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2007年2月27日 (火)

夢のシネマパラダイス176番シアター:ポリス・ストーリー/香港国際警察

Newpolicestory_1 出演:ジャッキー・チェン、マギー・チャン、ブリジット・リン

監督・脚本:ジャッキー・チェン

(1985年・香港・103分)DVD

評価★★★/70点

内容:麻薬シンジケート撲滅に挑む国際警察特捜隊員の活躍をスリリングに描く。山の傾斜を、家をぶち壊しながら直滑降で爆走する車バカ!デパートの吹き抜けにある10メートルのポールを素手で滑り降りる決死のスタントなど印象的なシーンが目白押し。

“体はってるヒロイン、、、痛そう。。”

ってガラス何枚割ったんだ?

それはさておきジャッキー相変わらず体張りまくり。毎度のことながらよくやるゼ。さすがジャッキーだよホント。

そして命がけのスタントが成功していくたびに心の中で小さなガッツポーズを繰り返す自分。

しかし、その裏には危険なNGや負傷があるのだということを忘れてはいけませんね。

だからこそいっつも笑顔の絶えないジャッキー、そしてジャッキー映画が大好きなのです。

そしてこの映画で1番感動したのは、思わず笑っちゃう主題歌とともに映し出されるエンディングのNG集で、ジャッキーが最大の見せ場のスタントを決めた後にガッツポーズを見せた時。

ジャッキーの表現者としての映画への熱い想い、自分のやりたいことを精一杯撮れるからこその強い責任、観客を楽しませてあげたいという夢がすごく伝わってきました。だから僕もガッツポーズせずにいられない。

ジャッキーファンでよかったとつくづく思うね。

ハリウッドに渡り、ある意味厳しい管理世界であるハリウッドで多少なりとも自分のやりたい放題はできなくなっているかもしれないジャッキー。

でももうそろそろ年だしね。

ただ、映画への夢はまだまだ持ち続けているであろうジャッキー。

これからもジャッキー映画を見続けていくぜ、オリャッ!

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ポリス・ストーリー2 九龍の眼(1988年・香港・105分)DVD

 監督:ジャッキー・チェン

 出演:ジャッキー・チェン、マギー・チャン、チュー・ヤン

 内容:一本気な性格が災いして交通整理係に格下げされたチェン刑事。偶然、ショッピングセンターの爆発に出くわしたことから、第一線に復帰するのだが・・・。

評価★★★☆/75点

ジャッキー映画のヒロイン役の女優に対する出演交渉をマジで見てみたい気がする(笑)。。

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ポリス・ストーリー3(1992年・香港・95分)DVD

32841258

監督:スタンリー・トン

出演:ジャッキー・チェン、ミシェール・ヨー

評価★★★★★/90点

内容:アジア全土を牛耳る闇の帝王を相手にチェン刑事が中国、香港を舞台にド派手な死闘を繰り広げる、人気シリーズ第3弾。しかし、今回はジャッキーを完全に喰っちゃってるM・ヨーの吹き替えなし生スタントの方が強烈に印象に残る。

“まさに超級警察という言葉がピッタリくる!”

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香港国際警察/NEW POLICE STORY

New20police20story 出演:ジャッキー・チェン、ニコラス・ツェー、ダニエル・ウーシャーリーン・チョイ

監督:ベニー・チャン

(2004年・香港・124分)初見2005/03/10・MOVIX仙台

評価★★★★/75点

内容:残虐な強盗団が香港のアジア銀行を襲撃。現場に向かった国際警察のチャン警部だったが、殺人グループの罠にはまり部下を皆殺しにされてしまう・・・。ジャッキー作品中最凶の残虐悪党集団に目が点になる。。。

“お帰りなさい、ジャッキー!”

行ってらっしゃい、ジャッキー!と心からジャッキーをハリウッドに送り出してからはや7年、いや、「レッド・ブロンクス」でボックスオフィス堂々1位を獲ってジャッキーの悲願成就に狂喜乱舞してから10年。

ようやっと心から「お帰りなさい、ジャッキー!」と呼べる作品にめぐり合えた気がしてならない。

10年ひと区切りとはよく言ったもので、「レッド・ブロンクス」より遡ること10年前には「ポリス・ストーリー香港国際警察」と、なにか因縁を感じずにはいられないが、とにかく今回の作品でハリウッドナイズされたジャッキーのあるひとつのけじめというか使命みたいなものをフツフツと感じることができた。

劇的なアイデア、小道具、命がけのスタントという三拍子揃った持ち味以上に、一人のサイレント喜劇役者としての才能を現代において有する稀有な存在であるジャッキー。

そのジャッキーが、ハリウッドナイズされていく中で(ハリウッドに渡った後に香港で製作された作品も含めて)、三拍子の持ち味が次第に薄まっていき、ただのコミカル喜劇という要素のみが突出していくという現状の中で、今回の映画は撮っておかなければならないという使命とともに、ひとつの区切りとけじめをつけたのではないかと感じたのだ。

それは映画の色にも如実に表れており、完全にコミカルさを消して、三拍子の持ち味を前面に押し出してきたのには、今までたまっていた鬱憤を晴らさんばかりの爽快感を覚えた。

しかし、過去のトラウマを引きずり、酒浸りの生活をさらけ出すジャッキーの姿は何か今のジャッキーの内面とダブってしまうようで痛々しかった気も。。僕が勝手に想像して思ってただけだけど。。

ただアクションに関しては「レッド・ブロンクス」「ポリス・ストーリー」の要素やアイディアがふんだんに駆使されており、ニューバージョンと呼ぶにふさわしいジャッキーアクションを目にすることができた。

ラストでは子供たちへのメッセージも忘れることなく、さすがジャッキーだなと。

さあ、僕は納得したぞ。

ジャッキーはジャッキーだ。いつまでも。

またツライ気持ちを力に変えることができるような夢のある所へならどこへでも飛翔していくがよい。

僕はどこまでも追っかけてってあげるから。

「行ってらっしゃい、ジャッキー!」

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