レアル・マドリー狂想曲第29番:レアル劇勝で2位浮上!!
バルサが一昨日アウェイで降格圏に落ちぶれているソシエダにロナウジーニョの活躍で2-0で勝ったことにより、1日遅れで試合日程が組まれていたレアルにとっては、暫定とはいえ首位バルサ(勝ち点65)との勝ち点が5に広がったわけで、そんな絶対に負けられない状況の中で迎えた第33節。
2位セビージャ(勝ち点61)とのバルサ挑戦権を賭けた一大決戦!3位レアルは勝ち点60で、勝ち点3が至上命題。舞台はサンチャゴ・ベルナベウ。
試合はまるで決勝戦のような雰囲気の中、両者行き詰る緊迫したものとなり、チャンスも数多く見られ、今シーズン1番シビれまくる息を呑む試合展開となった。
そんな中前半41分に、セビージャが得たFKからカヌーテがヘディングで落としたところを、マレスカが左足ボレーで合わせ、スーパーなゴールを決めてしまう。
まるで01-02シーズン、ジダンがグラスゴーで行われたCL決勝戦でロベカルの折り返しを決めた左足スーパーボレーのようなかんじだった。
マドリディスタのオイラはもう開いた口が塞がらない状態で、放心しておりました。。
これでレアルは2点取らなければならない状況になった。
そして後半、1点差だろうが2点差だろうが負ければ何の意味もないことに気付いてくれたのか(笑)、カペッロが珍しく早い勝負に打って出る。
後半13分。ラウル→グティ、左サイドのトーレス→エルゲラという選手交代。
CBのセルヒオ・ラモスが右ラテラルに、エルゲラ&カンナバーロのセンターに、右ラテラルに入っていたシシーニョが左に回る布陣に変更した。
そしてそして1番大きかったのが、グティ!!!
グティ投入からわずか4分後に、グティの超絶スルーパスがファンニステルローイに通り、ニステルが冷静に決めて同点!!
その直後にセビージャも右ラテラルのヒンケルを投入し、D・アウベスを右ラテラルから右サイドハーフに上げて勝負に出たが、決定的ごっつぁんシュートをなぜか外してしまうD・アウベス。
逆にレアルは後半33分。またしてもグティのスルーパスが決まり、ロビーニョが逆転ゴールを突き刺す!!!
40分にはグティの起点からSラモスが豪快シュート、その弾いたところをニステルが頭で合わせて試合を決める3点目をねじ込んだ!!!
この時点でカメラがぶれるくらいに揺れまくりのベルナベウ!
歓喜のるつぼに熱狂するとはこのことよ!ハハハハハ。
こんな嬉しい興奮のひと時をマドリディスタとして味わえるなんていったい何年ぶりだろう。。マジに。
この勝利により、勝ち点63となったレアルが単独2位に躍り出た。
今シーズンに入って苦節9ヶ月、、、やっとでレアル本来のサッカーがベルナベウの観衆と一体となって作り出せる環境が揃ったかんじで、しかも夢のような2位、、、もちろんめざすはリーガ優勝!!
勝ち点65のバルサとは勝ち点2差。
これはつまり、バルサが引き分けて、レアルが勝てば、勝ち点で並ぶ状況ということです。
しか~もしかもしかも、、、よく聞いておくれよそこのアータ。
勝ち点で並んだ場合、今シーズンリーガで行われた両者の直接対決2試合(ホーム&アウェイってことね)の結果でどちらが上かが決まるわけです。
となるとですよ、レアルは第7節のクラシコ、ホームのベルナベウで2-0で勝ったと。そして第26節のアウェイ、カンプノウでのクラシコでは3-3のドロー。
すなわち、トータルスコア5-3でレアルが上に来るわけです。
マジかよマジだよマジなんだよーーッ!
まあとにかくここからは絶対に勝ち点3を上積みし続けなければならないというのがレアルの最低必要条件ではあるのだけどね。
うわーー、、、マジにもの凄いことになってきたゾよゾよ。
残り5試合!壮絶なマッチレースここに極まれり!
さあ、皆さんもご一緒に、、、、アッッラァァ~~・・・マドリーッ!!!
次節は、UEFAカップ決勝戦前のエスパニョールをベルナベウに迎えます。対するバルサはカンプノウでベティスと。
うう、、頼む、、コケろバルサ・・・。
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コメント
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いえいえ、バルサが優勝させていただきますw
とはいえ、国王杯準決勝第2戦で0-4とまさかの大逆転負けで敗退。
やばい。。。
2月のエトー騒動でバルサの流れが変わってしまった。
あれがなければ今頃全てのタイトルに王手だったはず。。。
投稿: てっく | 2007年5月11日 (金) 15時04分