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2007年3月28日 (水)

ポニョ、来たる!

先日、普段ほとんど見ないNHKを見た。。

夜の10:00から「プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル」でアニメ界の巨匠宮崎駿監督を取り上げていたからだ。

しかも昨年春から小型カメラを携えたディレクターが100日間宮崎駿にベッタリ密着取材し、新作映画「崖の上のポニョ」の創作過程を追うという、宮崎アニメファン垂涎の企画だったからだ。

スタジオジブリのパトロンである日テレでも成し得ないであろう企画を通してしまうNHK!

日曜18:00からやってる「真相報道バンキシャ!」あたりでやれそうな企画であるとはいえ、100日間宮崎駿本人に完全密着というのは普通じゃあり得ねえ(笑)。

そんな夢のような1時間はホントに有意義なものでした。

来夏公開予定の「崖の上のポニョ」の全貌の一端も明らかにされ、もうオイラは待ちきれやせん!!押忍。

内容的には半人魚の宮崎駿いわく“金魚姫”ポニョと5歳の少年である宗介くんが出会い、ポニョが人間になりたいと願う物語という全体像は先日の新聞報道などで知ってたんだけど。

宮崎アニメ初の海を舞台にした作品になるということだけど、今まで思いつくかぎりでは、傑作「未来少年コナン」と「紅の豚」くらいか本格的に海が出てきたのは。まあカリオストロとかラピュタ、魔女宅なんかでもちょこちょこ海は出てきてるんだけど、、、。どうなるんだろ。一応、瀬戸内の海を舞台にしてるらしく。

N0010214_l それよりもオイラが気になるのは、5歳の少年が主人公ということなんだよね。

今までの宮崎アニメの主人公の中で5歳というのは1番年少やろ、たぶん。

それこそ「となりのトトロ」に出てきたメイくらいちゃうか?

となると、今回は宮崎駿が「とにかくかわいい映画を作りたい」と言ってたことと、千と千尋で最高点に到達した緻密で爛熟した絵を1回捨てて、今回は徹底して素朴さを追求する(影やハイライトを使わないという徹底ぶり)という宮崎駿のコンセプトから、今までの大仰な宮崎アニメとは趣を異にするのではないかと思われ。

しかも手描きでしょ全部。

シンプルかつ徹底して低学年向けのアニメ映画になるのでは、と普通は推測が成り立つんだけど、なんてったって観る大人たちを童心に帰らせてしまう超強力な魔力を持つ宮崎駿だからねえ。何を繰り出してくるか分からんからな。

かくいうオイラも観る気満々だし(笑)。昨日の1時間番組で既に魔法にかかちゃってますからね・・・。どうにもならんわ。。

さて、昨日の番組で明かされた「崖の上のポニョ」の断片によれば、冒頭シーンはクラゲの大群が海中を漂っていて、そのクラゲの上にポニョがチョコンと乗っているというシーンらしい。ムフフ、、なんかイメージ湧いてきたでぇ。。

で、宮崎駿が書き上げたそのシーンのイメージボードを見ると、クラゲの姿が「ナウシカ」に出てくる巨神兵の顔にクリソツなのね。なんか幻想的な絵になるのかな。

あと、ポニョの父親のイメージ像も出てきたけど、こっちはなんか少女マンガに出てくるようなかんじの美麗な男でしたね。それこそベルバラに出てくるような。

う~ん、、想像に苦しむ(笑)。

あと、クライマックスは魚の大群が津波として押し寄せてきて、その上にまたポニョが乗ってて、宗介と再会するってのも、へ?なに?みたいな。絵的には王蟲の大群が押し寄せてくるかんじかなと思ったけど。

むむむ、ますます分からない・・・。

ま、とにかく素朴な絵で、単調にならないアニメを目指しているということなので、楽しみに待ちましょ。

でも、昨日の「プロフェッショナル」の面白さは新作映画がどうなるのか、という視点ではなく、どのように宮崎駿は映画を創作していくのかという視点で掘り下げていったところにあった。

特に、映画を作る際に宮崎駿はシナリオから入っていくのではなく、まず最初にイメージボード=絵から入っていき構想を広げていくというのには驚いた。

宮崎アニメの核となるのがこのイメージボードであり、宮崎駿は想像力を頼りにこの核となるイメージを探っていく。その過程がまた興味深く、宮崎駿といえどもそう簡単にイメージを掬い上げ練り上げることはできないのだなということがよおく分かった。

日中何もしないでフラフラしているかといえば、今日は全然浮かんでこないし、眠いから寝ると言って昼寝を始めるオッサン宮崎駿。

そして不安と苦悩に苛まれる孤独な姿、、、そして機嫌が悪くなっていく・・・(笑)。

御年66歳。。。握力が若い頃と比べて半分に減ったり、昔できたことが今できなかったりと寄る年波には勝てなくなっている現状に、「長編は物理的に今回で最後」、と言い切る宮崎駿、、、いや、もののけ姫とか千と千尋の時もそう言ってなかったっけ。。

でも4年後に70歳という年齢を考えると、もうホント長編は難しいのかもなぁ。実写映画監督だったら今村昌平にせよ新藤兼人にせよ世界のクリント・イーストウッドにせよ老いていっそう盛んな創作欲を見せてるけど、アニメ監督の場合はどうなんやろうね。

そういう点では早く宮崎駿の後継者が現れてくれることを願うしかないけど、昨年公開された映画の中でワースト作品の呼び声高い「ゲド戦記」を監督した宮崎吾郎はまず除外やろ(笑)。

しっかし凄かったなぁ、父と子の相克というかさ。ああいう関係だったんだ宮崎駿と宮崎吾郎って・・・。

アトリエからスタジオに行こうとしたら、スタジオに息子の吾郎がいると聞いて、不愉快だから会いたくないと言ってきびすを返してアトリエに戻って行ったり。「ゲド戦記」の初号試写会でも息子には会おうともせず、しかも試写途中で席を立ち、急かされるようにタバコを吸い込み、「気持ちで映画を作っちゃいけない。大人になっていない。」とバッサリ切り捨てていたのも強烈だった。

映画作りで父親らしいことを全くしてこなかった父親宮崎駿。息子宮崎吾郎にとっての父親像というのは、宮崎アニメそのものだったのかもしれない。そしてゲド戦記で映画監督となった宮崎吾郎はその幻影を追い求めてしまったのかもしれない。

やっぱ細田守あたりなのかな後継者となるのは。要するにジブリからは生まれなさそうってことだね。

ま、いずれにせよ「崖の上のポニョ」楽しみにしとこっかな。

夢のシネマパラダイス191番シアター:バニラ・スカイ

P100704 出演:トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ジェイソン・リー、カート・ラッセル

監督・脚本:キャメロン・クロウ

(2001年・アメリカ・136分)初見2002/01/11・スカラ座1

評価★★/43点

内容:親から受け継いだ遺産と会社を相続し、美しいガールフレンド、ジュリー(キャメロン・ディアス)も側にいて、若くして成功したデビッド。しかし、誕生日パーティで出会った女性ソフィア(ペネロペ)に心を奪われ、それに嫉妬したジュリーが彼との無理心中をはかって車で暴走し自動車事故を引き起こしてしまう。なんとか一命はとりとめたデビッドだったが、事故で顔が醜く変わり果ててしまい、それからの彼の運命は大きく変わり始める・・・。トム・クルーズが製作も務めた、スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」のリメイク作。

“フリーペーパーに堂々と書いてあった推薦コメント「近未来の衝撃」という言葉がむなしく聞こえる駄っ作。”

そもそもどこが近未来?と言いたいけどさ、こんなんで衝撃受けてたらデビッド・リンチなんて観たもんなら間違いなく即死やろ。

そんなだから「バニラ・スカイ」のどこが悪夢と形容できるのか全く理解に苦しむところ。

デビッドにとっては悪夢かもしれないけど、観てる自分にとってはだから何なのってかんじ。デビッド・リンチの映画(最近では特に「マルホランド・ドライブ」とか)とは天地の開き。

やっぱ夢は描けても悪夢は絶対に描けないスピルバーグが一枚噛んでいるのは大きい!?

とにかく観てる側にまで侵食してくるような悪夢ではなくて、完全に映画の中だけで自己完結しちゃってますからね。

これじゃ観る側には、トム・クルーズのトム・クルーズによるトム・クルーズのためだけの自己満足妄想映画としか見えない。

だってそうやろ。タイムズ・スクウェア独り占めしちゃってさ、キャメロン・ディアスと一晩に4回ヤッて、なおかつ飲ませて、、、考えただけでキモイ・・・んでペネロペを現実にGETしやがって。と思ったら速攻で破局しちゃいましたが。。

とにかくとにかくホントまじでこの映画で1番の衝撃はキャメロン・ディアス扮するジュリーが車を暴走させながら言うあのセリフ、、、「あなたが出したもの飲んだでしょ!」

、、、まさかバニラ味?オゥゲッッ。オレに何言わせんねん・・・。

話はそれたが、まぁだから前述したように、この映画の狙いが見事に失敗しているという中で、取り残されたように露骨な描写だけが浮き上がってしまうわけで。

別な意味で映画の作り手にとっても観る側にとっても悪夢とはいえますな。なんとも皮肉だけど。

まず間違いなくこの映画による1番の被害者はキャメロン・ディアスっしょ。

いや、違うか。それよりも映画の中で引用されたオードリー・ヘプバーンとかグレゴリー・ペックの方が1番迷惑してるかな。

2007年3月25日 (日)

オシムJapan快勝&スペイン

ついさっきやっとで観終わりました。昨日の日本×ペルーのキリンチャレンジカップ。

今日仕事が早朝だったので、ビデオに録画しといたのだけど、結果は2-0で快勝!

39_m5116676 サッカーの内容、質ともに日本が完全にペルーを凌駕した試合で、前半19分巻のオシムJapanになってからの初ゴールと、後半9分高原の芸術的ワントラップシュートが決まった時間帯も最高。

しかもその2点をFKからアシストした中村俊輔、2点目を決めた高原と、海外組初参戦が見事に結果をもたらしたといえる。

俊輔、高原ともにスコットランドプレミアリーグ、ドイツブンデスリーガで揉まれ成長していることが攻守両面を見ても如実に分かる試合だった。試合後にオシムは相も変わらず辛口評価になっていたようだけど、この2人のクオリティとパフォーマンスの高質さは認めるところだろう。

まあボールポゼッションは高くてもここぞの局面で安易なパスミスや不必要なこねくり回しが多々あったのはマイナス要素で、シュート自体が少なかったし、流れの中からの得点が無かったのはいつもの日本が抱える課題が変わらず残されていることを示している。

しかしそうは言っても全体的には満足のいく内容と結果、そして今後の方向性に希望を抱かせる試合だったと思うな。国内組と海外組の連係面での不安面を考慮すると合格点はやれると思う。

でもって実は昨日のペルー戦の日本のスタメンって、9ヶ月前のドイツW杯メンバーが8人もいるのね。新顔は闘莉王、鈴木啓太、阿部勇樹なんだけど、ジーコJapanの時と実はあまり変わっていない顔ぶれではあるんだよな。

でも、確実にジーコJapanからの大きな一大変化と呼べるのがあるわけで、それは国内組と海外組の格差と垣根が無くなったこと、さらにその中で国内組をチームの土台としていること。そしてサブメンバーを見れば一目瞭然のように初代表選手を始めとして若手を積極的に登用しチームに新陳代謝と刺激を絶えず与え続けて競争意識を持続させていること。

特に後者の方は殊に顕著で、ジーコが4年間で66人を代表に召集しているのに対し、オシムは就任8ヶ月で既に50人うち初代表が35人という驚異的な選考を行っていることからも分かる。

就任1年も経っていないのに既に絶大な存在感を示し始めているオシムの今後の日本代表強化計画に興味は尽きない。

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さて、今度は話変わって、欧州選手権ユーロ2008の予選。

オイラが応援しているのはもっちろんスペインでありんす、、なのだけど、スペインが属するグループF(上位2位以内に入れば本大会出場権を獲得できる)でスペインは絶対絶命の大ピンチに陥っている。

3試合を消化して勝ち点3・・・。首位スウェーデンとはすでに勝ち点9差を付けられ、このままでは2位も危うい危険な状況、、、今朝のデンマーク戦で勝ち点3を取らなければ予選突破は非常に厳しい事態となっていた。

8c296c3cec018131fe1659e4f65d0884 そんな中で我が愛しのレアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで7万5千のサポーターを集めて行われたグループ2位勝ち点7のデンマーク戦。

プジョル、セルヒオ・ラモスが出場停止とまさに背水の陣で臨んだスペイン。

特にディフェンスラインの右SBアンヘル(セルタ)、CBハビ・ナバーロ(セビージャ)、マルチェナ(バレンシア)は若干の不安要素があった。一方中盤から前線にかけてはバレンシア&バルサで固めてきた。

そんなハラハラドキドキの結果は2-1の快勝、、、いや、辛勝、、か。。

前半20分にデンマーク左SBニコラス・イェンセンが2枚目イエローで退場。10人になったデンマーク。

そこから前半34分にイニエスタの絶妙スルーパスからモリエンテスが確実に決めて先制すると、同45分にはビジャが絶妙な反転からドリブルで抜け出し2点目。

前半攻守ともに圧倒的に攻め立てたスペインの素晴らしいサッカーに、ここで勝負あったと思いきや、後半開始早々の4分にダニエル・アッガー(リバプール)のロングスローからまさかの直接ヘディングゴールでグラフゴーアに決められ2-1。。

これで浮き足立ったスペインは、一転して1人少ないデンマークの力技に地に足の付かないサッカーを展開してしまった。

この違いは何やねん・・・。やっぱスペインにつきものの精神力の無さなのかねぇ。

これで、スペインは勝ち点6になった。とはいっても首位スウェーデンから勝ち点6差の4位。今度の日本時間木曜日早朝に行われるアイスランド戦でも確実に勝ち点3を積み上げなければならない。これは至上命題といえる。絶対勝つ!

はっきりいってオシムJapanよりも応援しとるかも・・(笑)。

勝て!行け!スペイン!!

しかし、日本×ペルー見てから間を置かずにスペイン×デンマーク見たんだけど、やっぱ日本はまだまだだなぁと実感しちゃいましたね。

やっぱトラップとかパスとかボールがない所での動き出しだとか、基本的なところのプレーの一つ一つの技術や読みがスペインと比べるとホント天地の差があるんだよね。特に相手プレッシャーが強烈にかけられている状態でも余裕をもって対処できるスペイン選手たちとの差は歴然。。

世界レベルとの間にある壁、それは僅かなものなのだけど、その僅差がどうしても超えられない日本。あと何十年もかかって伝統を作り出して世界を経験していかないと超えられない壁なんだろうなぁ。

なんてことまで考えさせられた試合でありました。。

2007年3月21日 (水)

アクセラ初ドライブの巻!

マツダ・アクセラスポーツを買って約2ヶ月。

春めきたつ青空の下、本日ついにアクセラ初長距離ドライブを敢行!

今回は盛岡から国道106号を通って宮古へ行き、南下して釜石から先日開通したばかりの仙人峠道路を通って遠野へ行き、盛岡へ帰ってくるというコース。約250kmの行程を快走!

ぃんやあ、素晴らしい走りでしたわ。

山間を縫うようにはしる国道106号を走ってよく分かったけど、アクセラの機動性と走力安定性能が存分に体感できました。カーブを80km/hで走行しても余裕なんだよね。ホント道路に吸い付くようなかんじで、前乗ってたのが三菱のワゴン型RVRだっただけに実感として大きく感じられるんだよね。

久々に海も見れたし。

さて、新しく開通したばかりの仙人峠道路ですが、まあ秋田自動車道みたいなかんじだったけど、今までの国道283号線の凄絶な峠越えからは考えられないほどの楽々な道のりでした。でも4.4kmの新仙人トンネルをはじめとして仙人峠道路の約半分はトンネルなんだよな(笑)。

しかも新仙人トンネルなんて4.4kmもあるもんだから、トンネルの中が舞い散る粉塵でいっぱいで、視界が悪っりいの悪いのったら・・・(笑)。

ま、特に味もそっけもない道路でありました。おいおい・・。

いや、でも釜石⇔遠野間の今までの悪路からしたらスゴイ変化だとは思うけどね。盛岡人にはあんま関係ないな。。

さあ今度は仙台に行くぞー。アクセラ、今日も快調でっす。

2007年3月20日 (火)

宮崎駿の新作

まだ宮崎吾郎の「ゲド戦記」は見てないけど、評価は下の下だったらしく、ジブリ初の大失敗作か!?といわれ、やはりジブリを支えるのはただ一人宮崎駿しかおらへんのかいと実感した昨年。

しかも昨年公開され、奇しくも「ハウルの動く城」の監督をやむなく途中で降ろされた細田守の監督作「時をかける少女」が映画各賞を総なめにするという事態にジブリもこれはヤバイと思ったのか、、、、ついに宮崎駿御大の新作公開が決定した模様。

題名は、「崖の上のポニョ」!

宮崎駿版「人魚姫」と謳われる作品になるそうで、公開は来年の夏。

海沿いの町(瀬戸内海の町がモデル)を舞台に、魚の女の子ポニョが5歳のガキ宗介と出会い、妖怪人間べムばりに「いつか人間になりた~い・・」と切実に願うという物語になるそうです。なんじゃそりゃ。。

2005年に瀬戸内海・鞆の浦の町が気に入った宮崎駿が2ヶ月間そこで暮らしたことが構想の出発点になったそうで、また、宗介のモデルは息子の宮崎吾郎なのだそうな。

父としてアニメ映画監督としてあれだけやめろって言ったのに、あのバカ息子はあんな大駄作を作りおって、ジブリの格を失墜させおってーーっとフラストレーション溜まりまくりの宮崎駿のヤル気は相当高そうだけどね。バカ息子に見せ付けてやる!みたいな。楽しみだなあ。。

2007年3月16日 (金)

我が愛しのアクセラ・タイヤ交換!

マツダ・アクセラスポーツに乗って2ヶ月。

本日オートバックスで冬タイヤから夏タイヤに交換して参りましたぁッ!

なんか3月になってから今シーズン1番の冬めいた日々が続いているのだけど、まあ、大丈夫だろってことで今日思い切ってタイヤ交換してきやした。

そしたっけさ、夏タイヤ装着したっけさ、ますますもってオイラのアクセラがカッコ良くなっちゃってるんですよ~ウフフーーン♪

15インチのアルミホイールが冬タイヤのよりもカッコ良くてすごく外観的にしっくりきてるのよん♪

なんか“鋼の錬金術師”に出てくる娘を溺愛するヒューズ中佐と同じ心境になっちゃってるオイラであります・・・。えへへ。

いやあ、ホントいい買い物したわ。

アクセラスポーツに惚れまくりん。

毎週日曜日には自分の手で水洗いしてせっせと磨きをかけるのが楽しみになっちゃってたり。

でも車高が低いのと、色がオーロラブルーのせいか、雨道や雪道を走るとすぐに汚れが付いて目立っちゃうのがやや玉に瑕かな。とはいっても全然OKなんだけどね。

せっせと磨けばいいんだからさ、せっせとネ。きれいにきれいにピカピカに。

う、嬉しい楽しい大好きダーーッツ!

アクセラスポーツ最高です。

21日は仙台にドライブじゃあっ!アハハハ・・・。イヒイヒヒヒヒ・・・。笑いが止まらないとはこのことよ。

でも、これで車に傷付いたり、事故ったりしたら相当にショックを受けるだろうな。ちょっと恐いなぁん。。

2007年3月13日 (火)

夢のシネマパラダイス185番シアター:彼女を見ればわかること

Pcpj9vxm_s 出演:グレン・クローズ、ホリー・ハンター、キャシー・ベイカー、キャリスタ・フロックハート、キャメロン・ディアス

監督・脚本:ロドリゴ・ガルシア

(1999年・アメリカ・110分)WOWOW

評価★★★☆/70点

内容:母親の介護や不倫、恋人の不治の病・・・それぞれに悩みを抱えながら、男に頼らず生きてきた5人の独身女性たちの孤独と痛み、そして未来への希望を、やさしく静かに描き出すオムニバス作品。

“彼女を見ればわかること♪ byジッタリンジンのプレゼントより”

彼女を見ればわかること

  韓国ドラマにハマッてる♪

彼女を見ればわかること

  W杯はベッカムよ!

彼女を見ればわかること

  終わった3日後冷めている♪

彼女を見ればわかること

  走り方がぎこちない♪

彼女を見ればわかること

  頭悪いがズル賢い♪

彼女を見ればわかること

  笑い出すと止まらない♪

彼女を見ればわかること

  妊娠したとウソをつく(笑えないジョークやめてね・・・頼む)

彼女を見ればわかること

  なのにウソ見破るのは得意♪

彼女を見ればわかること

  急に無視するときがある・・・

彼女を見ればわかること

  と思えば甘えッコになる奴♪

彼女を見ればわかること

  吠えたときの目が恐い♪

彼女を見ればわかること

  口げんかの女王様

彼女を見ればわかること

  カラオケマイクを離さない♪

彼女を見ればわかること

  雑誌を何度も読み返す♪

彼女を見ればわかること

  Mr.childrenのコンサート

彼女を見ればわかること

  勝負下着を身につけて(えっ、それって・・・)

彼女に訊けばわかること

  「何が起きるか分からない」(な。なぬっ?)

彼女を見ればわかること

  映画で感動すぐ泣くやつ

  映画が終わって外に出る

  ケロッとした顔 何食べる?

彼女が運転してるとき

  オレには寝るなと言うくせに

オレが運転してるとき

  隣で寝息をたててるヤツ

彼女を見ればわかること

  孤独をとても嫌う人♪

彼女を見ればわかること

  いつでも恋をしたいらしい♪

彼女を見ればわかること

  歩く速さがちと遅い♪

彼女を見ればわかること

  値切り交渉芸の域♪

彼女を見ればわかること

  他の男とよく話す・・・

オレが他の女と話すとき

  隣に寄ってきて 針で刺す♪

彼女を見れば~わかること~♪

  そんなアイツが好きなのさ~♪

でもアイツはオレのこと~

  ホントはどう思ってるのか分からない~

    今日~この頃~♪

チャンチャン♪

、、、、今付き合ってる彼女について徒然なるままに書きナグッてしまいました・・・。

キーナーかレベッカかローズかリリイかクリスティーンかキャシーかキャロルか、誰かに当てはまってるの1つか2つくらいあるやろってことで超個人的Reviewにしちゃお。。 

2007年3月11日 (日)

レアル・マドリー狂想曲第24番:クラシコ!

2007031100000011spnavisoccview000 234回目(リーガでは154試合目)を迎えたクラシコ。バルセロナ×レアル・マドリー伝統の一戦がカンプノウで行われた。

バルサのホームでのクラシコの戦績はバルサの44勝15分17敗。しかもリーガでは1984-85シーズンからの23年間でレアルがカンプノウで勝ったのは03-04シーズンのたったの1回だけ。。

今回はCLでバルサ、レアルともにベスト16で敗退した直後の試合だということで、どのくらい後遺症を残しているのか、コンディションやモチベーションといった面でどう影響が出るのかと不安に思っていたが、蓋を開けてみたらこれぞスペインと呼ぶにふさわしい素晴らしくかつ面白い試合を見ることができた。ヨカッタ。

イエロー合計10枚、レッド1枚が乱れ飛ぶという意地と意地のぶつかり合いの中で、終始得点先行でリードを保っていたレアルだったが、結局後半ロスタイムに追いつかれ3-3のドローで終了。お、惜しかった、、レアル。。くーーッッ・・・。下馬評では圧倒的にバルサ有利だっただけに・・・、ここで勝っていればバルサに勝ち点差2まで迫れたのに。

しかし敵ながらメッシは凄かった・・・!!クラシコでハットトリック!

ちなみにクラシコでのハットトリックは1993-94シーズンバルサが5-0でレアルを粉砕した時のロマーリオと、1994-95シーズン今度は逆にレアルがバルサを5-0でブッ叩いた時のサモラノ。懐かっすぃ~。

数々のドラマを生み出してきたクラシコにまたひとつ燦然たる歴史が加わった。

完璧なボールコントロール、完璧なトラップ、完璧なドリブル、完璧なシュート。こりゃレアルもどうしようもないわ。。

しかし、これでレアルが負けてたら優勝争いから脱落していただけに、このスペクタクルなドローでなんとかまだ首の皮一枚で優勝争いに留まることができた。とはいっても非っ常に厳しい状況に変わりはないけど。

ただ今日のサッカーの内容は悪くはなかったので、なんとか最低4位以内は絶対確保してもらいたい。いざ往かん!マドリディスモの地へ!

アッラ・マドリー!!

2007年3月 9日 (金)

夢のシネマパラダイス182番シアター:アザーズ

4758241 出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン

監督・脚本:アレハンドロ・アメナバール

(2001年・米/スペイン/仏・104分)DVD

評価★★★/65点

内容:第二次世界大戦集結を目前に控えたイギリス、ジャージー島。戦地に赴いた夫の帰りを広大な屋敷で待つ妻と、極度の光アレルギーに悩まされる2人の子供たちに襲い掛かる恐怖を描いたゴシック・ホラー。

“トム・クルーズがこの映画の製作に飛びついたというのもよく分かるもの凄い設定、しかもトムとの離婚にも影響を及ぼしていても何ら不思議ではないほどのニコール・キッドマンのもの凄い演技。しかし、それらもの凄さが生かされているかというと甚だ疑問。”

幸運にもこの映画に対する情報は全くゼロの状態で観賞することができたのはまずは良かった。

完全にこの映画の設定にダマされたし、事の真相に全然気づかなかったです・・・。

そういう意味ではヤラレたというかんじだし、もともとこういうドンデン返しものは大好きだし。

でもこの映画、個人的には結末に★+1で★3っつにしたまでで、そこまでに至るプロセス描写は★2つ。。

だって全然怖くねんだもんよ(笑)、仕方ないじゃん。

「ホーンティング」をCG無しで、ゴシックホラーとしての様式を踏襲して撮ればこんな映画になるんじゃないかなぁというのがまずひとつ。

そして困ったことにニコールの特筆ものの演技(おそらくグレースという役どころを撮了後にまで引きずってしまうくらいの)があまりにも強すぎて、このゴシックホラーとしての様式を完全にブチ破ってしまっているというのがひとつ。

いや、これはホントは褒めてしかるべきことなのだけれども、どうもオイラがこの映画を観るにあたっての足の置き所がつかめないまま映画は進んでいくわけで・・・。

“何かがオカシイ”とは潜在意識で感じつつもそれが自分の意識にハッキリと顕在化しないまま観ていたというかんじ。

これはまぁおそらく自分の中にあるゴシックホラーとしての概念みたいなものに照らし合わせてみると、あんなもの凄いあっけにとられる結末はあり得ない。ゴシックホラーはその様式の枠から逸脱することはあり得ないという全くもって自分よがりな決めつけがあったことが大きいのだけどね(だからゴシックホラーはもともとあまり好きではなかった)。

それゆえこの映画を観るにあたっての自分の足の付きどころがつかめなかったというのもまぁ納得はできる。

さらに“何か見えざるもの”にではなく、ニコールに映画の視点が寄りすぎていると感じた理由も、明らかに驚くべき設定からすれば、そっかあ、だからなのかぁと納得はいく。

しかし逆にいえば、この驚くべき設定がまずありきで映画が作られているというかんじが否めなかったわけで。。

たしかにこの秘密を知った時、思い返してみると伏線といった要素や描写はあるにはあったけど、それらを経てもなお自分の中で“何かがオカシイ”という違和感のような意識が表に出なかったのはオイラがたんにアホで鈍感なだけなのだろうか・・・。

そこらへんのところはもう1回観て確認したいし、もしかして驚くべき設定を念頭において観る2回目の方が評価が上がるかもしれない。

とにかく今までのゴシックホラーものとは一線を画する、見方を変える映画であることだけは確かだ。

2007年3月 8日 (木)

欧蹴球狂想曲第25番:CLベスト8出揃う!!

激闘のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝ラウンド1回戦。

昨日、今日と2ndlegが行われ、欧州ベスト8のチームが出揃った。

しかし、、、、その中に我が愛しのレアル・マドリーは入らなかった・・・。

88404f395919245cbcfd88c2111924eb バイエルンとの第1戦、ホームのサンチャゴ・ベルナベウで3-2で勝利したレアルは、今日バイエルン本拠地アリアンツ・アレーナで第2戦を戦った。

が、、開始わずか11秒・・・というCL史上最速ゴールを喫し、レアルのプランは脆くも崩れ去った。レアルのキックオフから始まったのだが、ガゴがロベカルに流したボールをロベカルがトラップミス。それを最大速力で奪ったサリハミジッチがそのままサイドを駆け上がりセンタリング。それをマカーイがいとも容易くゴールに流し込んだ。

唖然ボー然とはこのことよ!!

開いた口が塞がらなかった・・・。

当初はディフェンスラインの前をガゴ&ディアッラ&エメルソンのトリプルボランチで固め、失点を喫しないことを考えた守備重視の戦術で臨んだレアルだったが、開始直後に失点しちゃったら意味ないじゃ~~ん(笑)。。

これでトータルスコア3-3、アウェイゴール2倍方式で5-3とバイエルン勝ち抜けという一転してバイエルン有利な状況になった。

しかし、レアルが1点取って1-1とすればトータルスコア4-3でレアル勝ち抜けという状況になる。

さあーっ、1点取りに行けーーっ!

前半30分にトリプルボランチの一角のエメルソンを下げ、グティを投入、後半開始からイグアイン→カッサーノ、後半30分にガゴ→ロビーニョと攻撃陣を投入していったが、後半20分過ぎに逆に2点目を奪われ、実質ジ・エンド。

後半38分にロビーニョが倒され、PKを得てファンニステルローイが1点を返したが、結局そのまま1-2で敗れた。。

はぁxxxこれで生きる楽しみがまたひとつ消えていった・・・。

今週末のクラシコもダメかな。

さて、次は中村俊輔のセルティック×ミラン。

E60899c0039f34ee79e10b37c9f3a6c5 第1戦セルティックのホームで0-0だったこの対戦は、第2戦でセルティックは最低1-1であればアウェイゴール2倍方式でベスト8に進めるという、十分に可能性が望める決戦となった。

ミランは、1トップのインザーギにカカを1.5列目に置くという4-4-1-1という布陣、対するセルティックは使い慣れた4-4-2ではなく、フェネゴール・オブ・ヘッセリンクの1トップに2列目にヤロシク、マクギーティ、中村俊輔を並べる4-2-3-1で臨んだ。

試合はミランが終始攻め込むのだが、最後の詰めが甘くセルティックの集中の途切れない体を張った守備とGKボルツの神業セーブでゴールを死守。

なんとミランは36本ものシュートを放ちながらゴールを割ることができなかった。。ただ一つのシュートを除いて・・・。

前後半0-0で延長に突入した延長前半3分にミランの攻撃陣をたった一人で背負っていたといっても過言ではないカカが強烈なドリブルシュートを叩き込み待望の1点を入れた、、、もはやセルティックに1点を返す余力もなく、惜しくもトータルスコア0-1で敗れ去った。

2試合で1点も入れることができなかったセルティック。なかなかいい形で俊輔のFKの見せ場が無かったのも悔やまれる。

その俊輔だが、2戦通して感じたのは、やはりまだまだ力不足だということ。

スコットランドリーグではその持てる力を存分に発揮している俊輔だが、CLというヨーロッパ最高の舞台ではまだまだだなと言わざるを得ない。

この2戦を通しても俊輔の見せ場や自分が望むプレーというのはほとんどさせてもらえなかったといっていい。

もともとフィジカル面の不足が言われてはいたものの、セルティックで十分の進化と成長を遂げていたのでミラン戦でも存分にやってくれるかなと期待していたが、やはりフィジカル面での脆弱さが露呈してしまったかんじで、完全に不完全燃焼に終わったかな。。

うーん、オイラとしては、これは来季からセルティックを離れて念願のスペインでやってもらいたいなぁ。

スコットランドでは十二分にできることは分かった。しかし、やはりスコットランドリーグは言葉は悪いが二流。やっぱ世界最高峰のリーグでもう1回やってもらいたいですね。

セルティックでの経験を糧にどこまでできるのか、をマジに見たい。

さて、これでベスト8が出揃いました。

今1番勢いがあるイングランド勢からマンU、チェルシー、リバプール。イタリアからミラン、ローマ。スペインからはバレンシア。そしてオランダのPSVとドイツのバイエルン。

準々決勝の抽選は明日です。

2007年3月 7日 (水)

欧蹴球狂想曲第24番:バルセロナ、インテル散る!!

06-07UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝ラウンド1回戦2ndlegが今朝行われ、リバプールの本拠地アンフィールドで行われたリバプール×バルサは、バルサが1-0で勝ったものの、1stleg(2-1でレッズ)とのトータルスコア2-2、アウェイゴール2倍方式で4-3でリバプールがベスト8に進出した。

M5074468 最低でも2点取らなければならないバルサは戦前の予想通り3-4-3の布陣で臨み、なおかつ3トップはエトー、メッシ、ロナウジーニョという久方ぶりの最強メンバーが揃った。

、、、のだが、3トップの頂点にロナウジーニョを配置するシステムは全くといっていいほど機能せず、バルサお得意のサイド攻撃も鳴りを潜めたまま・・・。エトーの調子が上がらず、メッシも他の選手と息が合わず、3トップの頂点に配置されたロナウジーニョはなかなかボールに触れず・・・。

前半にいたってはシュートが2,3本という有様に、オイラはこりゃ2点入れるのは無理だなと半ば諦めてしまいました。

それくらい完璧に抑えこまれたバルサ。

翻っていえばリバプールの機能的な戦術サッカーがこれまた完璧ともいえる形でアンフィールドのピッチに現出されたともいうことができ、バルサにある程度ボールを回させておいて、大事な局面局面ではガッと寄せていき、相手に数的優位を作らせない。自陣バイタルエリア近辺では常にボールホルダーに最低2人は寄せていき、鍵を握るサイドに関しては特にメッシには3人が挟み込む形で、バルサの自由なボール回しを封印させることに徹した。

また、バルサに速攻をさせないことに徹したのもさすがはベニテス監督。バルサに遅攻をさせ、中盤で強力な網の目を敷くレッズは、ボールを奪ったら手数をかけないで素早い攻撃に転じる。

攻守の切り替えの速さと、強力な中盤プレスから高い位置でバルサのボールを奪うレッズの方が決定的シーンを次々に作り出していく。

特に前半にはリーセ、シッソコのクロスバーを直撃する惜っしいシュートもあった。

はっきりいって前半で試合が決まっていてもおかしくないくらいレッズの完璧なプラン通りに進んだ試合だったといっていいだろう。

バルサは前半全く機能しなかった3-4-3システムを全くいじることなく後半に突入。。

後半途中でエトーに代えてジュリ、テュラムに代えてグジョンセンを入れて、ロナウジーニョをトップ下に置く布陣に変えてから流れが幾分変わったが、時すでに遅し。後半30分にグジョンセンが先制点を入れるも、残り15分という時間での先制ゴールはレッズの鉄壁をあと1度崩すにはあまりにも遅すぎた。

後半始めから代えるべきだったんじゃないか?ライカールトよ。とオイラは思ったけど。

前回王者バルサがこれで散ってしまいました。なんだか惜しいなぁ・・・。

ま、オイラの本命チームはいつでも我が愛しのレアル・マドリーだから、レアルにあとは託すしかないか。

さて、もう1試合見たバレンシア×インテル。

1stlegサンシーロで2-2という結果を手にしたバレンシア有利と言われていた状況の中で、バレンシアの本拠地メスタージャで行われた2ndlegは、0-0の引き分け。トータルスコア2-2、アウェイゴール2倍方式で4-2でバレンシアがベスト8に進出した。

Dea9157aa98ce6009b0028b6a96edc80_1 インテルは最低でも1-0で勝つしかない状態、対するバレンシアも先にインテルに先制されたら最低1-1に追いつかなければならないという厳しい状況で、先に先制した方がベスト8進出の切符を限りなく手にすることができるという中で、文字通りギリギリの勝負マッチがピッチ上で展開された。

試合の主導権を握ったのはインテル。先に失点することを怖れるバレンシアが深めのディフェンスラインをとったはいいものの、最前線に張るクレスポにDFが引っ張られ、ズラタン・イブラヒモビッチをバイタルエリアで自由に動き回らせてしまい、ズラタンを前線の起点に再三ゴールを脅かされた。

最終ラインのアジャラ&アルビオルの決死のディフェンスでなんとか最終防波堤を崩されることは免れたが、非常に危うい前半だったといえる。

一方のインテルは、クレスポ、ズラタンの2トップ下に前回のフィーゴではなく運動量の豊富なスタンコビッチを置き、ブルディッソ&サネッティ&ダクールで中盤を固めるという布陣できた。カンビアッソ&ヴィエラが不在ということで、攻撃面でどうなるかと思ったがバレンシアを上回る圧倒的な個人能力でバレンシアの堅陣をこじ開けていく様は、まさに重戦車のごとくであった。

しかし、ギリギリのところで体を投げ打って守ってくるバレンシアのゴールを陥れることができないインテル。前半にバレンシアの中盤の要バラハが負傷交代したことを考えると、インテルとしては終始ペースを握っていた前半に得点できなかったことが結果的には痛かった。

後半になると、バレンシアは想定以上に引きすぎて崩した前半のバランスに修正を施し、やや前がかりの積極的な守備を起点に、メリハリの効いた攻守に渡るサッカーを展開。

それにより焦るインテルにミスや綻びが出始め、後半はバレンシアがペースを握り試合の主導権を最後まで渡さなかった。何回かあった決定的シーンで決めきれないバレンシア(特にマルチェナの決定的シュート)は最後までドキドキものだったが、最後まで守備陣が集中力を切らすことなく失点をゼロに抑え、勝ちに等しいスコアレスドローをもぎ取った。

でも試合終了後の大乱闘がやや興を削いだかな。いや、すっごい面白い生乱闘だったけどさ。バレンシア控え室になだれ込む狂気のインテル軍団には恐怖を覚えたね(笑)。

バレンシアの控え選手ダビド・ナバーロがブルディッソにストレートパンチを食らわせ鼻を骨折させたようだけど、どういう裁定が下るかな。

さて、明日は我が愛しのレアル・マドリーがドイツに乗り込んでバイエルンと決戦です!

勝つぞ!ベスト8に行くぞ!アッラ・マドリー!!!

2007年3月 6日 (火)

欧蹴球狂想曲第23番:リバプール×バルサ決戦前夜

15ff86093c2c37a815db7090a96b99d8 昨シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)覇者バルセロナ、、、明日散ってしまうのか!!?

明日の日本時間午前4:45からリバプールの聖地アンフィールドで行われるCL決勝T1回戦2ndlegリバプール×バルサ。

第1戦はバルサホームのカンプノウでバルサがデコのゴールで先制したものの、1-2でまさかの逆転負けを喫した。

これで、明日の第2戦はバルサは最低でも2点取らなければならないことになった。対するリバプールは0-1の負けでも勝ち抜けるという有利な条件で臨める。

バルサは先週末のリーガのセビージャとの天王山でも、前半早々に先制しておきながら1-2と逆転負けを喫しており、レッズとの第1戦とほとんど同じ展開での負け方をしてしまっている。

これは昨シーズンのバルサでは考えられない負け方といってもいいのだが、やはりシーズン前半戦におけるエトー、メッシの長期離脱がいまだに微妙な綻びをチームにもたらしているといえるのかもしれない。

しかし、シーズン開幕直前に行われたUEFAスーパーカップでセビージャに0-3で完敗を喫した時から何かの歯車が狂いだしていたのかもしれない。

シーズン開幕後もなかなか勢いに乗ることができず、ライカールトがターンオーバーを徹底していることが逆にチーム戦術の熟成を阻害しているということに原因を求める声もあったのだが、はたしてそうだったのか。

エトー、メッシという前線のキーマンが長期離脱したことも確かに大きい要素ではあるが、もっと根本的なところでバルサのピークの頂点というものが昨シーズンのCLとリーガの2冠で弾けてしまったのではないかとも思えるのだ。

CLグループリーグではチェルシーやブレーメンと同組という死のグループに入ったとはいえ予想外の大苦戦で、ブレーメンとの最終節でなんとか突破を決めた経緯もある。

昨シーズンのバルサは一分の隙もない完璧で美しい最強サッカーを世界中に披露したが、今シーズンはアウェイで全くもって勝てなかったりとどこか微妙に歯車が噛み合わない。

最強のチーム力を維持することの難しさを現在のバルサやチェルシーを見ると実感するのだが、バルサはユーべからテュラム&ザンブロッタを、チェルシーはシェフチェンコとバラックを獲得し前評判は最高点に達していたのだが、サッカーというものは分からないものだねえ。

さて、そうはいってもバルサはやはり群を抜いた魅力ある攻撃サッカーを展開するチーム。明日のレッズ戦では、エトー、メッシ、ロナウジーニョの三羽がらすが久方ぶりに揃い踏みするようなので、ミラクルを起こす万全の条件は一応整ったといえる。

システムも国王杯およびセビージャ戦と同じく3-4-3で臨むようだが、何はともあれ2点取らなければならないバルサは攻めるしかない。

3バックはプジョル、テュラム、オレゲル。中盤がマルケス、シャビ、イニエスタ、デコ。3トップが先の三羽がらすで臨むと思われのだが、第1戦で中央突破に偏りがちだった攻撃がレッズに抑え込まれていたこともあり、明日の決戦ではいかにサイドを有効的に使っていくことができるかがポイントになるだろう。

その点では3トップの頂点にロナウジーニョを置き、サイドにエトーを置くのではないかという噂もあり、オイラとしてはエトーをサイドに置いた方がいいのではないかとも思うので、そっちの方が良いと思うのだけどはたしてどうなるか。

対するレッズはシッソコ&シャビ・アロンソ&ジェラードで中盤を固めて虎視眈々と堅守速攻を狙うという戦術は第1戦と変わらないと思われる。

普通に考えればレッズ断然有利は動かしがたい現実であるが、バルサだったら奇跡を起こしてくれるのではないかという期待も大いに持ててしまう。

メイク・ミラクルだ!バルサ!

さて、明日は、レッズ×バルサの他にもバレンシア×インテル、リヨン×ローマ、チェルシー×ポルトも行われ、ベスト8のうち4チームが決定する。

特に第1戦サンシーロで2点を追いつかれたインテルが敵地メスタージャに乗り込んで行われるバレンシア戦は見逃せない。

スペイン好きのオイラはもちろんバルサとバレンシアを応援するけどね。

明日は4時半起きだぜ!よしっ、寝るで。

2007年3月 5日 (月)

レアル・マドリー狂想曲第23番:レアルvsヘタフェ、セビージャvsバルサ!

リーガも残り13試合となってそろそろ終盤戦に突入してくる季節だが、いまだに優勝チームを占うのが難しいほどの大混戦の様相を呈している。

まずは、一昨日サンチェス・ピスファンで行われた2位セビージャ×首位バルサの天王山。

D4733ef18d0d1ea8a14607c981af03b5 勝ち点49のバルサが敵地で勝てば勝ち点47のセビージャに勝ち点5差をつけられるまさに雌雄を決する一大決戦第1ラウンド(第2ラウンドはもちろん次節のクラシコ)!!

まずビツクリしたのは、バルサが慣れ親しんだ4-3-3ではなく、3-4-3システムできたことだった。しかも3バックの中央にマルケスを置くというのも予想外だったし、3トップのトップにロナウジーニョを置くというのもビツクリした。右にジュリ、左にメッシということで、スパレッティ監督がローマでトッティを最前線に置いて実践しているトップレスシステムに近いものがあったと思う。

結果としては、前半30分まではバルサがセビージャを圧倒するということになったわけで、しかも前半13分にロナウジーニョがザンブロッタのセンタリングを頭で決め、最良の時間帯に先制点を奪った。

さらに前半28分にはアイトール・オシオがロナウジーニョを後ろから倒して一発退場&PK献上、、、正直これでこの試合は決まったなと確信したオイラだったのだが。。。

それからの60分間は、サッカーは何が起こるか分からないということを身をもって体感することになった・・・。

そのPKをロナウジーニョがなななんんと外してしまった・・・のである。。

バルサの一方的な試合になるよりはここで外してくれた方が観る方としては面白くなるから良かったぁと一安心したのだけど、しかし、ここから試合はオイラの想定を超えるほど激しく揺れまくることになる。。

まあPKを左足1本で弾いたゴールキーパーのバロップが凄かったというのもあるけど。

セビージャは1人少なくなり、前半36分には中盤の要レナトが負傷退場(→マルティ)したことで、混乱を来たすかと思いきや、ロナウジーニョのPK失敗から息を吹き返し、38分にはDアウベスのパスを受けたケルジャコフが振り向きざまの左足一閃シュートを決めて同点にしてしまう。

そして後半に入ると10人のセビージャが11人のバルサに全くひけを取らない積極サッカーを展開。そのままの勢いで後半16分にDアウベスがFKを決め2-1と逆転してしまうのだ。

なんつうか、サンチェス・ピスファンの異様な熱気と熱狂的なセビージャファンの大声援にバルサが完全に呑まれちゃってたんだよね。もう凄いの一言。

サンチェス・ピスファンには何かが棲んでいる・・・。確実に。

セビージャが逆転した直後の後半17分にはジュリがDアウベスを倒したとして、一発レッド。

これはどう見ても誤審やろと思うけど、審判もサンチェス・ピスファンの熱気に呑まれたか!?

その後バルサはエトー、サビオラを次々に投入するが、後半31分にはザンブロッタが相手へのファールでイエロー、その後審判への文句で2枚目イエロー=レッドカードで退場という最悪の事態に。これでセビージャの方が1人多くなるというもの凄い展開に、オイラもただただ呆然・・・。

その後は1人多いセビージャが怒涛の攻撃でバルサを圧倒。特にDアウベスは凄かった!!

いんやまぁ凄い試合でしたわ。

これでセビージャが勝ち点50で首位奪取。バルサは勝ち点49で足踏み。

そしてこの試合の翌日、ていうか今日なんだけど、にレアルホームのサンチャゴ・ベルナベウで行われたのが我が愛しのレアル・マドリー×ヘタフェ。レアルとしては絶対に勝ち点3が必要な試合、、、だったのだが・・・。

ヘタフェの監督ベルント・シュスターは、次期レアルの監督候補に挙がっていて、現地のアンケートではシュスターが1番人気だそうだ。

ていうかカペッロ、もうダメか・・・。。うん、ダメだな(笑)。

4af3026daa37e8f9c12d99fd5f302587 そのシュスター率いるヘタフェは現在リーガ最少失点を誇る堅陣が武器で、今のレアルの極貧サッカーで切り崩すことが果たしてできるのか!?というのがキーポイントだったけど、前半のレアルはヘタフェの出足の早いプレスからの速攻に防戦状態で文字通りの極貧サッカーをお披露目・・・。

前半39分に案の定先制点を奪われたレアルだったが、前半終了間際にロビーニョがGKアボンダンシエリに倒されPK獲得。これをファンニステルローイが豪快に決めて同点にするのがやっとだった。

しかし、後半になると一転ヘタフェがヘナヘナ状態になり、レアルが終始激しい寄せからのボール奪取から怒涛の攻撃を展開。

なんでこんなにも前後半で違うんだ・・?と疑問に思ってしまうくらい様相が一変したのだけど、結局レアルは逆転することができず、1-1のドローで終わった。

たった勝ち点1しか積み上げることができなかったかぁ・・・。

次はアウェイでのクラシコなのに。。

はぁ~ぁ。

4位が指定席になりそうな気配だなこりゃ・・・。

アッラ・マドリー!!

2007年3月 2日 (金)

Jリーグ開幕&Yahoo!ファンタジーサッカー始動!

さあ、いよいよ待ちに待ったJリーグが明日開幕します!

そして、オイラが初年度から参加しているYahoo!ファンタジーサッカーも時を同じくして明日開幕いたします!

オイラのMyチームは今季からトップリーグに再昇格を果たしたことで、ファンタジーサッカーでの最高峰での戦いが幕を開けるわけですが、さっきファンタジーサッカーの今季の新ルールを見てビツクリしましたがな。

まず昨シーズンからの大きな変更点は、チーム予算が5億から4億に激減したこと。。

4億で11人編成しなきゃならないなんて、、、キッツイよこれ。

そして1番の信じられない変更点は、トップリーグからの降格条件がシーズン成績の下位50%から下位70%に拡大したこと!

要するにレベルの高いトップリーグで、上位30%に入らんと次シーズンに降格しちゃうわけやろ。

もうね、無理よ。これって。

正直オイラは戦闘意欲を喪失しちゃったよ。。。

だってそうやろ。まともに頑張ったって落ちるのは目に見えてるもん。ヤル気なくすでホンマ。

まあ降格してもともとという開き直り戦術でやるしかないけど、その点では気が楽かもな。

だって上位30%に入るなんて無理だもん(笑)。

しかもトップリーグってやっぱその名に恥じずレベルが高いんだよねぇ。オイラ昨シーズン前期にトップリーグでやったけど、太刀打ちできなかったもん他の猛者どもに。。

んで後期イースタンリーグで上位に入って、今シーズンから再びトップリーグにチャレンジすることができたのだけど。。

ということで、資金も無いし、残留希望も無いしで、もうどうでもいいわという心持ちで第1節に臨みます。

チーム編成も何も考えずにすんなり決まりました。

第1節スタメン

 GK 佐藤洋平(磐田)

 DF  根元裕一(大分)

     金沢浄(FC東京)

     吉本一謙(FC東京)

 MF 遠藤保仁(ガンバ)・キャプテン

     橋本英郎(ガンバ)

     安田理大(ガンバ)

     杉山浩太(清水)

     水野晃樹(千葉)

 FW 平山相太(FC東京)

     マグノ・アウベス(ガンバ) 

以上でッス。

なんてったって遠藤とマグノの2人で2億以上使ってるからね(笑)。

この2人を軸に、あとはDFに闘莉王入れれば完璧なんだけど、そんなことできるわけもなく、、、残りの2億で9人をやりくりするという荒業。。

特に不安なのはDFの吉本と金沢だな。そして平山も。最低3ポイントを確実に取ってくれればそれでいい。頼むで。

といってもこのメンツじゃ多くは望めんな。ま、いっか。

さて、あとは今季個人的に注目している選手、ファンタジーサッカーのMyチームに入れたい選手を挙げてみますか。

☆鹿島

 DFファボン(サンパウロから新加入)、MF野沢(今季は怪我で出遅れだけど)

☆レッズ

 DF闘莉王(絶対入れたい主軸だが、年俸が高すぎるのが難点)、MF小野(鳴かず飛ばずだった昨季の汚名を返上できるか)、相馬崇人(三都主の後釜候補)、長谷部(ファンタジーサッカーでも指折りの優等生)、阿部勇樹(千葉から鳴り物入りで加入)、鈴木啓太(安定株)、FW田中達也(怪我さえなければ計算できる)

☆大宮

 MF小林大吾(平均点高し)

☆千葉

 MF水野晃樹(オリンピック世代の有望株)

☆柏

 DF古賀正鉱(名古屋から移籍)

☆FC東京

 MF今野泰幸(オシムに最も好かれる男)、FW平山相太(化けてくれ!)、ワンチョぺ(未知数だが・・・)

☆川崎

 GK川島永嗣(名古屋から移籍)、MF中村憲剛(オイラが現在最も好きな選手です)、谷口博之(驚異の得点力は要注目)

☆マリノス

 DF那須大亮(マリノスのDF陣の主軸に期待)、栗原勇蔵(年俸も安く使い勝手は良い)、MF山瀬功冶(安定株への飛躍に期待)、乾貴士(期待のルーキー)

☆新潟

 DF内田潤(昨シーズン重宝した右SB)、MFシルビーニョ(確実性が売りのボランチ)、坂本将貴(千葉から移籍)、鈴木慎吾(好不調の波がなくなれば)、FW矢野貴章(オシムも注目する逸材。オイラは今まで使ったことがないけど)

☆清水

 DF山西尊裕(安定株)、高木和道(安定株)、市川大祐(年俸が高いのがネックだが貢献度は高い)、青山直晃(年俸が安くて安定している有望株)、MF藤本淳吾(飛躍の年になれるか)、兵働昭弘(魅惑のドリブラー)、枝村匠馬(攻撃性能も兼ね備えるボランチ)、フェルナンジーニョ(ガンバから移籍)、FWチョ・ジェジン(平均6~7ポイントをコンスタントに取ってくれる安定株)

☆磐田

 MF太田吉彰(ずば抜けた得点力は魅力のユーティリティープレーヤー)、成岡翔(背番号10を背負うだけの活躍に期待)、上田康太(ユース世代の有望株)、FW前田遼一(得点力アップに期待)、カレン・ロバート(今シーズン化ける予感)

☆名古屋

 DF増川隆洋(安定株)、MF本田圭裕(魅力的なレフティー)、中村直志(なにげにポイント高し)、FWヨンセン(安定株)

☆ガンバ

 DF加地亮(攻撃力を高めよ)、MF遠藤保仁(キャプテンはこの人で決まり!)、家長昭博(まずはスタメン確保を)、二川孝広(安定株)、安田理大(今シーズンブレイクの期待がかかる19歳)、橋本英郎(安定株)、FWマグノ・アウベス(荒稼ぎに期待)、播戸竜二(同じく荒稼ぎに期待)

☆神戸

 MFボッティ(韓国・全北現代から移籍)、FW大久保嘉人(日本代表を狙う勝負の年)

☆広島

 DFダバツ(安定株)、MF駒野友一(年俸に見合った活躍を期待)、森崎浩司&和幸(安定株)、FWウェズレイ(安定株)

☆大分

 DF根元裕一(安定株)、福本洋平(ユース世代の有望株)、MFアウグスト(横浜FCから移籍)、FW高橋大輔(以外に使える)

この他にもゾロゾロ出てきてもらいたいね。楽しみだ。

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