レアル・マドリー狂想曲第25番:サラゴサ×バルサ鬼気迫る1戦!
今シーズンのスペインリーガも残り10試合。
が、まだどこが優勝するのか全く予想のできない事態が続いている。
第28節を終えて首位はバルサ(勝ち点56)、2位セビージャ(同54)、3位レアル(同51)、4位バレンシア(同50)、5位サラゴサ(同47)・・・以下続々。。
とまあバルサが1歩抜け出るか、というところで、今日はビクトル・フェルナンデス率いるサラゴサがバルサとホームで対戦した。
この両者は荒れる試合が多く、カンプノウでの試合では2人退場者が出る結果となっている。また、国王杯の準々決勝でも当たっており、その時は第1戦カンプノウでサラゴサが1-0で金星を奪ったものの、第2戦サラゴサのホームであるラ・ロマレダでバルサが2-1で勝利してベスト4に駒を進める結果となっている。
ちなみにこの第2戦でバルサは最近よく使っている3-4-3システムを使用し始めたことは記憶に新しい。
そして、今日の試合でもバルサは3-4-3システムを採用。対するサラゴサはチャンピオンズリーグ(CL)圏内を狙うためにも、また先の国王杯の雪辱を期すためにも負けられない1戦。
試合はサラゴサが攻守にわたる積極果敢なサッカーを見せ続け、国王杯でやられたバルサの3-4-3システムに全くひるむことなく主導権を握り続けた。
セルヒオ・ガルシア、ダレッサンドロがバルサの3バックの両サイドを執拗に突き、開いたスペースをさらにディオゴ、ファンフランの両ラテラルが切り裂く戦法が見事にハマり、バルサは防戦一方。守備面でもジェラール・ピケやガブリエル・ミリトが体を張り、フォアチェックも終始持続され、高い位置からボールを追い込み続けたサラゴサ。
運動量、コンパクトな陣形とバルサのお株を奪うサッカーをサラゴサが90分通して継続できたのが今日の結果につながった。
後半11分、ダレッサンドロの角度のない所からのセンタリングにディエゴ・ミリトが走りこみ、チョコンと足に当ててゴールに吸い込まれていった巧すぎるゴールでサラゴサが待望の先制点を奪う。
その後バルサも決定的チャンスを迎える場面もあったが、神の力が働いているかのようにバルサはゴールを奪うことができなかった。
1-0でサラゴサが勝利!
そして、我が愛しのレアル・マドリーにとってはさらなる朗報が、、、。
なんと、4位のバレンシアもビルバオに0-1で負けたというではないか。
さあ、これで明日レアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われるオサスナ戦は絶対に勝ち点3を奪わなければならない試合となった。
バルサに勝ち点2差まで迫れる絶好のチャンスが到来したのだから。
頼むぞレアル!
アッラ・マドリー!!
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