金属球体を預かった。それこそ、人類が夢にまで見た驚異の発明、超高圧の蒸気を高密度に封印したスチームボールだった。しかし、その恐るべき破壊力を持つシロモノを奪おうとする謎の組織に狙われたレイはスチームボール争奪戦に巻き込まれていく・・・。

評価★★/40点

シナリオを無性に推敲したくて推敲したくてたまらない。オレにもできるんじゃね(笑)!?

2004年はアニメ豊作年といわれたけど、自分から言わせりゃ少なくとも宮崎&大友&押井をズッコケ3人組と命名させてもらった印象的な年でありますた。

それにしてもロンドンはナチス大空襲を凌ぐ惨劇でしたな。。

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老人Z(1991年・日本・80分)CS

 監督:北久保弘之

 声の出演:松村彦次郎、横山智佐、小川真司、近石真介

 内容:高齢化社会に突入した近未来の東京。厚生省は最新コンピュータを搭載した完全自動介護ベッド“Z-001号”を開発する。ところが被験者に選ばれた87歳の寝たきり老人の意識がコンピュータに感化し、Z-001号は街を暴走し始めてしまう・・・。大友克洋が原作・脚本、江口寿史がキャラクターデザインを担当した長編アニメ。

評価★★/40点

大友と江口のコラボ、、、どうも好かんな。

「MEMORIES」(1995)の“最臭兵器”よりも面白くなるはずの題材なのに、江口キャラが邪魔をしてスラップスティックなバカバカしさの質を文字通り低レベルに陥れてしまっている。

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