夢のシネマパラダイス155番シアター:紅の豚
監督・脚本:宮崎駿
(1992年・東宝・91分)初見1992/07/某日・盛岡ピカデリー
評価★★★/65点
内容:第1次世界大戦の英雄ポルコ・ロッソは、自分自身に魔法をかけて豚となった。今の彼は空賊を相手に賞金稼ぎをしている。これに反発する空賊連合は、アメリカ人パイロットのカーティスを雇い、ポルコ機撃墜に成功。破壊された愛機を修理に出し、ポルコはミラノでホテルのマダムで歌姫のジーナとひとときの逢瀬を満喫!愛機はやがて修理され、彼を慕う少女フィオを賭けてポルコは再びカーティスとの対決に臨む。
“紅の駿”
空を飛ぶことが好きな駿。
1人で行動するのが好きな駿。
戦争は嫌いな駿。
人間ってのは愚かな生き物だと思っている駿。
基本的に人間が嫌いな駿。
だから人間界とは別な世界を空想するのが好きな駿。
しまいには自分が別な生き物になればいいんだということに気付いた駿。
鏡を見る駿。
あっ、豚に似てると思った駿。
これだっ!と顔が紅潮する駿。
豚の姿を借りれば何だって好きなことができると1人ニヤつく駿。
オバさんにさしかかろうとする女より、断然17歳の女のコの方が好きな駿。
幼稚園児にもちょっと興味がある駿。。
しかし、いくら豚だからといって自分から手を出すのは文字通り汚い豚に成り下がってしまうと躊躇し逡巡、葛藤する駿。
そこで自分から手は出さないんだということを装い、あちらから手を出してくるように仕向ける駿。
そして17歳の女のコ、フィオに一方的にキスされる駿。
まんまとしでかした駿。
天にも昇る気持ちの駿。
、、、、、だが、これだけは忘れてはならない。
飛べねえ駿はただのオッサンだ!ということを。
かっこいいとはこういうことさ?ちょっと待てよ駿。。。
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