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2007年5月31日 (木)

夢のシネマパラダイス239番シアター:cinema慰霊大社第62柱/サスペンスドラマの館

cinema慰霊大社とは、オイラが今まで観てきた映画の中で、今後再見する可能性が極めて低い映画たちが怨霊となって祟りを成さないように祀って封印するための施設である。なお、合祀は日々続けられている。。

祭神名票No.154:アモーレス・ぺロス(1999年・メキシコ・153分)初見2002/02/05・シネセゾン渋谷

 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、エミリオ・エチェバリア、ゴヤ・トレド、アルバロ・ゲレロ

 内容:メキシコシティ。強盗を重ねては放蕩を続けている兄の妻スサナへの報われぬ恋に身を焦がす青年オクタビオ。キャリアも不倫の愛もすべてを勝ち取ったかに見え、一転して絶望のどん底に突き落とされる美貌のモデル、バレリア。殺し屋として標的の行動を観察する一方、昔捨てた自分の娘のことが忘れられない初老の殺し屋エル・チーボ。いくつもの許されぬ愛を通して描く様々な人間模様を3つの物語を時間を前後させて描いていく。イニャリトゥ監督のデビュー作。

評価★★★☆/70点

“犬にも愛を!!”

犬にやさしい映画は今までごまんと見てきたが、犬にキビッスィー映画は初めて見た気がする。

犬好きのオイラにはちょっと衝撃的ですらあったね・・・。厳しすぎない?マジでへこんだもん(笑)。。

2007年5月29日 (火)

ZARDよ永遠に・・・

昨日の午後に突然降って湧いたように届いた坂井泉水の訃報に今もショックで、ほんとツライ・・・。

現場を見てもなんでそんな所から落っこちて死ぬんだよぉと思わず思っちゃうんだけど、だって窪塚洋介なんて何階から飛び降りたっちゅうねん。

打ち所が悪かったのか、、でもなぁ・・・。まあ自殺ってのはちょっとあの高さでは考えられないと思うけども、たぶん手すりにヨッと上がって座ってたんだろうと思うんだ(笑)。オイラけっこう手すりがあるとするし。しかも手すりの高さは1.2メートルだったかでしょ。

たぶんその時に手すりが雨で濡れてたかして、降りようとした時か座ってた時なのかは分からないけど、バランス崩して、アッ、と3メートル下に後頭部から誤って落ちたのではないかと、そんな風にオイラは思う。

だから滑ったのはじゃなくて、だったんじゃないかなぁと思うわけですが。。

ま、そんなことはどうでもいいんだけどさ。

だっていなくなっちゃったわけだし・・・はぁ。。

中学、高校の時に1番聴いてた人だから、それにスゴイ憧れの人でもあったし。。はぁ・・。

神さまなんていないねホントに。なんでよりによって坂井泉水なんだよっ!

悪徳政治家ごっそり持ってけばいいだろ地獄でもどこでも。。

マジにこのショックは当分消えそうにない。

けど、メディアに出ない人だったから、なんかこの世からいなくなっちゃった感じがしないんだよね。忘れた頃にシングルとかアルバム出して、あ、ZARDかぁ久しぶりだなぁ聴こ聴こって普通に思えちゃうもんな。

でも、もういないんだよね。。。

シングル43作の累計1751万枚はアユに次ぐ女性歌手歴代2位!

アルバム17作の累計1870万枚は女性歌手歴代5位!

ここからは特にオイラが好きなシングル曲を挙げていくぞい(ウウ゛・・)。。

まずは1992年の4th「眠れない夜を抱いて」(最高位8位・56万枚)。

この曲でテレ朝のミュージックステーションに出演したんだよね(1992年8月と9月に計3回出演)。もちテレビ初出演だったわけで。ちなみにこの曲ではフジ系のサウンドアリーナという番組にも出演。また、テレビ出演でいえば次の5th「IN MY ARMS TONIGHT」で92年10月にミュージックステーションとフジ系のMJという音楽番組に出演しています。

また6thの「負けないで」でダブルミリオンを達成するわけだけど、93年2月に出たミュージックステーションが結局音楽番組出演としては最後となったわけです。

まあNHKのあれはシドニーオリンピックの時かな?のテーマソングを作ったときのインタビューなんかはNHKで見たことあるけども、音楽番組はあれが最後だったと。

でもやっぱZARDといえば93~95,6年くらいが1番良かったなぁ。

93年7th「君がいない」(109万枚)、8th「揺れる想い」(140万枚)、9th「もう少し あと少し」(94万枚)、10th「きっと忘れない」(98万枚)。

94年11th「この愛に泳ぎ疲れても」(102万枚)、12th「こんなにそばに居るのに」(90万枚)、13th「あなたを感じていたい」(86万枚)、14th「Just believe in love」(78万枚)。

珠玉の名曲が次から次へとよくもまあコンスタントにこれだけって思うよねぇ。やっぱスゴイ。

96年の17th「マイ フレンド」(120万枚)、18th「心を開いて」(109万枚)、19th「Don’t you see!」(85万枚)

97年の20th「君に逢いたくなったら・・・」(88万枚)、22th「永遠」(104万枚)、98年の27th「GOOD DAY」(64万枚)とまあ、ホントに98年くらいまではとにかく女性アーティストではZARDばっかりで、あとはマライア・キャリーとかセリーヌ・ディオン、マドンナといった洋楽がほとんどだったからオイラは。

んで98年以降にマイラバだったりスピードを筆頭に99年以降はそれこそ雨後のタケノコのごとく、宇多田ヒカルにアユにモー娘に鬼束ちひろに倉木麻衣にetc..女性アーティストがどんどん出てきて、その結果ZARDはオイラの中で一線を退いた形にはなってたんだ。でももちろん出れば聴いてたけどもね。

アルバムも92年の3rd「HOLD ME」から2001年の14th「ZARD BLEND~LEAF&SNOW~」までは全て持ってるんだけど、それ以降の3作品と初期2作品は持ってません。

どのアルバムも最高だけど、やっぱ92年3th「HOLD ME」(160万枚)、93年4th「揺れる想い」(290万枚)、94年5th「OH MY LOVE」(220万枚)、95年6th「forever you」(195万枚)には思い入れが強いな。

はあ、、、こう振り返ってみても、中学、高校、大学(1991~2000)とまさにZARDの軌跡とともに青春時代を送ってきたわけで、いつもZARDがいたんだよっ(涙)。。

高校の時にレースクイーン時代のヤバイ写真を友達に見せられてかな~りショック受けたこともあるんだ。。だってそれくらい憧れの人だったもん。

はぁ、、こうなったらDVD買うぞーーっ!って持ってないんかいっ。

05年発売の「What a beautiful moment」と06年発売の「ZARD Le Portfolio 1991~2006」の2枚が出ているようなので、速攻買っちゃおっと。

とにもかくにも今まで本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠り下さい。

でも、、、本名が蒲池幸子=かまちさちこというのは驚いたな・・・。

ちなみに、あの岩井俊二監督が、シングル1stから3rdまでのビデオクリップを作ってたりするんだよね。

長い歴史を噛み締めましょ。。

悔しいの一言です・・・。

レアル・マドリー狂想曲第32番:レアル優勝まであと2つ!

Eced1553074455c04400d4b095bcadf0 いやはや、昨日はZARDの坂井泉水の訃報にてんやわんやで肝心のリーガエスパニョ-ラ第36節の更新が遅れてしまいました。

ZARDの分も頑張ってくれ!我が愛しのレアル・マドリー!

と、涙に暮れてばかりもいられないので、ここは気分を入れ替えて。

レアル勝ったどーーーっ!!!

日曜日、第36節vsデポルティーボ戦がサンチャゴ・ベルナベウで行われ、レアルが3-1で快勝した。

先制点は、前半30分、ベッカムの左サイドからの左足クロスをファーサイドでファンニステルローイが相手DFアンドラーデと競り合った際に手に当てて、それがゴール前への折り返しとなり、詰めていたSラモスが豪快に決めた。

ニステルもあれはハンドだったと認めちゃってるようで(笑)、おいおい。

でも今のレアルの勢いというか勝利への執念というかチームスピリット、そして満員のサンチャゴ・ベルナベウの熱狂が審判の目を眩ませましたね。最近のレアルは幸運にも恵まれている。

914273fad6b0c38ddea8c67d95639f72 そして後半10分に同点にされて嫌な雰囲気が流れるかと思いきや、その2分後に突き放しちゃうのが今のレアル。しかも決めたのはラウル。ベッカムのクロスも芸術品。ベッカムが蹴る前から、あっこれは決まったぞと感じられちゃったからね。

前節のレクレアティーボ戦もそうだったけど、ホント今のレアルは取られたらすぐに取り返すことを実行できている。素ん晴らしいね。

3点目もラウルの粘りからニステルが決めて役者揃い踏み!言うことなし!

さあ、追いかけるバルサはどうなった!?

93ffcbf47c161974ed8f5ada45cad7ed 言うまでもなく、、勝ちました。。。

国王杯で劇的逆転敗退を喫したヘタフェ相手ということで、ほんのちょっとは期待していたのだけど、やっぱバルサも2度同じ過ちは繰り返さないということで、前半早々に入れた虎の子の1点を守り抜き1-0で辛勝した。

しかし、前半40分にロナウジーニョが一発退場!!

さらにはエトーもイエローをもらい、次節出場停止!!

ロナウジーニョは相手DFベレンゲールの激しいコンタクトに倒れたロナウジーニョが足を2回も蹴り上げベレンゲールの股間を攻撃!案の定ベレンゲールは大げさに倒れ、ロナウジーニョにまさかの一発レッド!ヤッター!!

これで次節、エスパニョ-ルとのカタルーニャダービーにはロナウジーニョ、エトーの攻撃の主軸ホットラインが出場停止となる。

レアルはアウェイで難敵サラゴサとの厳しい一戦が待っているので、なんとしてもバルサにはこけてもらわなければ。頼むこけろバルサァッ!

また、まだ優勝もあり得る3位のセビージャは、そのサラゴサとホーム、サンチェス・ピスファンで対戦。こちらも退場者が出る激しい試合となったが、3-1でセビージャが勝った。

4位バレンシアはここにきてノリにノッているビジャレアルに2-3で敗戦し、優勝の可能性は完全に消えた。

これで、1位レアル勝ち点72、2位バルサ勝ち点72(*クラシコ2戦の結果で、5-3でレアルが上回るので同勝ち点ながらレアルが1位に)、3位セビージャ勝ち点70。

しかし、ここで例えばレアルとバルサが引き分けたりして、セビージャが勝ったりしちゃったりすると、今度は勝ち点で3チームが並ぶという異常事態に陥ってしまう可能性もあったりしちゃったりして・・・。

この場合は、レアル×セビージャは2戦合計(レアルホーム3-2・レアルアウェイ1-2、トータルスコア4-4。しかしアウェイゴール2倍方式で5-6でセビージャが上回ることに)。

バルサ×セビージャは2戦合計(バルサホーム3-1・バルサアウェイ1-2、トータルスコア4-3でバルサが上回る・・・)。

レアル×バルサはレアルが上回り・・・エッ?こうなったらどうなるの??3チームが勝ち点で並んじゃったらどうなるんだ・・・??

う~む、、ともえ戦ですか(笑)。大相撲かよっ。

でも、それしかないんじゃない?

あああああ、、、、ハラハラドキドキ。。

とにかくレアルとしては残り2試合勝って勝ち点6を取ればいいんだから。

頼むでレアル。

アッラ・マドリー!!!

2007年5月28日 (月)

ZARD坂井泉水が・・・

Zardlive_main ちょっと今信じられないニュースが飛び込んできました・・・。

ZARDのボーカル坂井泉水が亡くなっちゃったんです。。

信じられません。

享年40歳。。

オイラが音楽を聴くようになった最初の頃に出会ったアーティストで、中学・高校とそれはそれは大きな影響を与えた大好きなアーティストだったのに。。。なんでなの・・。

一昨日(5月26日)の早朝に入院していた慶応大学病院の1階外階段のスロープから約3メートル下に転落、脳挫傷を負い、昨日(5月27日)午後3時過ぎに永眠したのだという。ウソだ・・・。

仰向けで倒れているところを発見されたのは早朝5時半で、普段着に靴もちゃんと履いていたらしく、日課になっていた散歩に出かけるところだったのではないかという・・・。

スロープの手すりの高さは1メートル。前日に降っていた雨によりスロープが滑りやすくなっていたため滑って転落したのではないかということらしいけど、警察は事故・自殺両面で調べているらしい・・・。

そんなのウソだ・・・。死んだなんてウ・ソ・だ。。

去年6月に子宮頸がんで入退院を繰り返し、今年4月には肺に転移。

そんなこと知らなかったんだ。。

今度の秋にはアルバムも出す予定だったんだろ。なんでだよ。。

オイラが初めて買った音楽のアルバムはZARDの「OH MY LOVE」だったんだ。

ずっーーと今までお気に入りで聴き続けてきたZARD。

今はホントに信じられない、、ただそれだけ。

なぜ?なぜ?なんでなんだ?バカヤロー・・・。

2007年5月24日 (木)

欧蹴球狂想曲第28番:ミランvsリバプールCL決勝!

06-07UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝ACミラン×リバプールがアテネのオリンピックスタジアムで日本時間今朝3:45から行われ、ミランがフィリッポ・インザーギの2得点で2-1で勝ち、通算7回目の優勝を飾った。チャンピオンズリーグと名称を変えた93-94シーズンから数えると3回目の優勝で、これは我が愛しのレアル・マドリーと並ぶ回数である。

ちなみにレアルは1955-56からのCLの歴史で通算9回優勝している。もちろん最多。それに続くのが今回のミランの7回ということになった。

ウカウカしてられないぞ~レアル。。。

また、これまで国別優勝回数でも、レアルの9回+バルサの2回でスペインが計11回優勝と最多だったのが、今回のミランの優勝で、ミラン7回+ユベントス2回+インテル2回とイタリアも11回で並んだ。

ヤバイぞ!スペイン勢!!

来シーズンのスペイン勢は、白い巨人レアル、まだまだ世界最強の看板は外せないバルサ、UEFAカップ2連覇を引っ提げて満を持してCL初参戦のセビージャ、そしてスペイン代表軍団バレンシアとヨーロッパに胸を張って出せるベストチームが顔を揃えることになる。

特にセビージャには頑張ってもらいたいですな。

と、今日の決勝戦の話もしないと。。

一昨シーズンのリバプールの3点差を追いついてのPK戦勝利、そして昨シーズンの魅惑バルサの逆転勝利に比べると、今回の決勝は、、、全くもってツマラナカッタ・・・。

ハハハ・・・。

なんだろう、、最近我が愛しのレアルの劇的すぎる試合を立て続けに目の当たりにしているせいか、今日の試合はズルズルとテンションが上がらないまま終わっちゃったかんじで・・。

なんというか心に残る凄みのある試合って、自分の心拍数が1.5倍くらいにドッドッと上がって、のどがカラカラに渇いてくるかんじがして、まばたきすらできない状態。んでアウト・オブ・プレーになった時に、フーーッと息を付けられるようなそんな試合なんだけども、今日はもうあくびばっかり(笑)。

それこそ後半44分にCKからカイトがヘディングで押し込んで1点差にしたところで、キタキターーッと自分の中でテンション上がった、、、と思ったら終わっちゃったよ、、みたいな。。

ま、両サポーターにとってはもちろんアツくなれる戦いだったのだろうけど。

なんてったって1点目の入り方がテンション下げたよね(笑)。

いや、もちろんインザーギのインザーギによるインザーギのためのインザーギにしかできないゴールだったし、2点とも彼の嗅覚が見事に生かされた得点だったけども。

1点目だって、ピルロがFKを蹴った瞬間にキーパーが弾く可能性を考えてゴール前にいの一番にダッシュしてるわけで、そこに当たっちゃってコースが変わりゴールネットを揺らした、と。

しかも前半終了間際という最高の時間帯だったからね。

逆にいえばリバプールとしては最も嫌な時間帯に入れられたわけで、後半どのように臨んでくるのか、ラファエル・ベニテス監督の手腕に興味があったのだけど、負けてるわりにはちょっと慎重すぎたというか腰が重すぎたというか勝負に出るのが遅すぎたとオイラは感じたけど。

後半から何かを変えていかないと流れをつかめないと思ったけどねぇ。

今日の試合は全体を通しても両チームとも流れを完全につかんだ時間帯は無かったに等しく、勢いをお互いに削ぐ試合展開となったことからしても、これは先制した方がそのままイクぞというかんじだったので、後半から思いきって勝負に出ても、と。

リバプールはまず後半14分に左サイドのゼンデン→キューウェルと1枚目のカードを切るわけだけど、この時点でワンテンポ遅いんだよね。

クラウチなんてさらにそこから19分後の後半33分にならないと出てこないんだから、今日のラファベニは固かったか・・・。

なりふり構わず攻撃陣を投入するというよりは、あくまで失点することを2点目取られることを恐れた慎重な采配だったよね。ミランが守りに入ってカウンターに入るのは定石だけど、負けてるリバプールがバカに余裕めいていたことが何か観てる自分のテンションが上がらなかった大きな要因だったのではないかと思う。

ただミランのガットゥーゾ、アンブロジーニが中盤センターからサイドに至るまで的確なチェックを怠らなかったことがリバプールの勢いを削ぎ続けたし、リバプールの生命線だった両サイドも右のペナント、左のゼンデンと大いに頑張ったには頑張ったのだが、ミランの両ラテラルであるヤンクロフスキとマッシモ・オッドのここぞの局面で良質なセンタリングを上げさせないコースを限定させる体を張った守りも大きく、終わってみればミランの巧さ、狡猾さが光った試合となった。

まあリバプールが先制してればそのままリバプールが勝ってたと思うけどね。

この試合を要約するとしたら、まずはマン・オブ・ザ・マッチのインザーギのここぞの嗅覚が試合を決めた。そしてリバプールはあまりにも先制された時間(前半45分)が悪すぎた。そのためにラファエル・ベニテスの対応策と戦術変更の決断が15分は遅れてしまった・・・。これは致命的だった。クラウチ投入も少なくとも15分は遅れた。

そして迅速な対応と決断ができなかったラファベニを尻目に、後半スタミナ切れがまま見られるミランはリトリートして守りを固めリバプールの攻撃を上手くいなす。そして後半残り30分でやっとでカードを切ってきたラファベニにまるで遅出しジャンケンのようにカードを切って対応する余裕の試合運びを見せた。

アンチェロッティの対応の良さというよりは、ラファベニの無策がミラン優勝への道を鮮やかに照らし出してしまったといえるだろう。

シーズン前は、いわゆるカルチョスキャンダルで補強策も大幅に出遅れ、セリエAでもインテルに独走を許していたネガティブ面ばかりが目立ったミランが、まさかビッグイヤーを掲げてしまうとは正直オイラは思いもよらなかったが、やっぱ強者の連綿と続く伝統てのはスゴイね。特にCLでの強さというのはここ5年だけをみればナンバー1だろう。

そしてカカだな。CLで10得点!2位に4点差をつけての得点王。

これは今年のバロンドールはCロナウドじゃなくてカカかなぁ。

さて、今シーズンのCLも幕を閉じたわけだけど、今回は中村俊輔も参戦して、しかも心に残るスーパーゴールを決めたりとセルチックの躍進も印象的でした。ミランとの延長戦もねえ、、、惜しかった。。

我が愛しのレアル・マドリーはここ最近振るわず、今シーズンも決勝T1回戦でバイエルンに負けました。。

来シーズンこそ。。。

とはいえ、まだ今シーズンが終わったわけではなく、欧州リーグでいまだ優勝が決まっていないのはスペインだけ!!!

セリエAはインテル、プレミアはマンU、ドイツはシュツットガルト、フランスはリヨン、オランダはPSV、スコットランドはセルチックetc...

その中でスペインリーグは残り3試合、、しかし優勝争いはレアルとバルサが同勝ち点で並走するという超マッチレースが続いている。

最後に笑うのは我が愛しのレアル・マドリーだっ!!

アッラ・マドリー!!!

2007年5月22日 (火)

夢のシネマパラダイス233番シアター:ニュー・シネマ・パラダイス

51hdqqcrp9l 出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ぺラン、サルヴァト-レ・“トト”・カシオ、アニェ-ゼ・ナーノ

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ

1989年・伊/仏・175分(完全版)*オリジナル版は124分

評価★★★★/80点

内容:古き良き時代の映画館を舞台に、老映写技師と少年の心の交流を描いたヒューマン・ドラマ。シチリア島に住む少年トトは、毎日のように街の映画館パラダイス座に通う映画好きで、映写技師のアルフレードを慕っていた。ところがある日、フィルムへの引火が原因で映画館が火事になり、アルフレードは失明してしまう。彼に代わって改築されたパラダイス座の映写室を任されることになったトトは、初恋や徴兵を経て成長し、アルフレードの勧めで島を出て行くことにする。。

“映画好きなら必ず1度は立ち寄る映画館、それがニュー・シネマ・パラダイス!”

久方ぶりにDVDで完全版の方を見た。

ほんと久しぶりに見たせいで、ああこんなシーンあったっけとか思いながら観たのだけど、特にトトの恋愛が描かれる青年時代はほとんど忘れてたな。

自分の記憶に鮮明に強く残っているのはやはり少年時代のトトとアルフレードの交流なのだね。これは例えばNHK朝ドラの「おしん」と同じ。

おしんを見たのはまだ幼稚園くらいの頃だったけど、やはり記憶に強く残っているのは少女時代。近年の再放送で、小林綾子のおしんより田中裕子のおしんの方が長かったということに相当驚いたものだ。しかしやはり、おしんといえば小林綾子ということに異論は出ないだろう。

そしてこのニュー・シネマ・パラダイスにも同じことがいえると思う。

ニュー・シネマ・パラダイスといえば少年時代のトトなのだと。

特に印象的なのが、トトがフィルムの切れッ端を見ながら、まるでマンガのコマを読むようにセリフをつけていく場面。子供の創造力ってのはホントすごい。勝手にいろんな遊びを発明しちゃうからなぁ。

大人にはどうってこともないささやかなことだが、子供にとってはものすごく大切な宝物、思い出をこの映画は自然に描けている。だから自分の心にも強く残るのだと思う。

まぁ、他にも心に残る場面がこの映画には目白押しだけど、1つ言わさせてもらえば完全版はちょっと長いというか余計な無くてもいいシーンがあると思ったりして。。

特に30年ぶりに故郷に帰ってきたトトが青年時代の恋人に会うくだりは相当余計だろう。

個人的にはやはり2時間版の方が好きです。

あと映画館も焼失する前の映画館の方が好きだな。なんてったってライオンの口が動くねんもん。でもそれだとただのシネマ・パラダイスになるのか。。

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虹をつかむ男(1996年・松竹・120分)NHK-BS

 監督・脚本:山田洋次

 出演:西田敏行、吉岡秀隆、田中裕子、田中邦衛、倍賞千恵子、すまけい、前田吟

 内容:親とケンカして家出したフリーターの平山亮。徳島の小さな町にたどり着いた彼は、映画をこよなく愛する白銀活男と映写技師の常さんが支えているオデオン座という古ぼけた映画館でアルバイトをすることに。活男には常連さんで幼馴染みの未亡人・八重子という惚れた女性がいたが、その思いをなかなか打ち明けることができないでいた。そんな中、不採算のためオデオン座に閉館の危機が…。

評価★★★/60点

この食い足りなさは何だろう。

寅さんファミリーが総出演しておきながら寅さん映画になっていない違和感、、つまるところ渥美清の急逝で出演が不可能になっても、寅さんは旅に出ていて健在であるという設定にすることがなぜできないのか。

また満男の、いや平山亮とかいう青年の出身が葛飾柴又であるということを聞いた活男がさしたる反応をみせずスルーしておきながら、「男はつらいよ」を大々的に取り上げる違和感、、フツー映画好きなら葛飾柴又と聞いた瞬間に寅さんを連呼するはずではないのか。

さらにラストでCG合成の寅さんを出し、エンディング曲に寅さんのテーマ曲まで持ってくる意気があるならば、何も普通に寅さん映画にしてしまえばよかったのではないのか・・。

自分はこの映画をこそ、男はつらいよ最終作として作られるべきだったと思う。

それがビミョーな食い足りなさの最大要因だ。

取り上げる映画も山田洋次の独りよがりなマニアック選ばかりでツマラなかったし、「禁じられた遊び」を廃校になる小学校のたった一人の生徒に見せてしまう無神経さなどは全くもって共感できない。

まぁ、要はクソ真面目すぎるんだよね

映画館はもっと夢があって楽しい所だと思わせるような映画を作ってもらいたかったな。

少なくとも寅さんを懐古趣味な話で語るような映画にすべきではなかったと思う。

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マレーナ(2000年・伊/米・92分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ

 出演:モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・スルファーロ、ルチアーノ・フェデリコ

 内容:第二次世界大戦下のシチリア島。12歳の少年レナートは、村一番の美しい人妻マレーナに恋をする。歩くだけで街中の男性の視線を惹きつける彼女だったが、夫が戦死し未亡人となり、人生は転落の一途をたどる・・・。監督トルナトーレ、音楽エンニオ・モリコーネのコンビによるせつない恋物語。

評価★★★/60点

未熟なレナート少年と同い年くらいに観てれば、マレーナの太股がトラウマになったかもしれないが、いかんせん10数年歳くっちゃうと、未熟なストーリーテリングを除けばモニカ・ベルッチの仏頂面とその仮面の下で自己満足に浸る監督の気持ち良さげな顔しか見えなくて、観ていて気持ち悪くなってくる・・・。

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(おまけ)

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年・アメリカ・130分)DVD

 監督:ジョン・マクティアナン

 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、オースチン・オブライエン、アンソニー・クイン

 内容:映画狂の少年ダニーは、魔法のチケットでスクリーンの世界に迷い込み、憧れのアクションスター、ジャックとともに悪と対決する!

評価★★★★/75点

様々な映画のパロディや粋な演出など見所はあるし、それだけでなくハリウッド的ご都合主義までもお気楽にパロッてしまう着眼点は買い。

しかし、それも度を越しすぎると『ジャック・スレーター』みたいな映画になっちゃうってか。レイトショーとはいえ観客が1人だけというのは相当なシロモノだぞ(笑)。。

2007年5月21日 (月)

レアル・マドリー狂想曲第31番:またまた勝手に劇的勝利で首位堅持!!

またまたヤッタヨーーー!!!

2007052100000513reuspoview000 シーズン残り4試合。首位レアル(勝ち点66)から4位バレンシア(勝ち点62)まで優勝の可能性がある史上稀にみる大混戦となっているリーガエスパニョ-ラ。

そして今節。

バレンシアが土曜日マジョルカ相手にロスタイムのホアキンの劇的ゴールで勝利を収め、勝ち点65まで迫ってきた中で日曜に行われたレクレアティーボ×レアル。

前半9分にベッカムの技ありワンステップクロス(しかもここしかないというピンポイント)をロビーニョが冷静に沈め先制。

その後はレクレアティーボの拙攻にも助けられレアルの鉄板試合となるはずだったのだが・・・。

後半9分という最良の時間帯にファンニステルローイがPKを決めて2-0。

もうこれは決まったな、、と思いきや、後半28分にウチェが倒されたPK、つづく40分にはCKからウチェが決めてしまい、なぜか同点にされてしまう・・・。

しかも2点ともウチェが絡んでいる・・・。前回ベルナベウで対戦した時に0-3で完敗したけど、その時もこのウチェにやられてるんだよなぁ、、ったく。

残り5分・・・。

うなだれるラウル・・・。

これは、、、痛恨のドローか、、。

ここでカペッロはラウルに代えて前節の劇的勝利の立役者イグアインを投入。

そして後半ロスタイム。それは起こった。

カウンターからイグアインがドリブルでペナルティエリア前までDFを引き連れて爆走!後ろにいたベッカムに下げて、ベッカムがゴール前に走りこんだガゴにパス。そこで相手にしっかりブロックされていたガゴは左サイドの疾走してきたロベカルに流し、、、、んんんんゴラッソ・デラ・ホルナーダーーーッ!!!

3-2という劇的劇的!勝利で勝ち点3を上積みしたレアル。首位をなんとか守る。

でもよくよく考えてみれば、2-0で勝ててたはずの試合だったんだけどね・・・。

でもここ最近のレアルの試合は演出的には最高の試合ですな。

さて、この試合の直後にビセンテ・カルデロンで行われたアトレティコ×バルサは、0-6という大差でバルサ圧勝・・・・。

データ的にも相性的にもアトレティコ優位かなと思ってたので、まっさかこういうスコアになるとは思いもよらず・・・。

エトー⇔ロナウジーニョのホットラインが完全復活し、メッシも勇躍と、マドリディスタにとってはイヤ~な結果となってしまいました。

勝ち点69で並んだ両者のマッチレースも残り3試合。しかし、何気に勝ち点67でセビージャも来てるんだよね・・・。

とにかくレアルは全勝すればいいわけで、次節はデポルティボとホーム、その次はサラゴサとアウェイ、最終節がマジョルカとホームとなっている。

対するバルサは国王杯で屈辱的敗戦を喫したヘタフェとホーム、次がホームでエスパニョールとのダービー、最終節がアウェイでヒムナスティック。

こう見るとバルサの3連勝は固いな、と。

問題はレアル。サラゴサとのアウェイ戦、、、ヤバイねぇ。。。

でもここまで来たらそんなこと言ってらんないよね。気持ちで負けてたら話しにならないので。

残り3試合全勝で行くぜ!

アッラ・マドリーよ永遠に!

2007年5月13日 (日)

レアル・マドリー狂想曲第30番:自作自演スペクタクルでレアル暫定首位っ!!!

Genimage 今朝7時、、、オイラは泣いた・・・!!

我が愛しのレアル・マドリー×エスパニョール。

リーガ第34節。首位バルサに勝ち点2差。ついに王者バルサを射程圏内に捉えた中でのサンチャゴ・ベルナベウでの決戦。

エスパニョールは4日後にUEFAカップ決勝戦を控えているため、主力数人を温存。

対するレアルは前節のセビージャとの大一番の劇的勝利の代償としてベッカム(累積警告)&ロビーニョ(レッドカード退場)の両翼が出場停止。

そのため、レアルは右にイグアイン、左にグティを入れ、左ラテラルにロベカルが怪我から復帰した。

試合開始から主導権は完全にレアルが握り、これは得点も時間の問題かと思っていたその矢先、、、、

前半15分、パスを受けたグティがハーフウェーラインでボールを奪われ、そのままカウンターをもろに食らいあれよあれよという間に失点。

さらに前半26分またもや失点。相手ゴール前でディアッラがシュートを撃つべきところをパスの選択をしてしまい、それを相手に奪われてまたカウンターを食らう。しかも1点目と同じくロベカルの左サイドを切り裂かれ、ジョナタス→ルフェテ→パンディアーニという流れも1点目と全く同じ。。0-2。

その4分後の前半30分に、左サイドから上げたラウルのセンタリングをロベカルが頭でそらし、ゴール前に詰めていたファンニステルローイが豪快に決めて1点差。

がががが、、が、それから4分後、、前半34分パンディアーニにハットトリックとなる3点目を決められてしまう。

ジ・エンド・・・。

そりゃ誰だってこれはダメかな、、と思っちゃうだろ。

前半のベルナベウはブーイングで幕を閉じた。

ところがだ。後半、祭りだ祭りだ祭りだ♪レアル祭開演!!

後半始めからシシーニョに代えてエルゲラ、グティに代えてレジェスをピッチに送り込んだレアルは、後半開始18秒でレジェスが決定的シュートを放ち、総攻撃の狼煙を上げる!

そして後半3分という最高の時間に、ロベカルの左からのセンタリングをニアに走りこんだニステルが足裏に当ててファーに流し、そこに詰めていたラウルがビューティフルゴール!!

この時点で2-3。

その後も激しいプレッシャーからエスパニョールに襲い掛かるレアル。

早く、早く~同点に追いつけーーッ!と心臓バックバク興奮状態の中、後半10分。

ゴール前に上げられたボールにイグアインが突っ込み、相手GKカメニが詰める、、、と、カメニと相手DFチカが交錯!こぼれたボールをレジェスが押し込みんゴーーール!!

3-3!

その後はジリジリするような展開となり、なかなかレアルも攻めきれない時間が続く。

後半36分には、パンディアーニに代わって入っていたルイス・ガルシアの決定的シーンをカシージャスが止める大ファインプレー。

さあ、時間が無いぞーー。どうなるレアル!?

そして、歓喜は訪れた。。

後半44分。

右サイドに出されたパスが流れて相手に取られるかと思いきや、イグアインが渾身のスライディングでマイボールにし、ドリブルからレジェスにパスを出したイグアインはそのままダッシュでゴールへ突進。そこにレジェスからスルーパスが出て、走りこんだイグアインが大逆転ゴーーーーーーーーッッッルルル!!

ベルナベウ、地鳴り。

ロスタイム4分。

長っげえよ~~早く終われよー。

ラウルが飛び上がりながらイグアインに抱きつき、トーレスと交代。

そして、至福のレアル祭りは歓喜の渦で幕を閉じたのだった。

こんな試合フツーじゃ見れへんよ。スゴイ。凄すぎる試合だった。

って前節も同じこと言ったけど、マジに凄い!

試合終了後は、選手が皆抱き合い、ベルナベウに集ったマドリディスタも歓喜歓声感激の嵐。

中には涙する者も。

げえ美女が泣いてたなぁ(涙)。オイラも泣いたよ。思わず。

ええもん見せてもろうたわ。ありがとう。

これで暫定とはいえ首位に立った。どのくらいぶりだろう。。

とにかく残り4試合勝ち続けるしかない。

そしてバルサの躓きがどこかで・・・頼むマジに。今日はカンプノウでベティス戦のバルサ。

国王杯準決勝で第1戦ヘタフェに対し、5-2の余裕のアドバンテージを得たバルサが、第2戦、なんとまさかまさかの0-4の敗戦を喫し、トータルスコア5-6で敗退したのだ。

手負いのバルサ、傷は急速に拡がりつつある。

付け込むとしたらここしかない!ベティス頑張れ!ドローでええねんから。ドローで。頼んまっせ!

最後はこれで締めッ。

嗚呼嗚呼~~~ッ、、アッッッラ・マドリーーー!!!

2007年5月12日 (土)

夢のシネマパラダイス225番シアター:ゴースト/ニューヨークの幻

83s815b83x83g 出演:パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、トニー・ゴールドウィン

監督:ジェリー・ザッカー

(1990年・アメリカ・127分)

評価★★★★★/90点

内容:ニューヨークに住む銀行員サムは、恋人モリーと共同生活を始めるが、ある日暴漢に襲われて命を落としてしまう。幽霊となったサムは、事件が同僚のカールが仕組んだ犯罪であることを知る。サムは、いんちき霊媒師オダ・メイの助けを借りてモリーに真相を伝えようとするのだが・・・。1990年度の全米サマーシーズン興行収入ナンバー1に輝き、世界中で大ヒットを記録したラブファンタジー。ライチャス・ブラザースの「アンチェインド・メロディ」をバックに、焼き物の粘土をこねる恋人2人の手が重なっていく、というラブシーンの演出も話題に。アカデミー賞では、ウーピー・ゴールドバーグの助演女優賞とオリジナル脚本賞を受賞。

“オダ・メイに笑い、オダ・メイに涙し、オダ・メイに同感し、ようするにウーピーに感動した!ウーピーに★5っつ。なかでもオダ・メイの歩き方に★5っつ!”

オダ・メイが400万ドルの小切手をいやいやながらに寄付した後、サムにいちゃもんをつけながら立ち去る時の後ろ姿がほんと好きです。

いい味出してるんだよね。大根足オー脚ガニ股歩きとでも名付ければいいのか。あの後ろ姿の姿勢と歩き方だけ見ればほんと「美女と野獣」の野獣そのものだもん。しかも趣味の悪いドレスでいかにも怪しげなオバさん。

ま、詐欺師だから当然だけど誰が見ても怪しく見えるオバハンを演れる女優ってのはそうざらにはいないっしょ。

死んだサムの存在をいかにしてモリーに信じさせ、また自分のことも信頼してくれるかというのが個人的には1番の見所として見ちゃうわけで。

でもその前提条件として幽霊のサムとオダ・メイとの間にコミュニケーションが成り立つ関係を築かなければならない。

ここが肝心なところだと思ったのだけど、これまたオダ・メイの図太くあっけらかんな性格がうまく生きているわけです。もちろんサムの意味不明な歌、オレはヘンリー8世だ~~♪攻撃も赤丸ですが、それに対していっそう怯えるどころか逆ギレして開き直っちゃうところがこのオバハンの凄いところ。いや、それ以上にベッドでフツーに寝ようとしてる時点でただ者じゃないよこのオバハンは。

そして何の違和感もなしにサムとオダ・メイとの間には自然な関係が築かれ、丁々発止のやりとりがテンポよく進んでいく。

もうはっきし言ってサムとモリーなんてどうでもいいんです僕にとっちゃ(笑)。

オダ・メイが僕にとってこの映画における主軸なのです。

だから1番ジーンとくるのは、サムが1セント硬貨を浮かせたことによって確信を得たモリーがドアを開けてオダ・メイを迎えるシーン。この時のオダ・メイの表情がなんとも柔らかく優しく穏やかな表情をしているんだよね。

モリーとオダ・メイとの間に完全な信頼関係が築かれた瞬間。僕はここに1番感動しました。

そして、ラスト。

たとえサムが天に昇って涙の別れで終わろうとも、あの後にはモリーとオダ・メイの笑顔と抱擁があったはず。

そして女同士の長い付き合いが始まっていったんじゃないかな。

2007年5月 9日 (水)

夢のシネマパラダイス221番シアター:ぼくの神さま

P100132 出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント、リアム・ヘス、ウィレム・デフォー、オラフ・ルバスゼンコ

監督:ユレク・ボガエヴィッチ

(2000年・アメリカ・98分)2002/03/07・新宿文化シネマ

評価★★★/65点

内容:ナチス占領下のポーランド。ユダヤ人少年のロメックは、強制連行から逃れるため、両親と別れ農村の一家に匿われた。ロメックは彼と歳の近い兄弟ヴラデックとトロと仲良くなるが、やがて戦争の影は彼らをも巻き込んでいく。。

“ウィレム・デフォーが神父という時点で、なんかフツーの映画じゃなさそうな気が、、そんな不気味な悪寒が背中を襲ったのだけど・・・”

さわやか感動路線を期待していたため、まさかの展開と内容にビツクリ。。

フジのめざましTV風にいえば、“トロと旅する惨劇編”ってとこかな。

しかしまあ戦争の三大要素ともいえる虐殺・強奪・レイプを片田舎の村社会どころか子供の世界にまで縮図として描きこむあたり、相当に勇気がないとできない芸当だし、それだけ意気込みがあるということなのかもしれませんが。

でもでもやっぱりトロ君とマリアが可哀想すぎるよ・・・

映画からは脱線するけど、ハーレイ・ジョエル・オスメントはどうも「A.I.」「ペイ・フォワード」のイメージが強すぎて、今回の映画を観ててもそのイメージに食われちゃってるシーンが多すぎる。

演技は上手いんだけど、このままいっちゃうと子役スターで終わっちゃう可能性が高いぞ。。

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バティニョールおじさん(2002年・仏・103分)DVD

 監督・脚本:ジェラール・ジュニョ

 出演:ジェラール・ジュニョ、ジュール・シトリュック、ミシェル・ガルシア、ジャン=ポール・ルーヴ

 内容:1942年、ナチス占領下のフランス・パリでは市民を動員したユダヤ人検挙の嵐が吹き荒れていた。厄介ごとを嫌う平凡な肉屋の中年男エドモンド・バティニョールは、ふとしたきっかけでユダヤ人の子供たちをスイス国境まで逃がしてやることになるが・・・。

評価★★★★/80点

あのような戦時下で自分はバティニョールおじさんのような行動をとれるか、はっきりいって自信がない。ということは逆にピエールになってしまう可能性だってあるのかも。。そう思うとちょっと恐くなった。

誇りだけは失わないような生き方をしたいもんだね。

2007年5月 7日 (月)

レアル・マドリー狂想曲第29番:レアル劇勝で2位浮上!!

バルサが一昨日アウェイで降格圏に落ちぶれているソシエダにロナウジーニョの活躍で2-0で勝ったことにより、1日遅れで試合日程が組まれていたレアルにとっては、暫定とはいえ首位バルサ(勝ち点65)との勝ち点が5に広がったわけで、そんな絶対に負けられない状況の中で迎えた第33節。

2位セビージャ(勝ち点61)とのバルサ挑戦権を賭けた一大決戦!3位レアルは勝ち点60で、勝ち点3が至上命題。舞台はサンチャゴ・ベルナベウ。

2007050700000485reuspoview000 試合はまるで決勝戦のような雰囲気の中、両者行き詰る緊迫したものとなり、チャンスも数多く見られ、今シーズン1番シビれまくる息を呑む試合展開となった。

そんな中前半41分に、セビージャが得たFKからカヌーテがヘディングで落としたところを、マレスカが左足ボレーで合わせ、スーパーなゴールを決めてしまう。

まるで01-02シーズン、ジダンがグラスゴーで行われたCL決勝戦でロベカルの折り返しを決めた左足スーパーボレーのようなかんじだった。

マドリディスタのオイラはもう開いた口が塞がらない状態で、放心しておりました。。

これでレアルは2点取らなければならない状況になった。

そして後半、1点差だろうが2点差だろうが負ければ何の意味もないことに気付いてくれたのか(笑)、カペッロが珍しく早い勝負に打って出る。

後半13分。ラウル→グティ、左サイドのトーレス→エルゲラという選手交代。

CBのセルヒオ・ラモスが右ラテラルに、エルゲラ&カンナバーロのセンターに、右ラテラルに入っていたシシーニョが左に回る布陣に変更した。

そしてそして1番大きかったのが、グティ!!!

グティ投入からわずか4分後に、グティの超絶スルーパスがファンニステルローイに通り、ニステルが冷静に決めて同点!!

その直後にセビージャも右ラテラルのヒンケルを投入し、D・アウベスを右ラテラルから右サイドハーフに上げて勝負に出たが、決定的ごっつぁんシュートをなぜか外してしまうD・アウベス。

逆にレアルは後半33分。またしてもグティのスルーパスが決まり、ロビーニョが逆転ゴールを突き刺す!!!

40分にはグティの起点からSラモスが豪快シュート、その弾いたところをニステルが頭で合わせて試合を決める3点目をねじ込んだ!!!

この時点でカメラがぶれるくらいに揺れまくりのベルナベウ!

歓喜のるつぼに熱狂するとはこのことよ!ハハハハハ。

こんな嬉しい興奮のひと時をマドリディスタとして味わえるなんていったい何年ぶりだろう。。マジに。

この勝利により、勝ち点63となったレアルが単独2位に躍り出た。

今シーズンに入って苦節9ヶ月、、、やっとでレアル本来のサッカーがベルナベウの観衆と一体となって作り出せる環境が揃ったかんじで、しかも夢のような2位、、、もちろんめざすはリーガ優勝!!

勝ち点65のバルサとは勝ち点2差。

これはつまり、バルサが引き分けて、レアルが勝てば、勝ち点で並ぶ状況ということです。

しか~もしかもしかも、、、よく聞いておくれよそこのアータ。

勝ち点で並んだ場合、今シーズンリーガで行われた両者の直接対決2試合(ホーム&アウェイってことね)の結果でどちらが上かが決まるわけです。

となるとですよ、レアルは第7節のクラシコ、ホームのベルナベウで2-0で勝ったと。そして第26節のアウェイ、カンプノウでのクラシコでは3-3のドロー。

すなわち、トータルスコア5-3でレアルが上に来るわけです。

マジかよマジだよマジなんだよーーッ!

まあとにかくここからは絶対に勝ち点3を上積みし続けなければならないというのがレアルの最低必要条件ではあるのだけどね。

うわーー、、、マジにもの凄いことになってきたゾよゾよ。

残り5試合!壮絶なマッチレースここに極まれり!

さあ、皆さんもご一緒に、、、、アッッラァァ~~・・・マドリーッ!!!

次節は、UEFAカップ決勝戦前のエスパニョールをベルナベウに迎えます。対するバルサはカンプノウでベティスと。

うう、、頼む、、コケろバルサ・・・。

2007年5月 5日 (土)

夢のシネマパラダイス219番シアター:往年名作劇場3番館

甘い生活(1960年・イタリア・185分)NHK-BS

 監督・脚本:フェデリコ・フェリーニ

 出演:マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ、アラン・キュニ

 内容:作家志望だったが、今はゴシップ記者となって享楽的な生活に身をゆだねている主人公を中心に、現代ローマの華やかで退廃的な上流社会の生活が映し出される。だがその華麗な表面の奥底には、底知れぬ暗闇が潜んでいるのだった・・・。猥雑でパワフル、知的で深い道徳的思索を呼び起こす3時間の映像体験!?それまで現実主義的な世界観を描き続けてきたフェリーニの奔放な感性がはじめて本格的に開花した傑作と巷では言われている、、らしい。。

評価★★/40点

20代そこそこのオイラみたいな若造が退廃なんて別に知りたかないしね。。

だから、この映画を観て退屈極まりなくなった自分は至極正常だということ。うん。それでいいのだ。。

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その男ゾルバ(1964年・米/ギリシャ・146分)NHK-BS

 監督・脚本:マイケル・カコヤニス

 出演:アンソニー・クイン、アラン・ベイツ、イレーネ・パパス、リラ・ケドローヴァ

 内容:英国の作家バジルはクレタ島のある村を通りかかって、ゾルバという不思議な魅力を持った男と出会った。ゾルバは精力的な楽天家で、生活の享楽のためにはどんな困難や悲しみにもくじけない。その豪放で泰然とした人柄には、バジルだけではなく多くの人たちが魅了されていった・・・。

評価★★★☆/70点

哀しみから生まれたゾルバの超楽天主義にはゾルバの生きざまと強さが凝縮されている。

身体全体でそれを体現するアンソニー・クインも心に残るが、それ以上に哀しみの中で生きることを強いられた2人の未亡人の方が強く印象に残る。

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魂のジュリエッタ(1964年・イタリア・138分)NHK-BS

 監督・脚本:フェデリコ・フェリーニ

 出演:ジュリエッタ・マシーナ、サンドラ・ブロック、シルヴァ・コシナ、マリオ・ピス

 内容:15回目の結婚記念日に大勢の客を連れ帰ってきた夫に失望したジュリエッタは、夫が浮気をしているのではないかという疑いを持ち始める。興信所の調査で若い愛人の存在を知ったジュリエッタは、打ちのめされて鏡に映った自分の姿と対話するようになり、次第に妄想の世界へと入り込んでいく・・・。中年夫婦の結婚生活の危機と魂の解放をテーマに、フェリーニが自らの私生活を反映させて描いた、「81/2」の女性版ともいうべき幻想的なドラマ。

評価★★/40点

、、ゴメン、途中からオレたちひょうきん族にしか見えなくなった・・・。

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ひまわり

Mp063 出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サヴェーリエワ

監督:ヴィットリオ・デ・シーカ

(1970年・イタリア・107分)NHK-BS

評価★★★★★/95点

内容:ナポリでアントニオと結婚したジョヴァンナは、幸せな日々もつかの間、夫がソ連戦線へ送られたため別れ離れになってしまう。数年後、戦争は終わったが夫は帰ってこない。アントニオは、シベリアで遭難寸前だったところを現地の娘に助けられ、そのまま彼女と結婚していたのである。夫の行方を尋ねてウクライナへ向かったジョヴァンナは、その事実を知るのだが・・・。ヘンリー・マンシーニの哀切なメロディが印象的。

“嫌いな俳優って誰?と訊くと、ウチのオカンは必ずマルチェロ・マストロヤンニと若かりし頃の三國連太郎を挙げる。。。”

釣りバカ見るたびに言うんだよなぁ。「若い頃はギトギトしたアクの強さがあって嫌だった」と。

そういえばマルチェロ・マストロヤンニと三國連太郎って似てる気もするような。役柄も似てるのかな。

余談はさておき、この映画はとにかくソフィア・ローレンの演技力に尽きると思うけど、マストロヤンニが唯一光ってたのが、卵24個入りオムレツを料理してジョヴァンナと一緒に食べるシーン。

この映画の中で1番好きな場面です。

たったあれだけのシーンで2人の間柄をより分かりやすく如実に表しているわけで。

無駄な描写がこの映画には一切ないんだよね。

結婚前の陽気でイキなネエちゃんと、結婚後の夫をひたすら待ち続ける今にも嗄れそうな女とを対照的に描き、映画に幅をもたせているし、そればかりかこの映画の最大の勝ち点は後者の方で燦々と咲き誇る一面のひまわり畑を画面に出してきたことだろう。

夫を求めて苦しくて今にも嗄れてしまいそうなジョヴァンナと一面に咲き誇るひまわりの残酷な対比はもの凄く胸に残る。

そしてアントニオがウクライナからミラノにやって来て会って話したいと電話してきた後にジョヴァンナが彼に買ってもらったイヤリングを付けるシーンは、なんともいえない悲しさがジワーッときてしまう。

ここでも前半で2人がじゃれ合っている時にアントニオが誤ってジョヴァンナが付けていたイヤリングを飲み込んでしまうというほほ笑ましいエピソードがちゃんと生きてくるわけで、その対比がさらに悲恋の度を増幅させている。

いやホント、ヴィットリオ・デ・シーカ上手いわ。

完璧に咲き誇ってくれました。

2007年5月 3日 (木)

欧蹴球狂想曲第27番:ミランvsリバプールCL決勝再び!

昨日、今日と行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndleg。

昨日の試合ではリバプールがホームのアンフィールドでチェルシーを迎え撃ち(第1戦は1-0でチェルシー)、トータルスコア1-1のまま延長戦でも決着がつかず、運命のPK戦へ。

チェルシーは一人目のロッベン、3人目のジェレミがレイナに止められる一方、リバプールは全員が決めて、4-1でPK戦を制し、2シーズンぶり7回目の決勝進出を果たした。

ちなみに今までの6回の決勝戦のうち5回優勝を果たしている。

そして今日ミランのホーム、サンシーロで行われたミラン×マンU(第1戦は3-2でマンU)は、ミランが今シーズン1番の出来といってもいいくらいのサッカーを展開。

試合開始当初から降り続いていた雨によりピッチが重くなっており、しかもピッチコンディションがもともと悪いことでも知られているサンシーロのピッチにマンU選手が戸惑いを隠せず、それに加えて一気呵成に攻め立てるミランの波状攻撃にマンUは防戦一方状態になってしまった。

2007050300000245reuspoview000 そして、前半11分には、カカのダイレクトボレーが突き刺さり、前半30分にはセードルフの豪快シュートが突き刺さり、この時点で雌雄は決した感があった。

さらに後半にも不振のジラルディーノがカウンターを冷静に沈めて終わってみれば予想外の3-0という完勝でミランが2シーズンぶり11回目の決勝進出を果たした。

これまたちなみに、今までの10回の決勝のうち、6回優勝している。

それにしてもミラン×マンU決戦。

今をときめくカカとCロナウドの対決は、2試合を通して完全にカカの勝利に終わったかんじだったな。

カカはこれでCLで10得点目で、得点王をほぼ手中に収めたといっていいし。

こりゃカカがバロンドールかぁ!?

さあ、これで奇しくも2年前の決勝と同じカードが実現することになったわけだけど、あの時の決勝は歴史に残る大逆転劇でリバプールが優勝したからね。ミランとしては絶好のリベンジの機会を得たわけだ。

2年前の決勝戦は、開始1分というCL決勝史上最速ゴールをピルロのFKからマルディーニがボレーで決めて先制したミランが前半は圧倒。

前半39分、44分にクレスポがともにカウンターから立て続けにゴールを奪い、前半終了時点で3-0でミランがリード。

この時点でミランの戴冠は決まったと、誰しもが思ったはずだった・・・。

しかし。。

後半になって否が上にも勝負に出ざるを得なくなったリバプールは前半の4-4-2から3-5-2へシステムを修正。

これが結果的にはピルロを封じ込めることに成功し、逆にリバプールに流れがくる大きな要因となった。

後半9分にジェラードがヘディングシュートを決めて反撃の狼煙を上げると、その2分後には前半キューウェルの負傷交代で入ったシュミチェルが右足一閃のミドルを決めて一気に1点差に詰め寄る。

そしてさらにその4分後、ジェラードがペナルティエリア内で倒されPK獲得。

これをシャビ・アロンソが1度はジダに防がれるものの、その跳ね返りを再び押し込んであっという間に3-3の同点に。

この間わずか6分。

6分で3点取っちゃうというのも尋常ではないが、しかもCL決勝で。これぞ歴史に残る決勝戦といわれる所以である。

その後両者譲らず、延長戦へ突入。

延長戦では、シェフチェンコが立て続けに決定的チャンスを迎えるが、GKデュデクのスーパーセーブでゴールを死守。

これで波に乗ったデュデクはつづくPK戦でも神がかりセーブを連発。ミラン1人目セルジーニョ、2人目ピルロがことごとく阻まれ、最後は5人目シェフチェンコが外し、ジ・エンド。

リバプールが歴史に残る名勝負を制し、ビッグイヤーを獲得したのだった。

一方のミランはこのまさかの敗戦というCLショックが翌シーズンにまで尾を引き続けることになる。

5月23日!決戦はギリシャはアテネ!

ミランvsリバプール!

さあ、どうなる!??

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