夢のシネマパラダイス146番シアター:キャスト・アウェイ
出演:トム・ハンクス、ヘレン・ハント、ニック・サーシー、ジェニファー・ルイス、ジェフリー・ブレイク
監督:ロバート・ゼメキス
(2000年・アメリカ・144分)初見2001/03/09・MOVIX仙台
評価★★★★/80点
内容:システムエンジニアのチャックは、飛行機事故によって孤島にひとり漂着する。まず、物理的に生きていく術を考える彼だったが、次に彼を待っていたのは逃れられない孤独だった。精神的な試練に直面したある男の真実の旅を描く、現代版ロビンソン・クルーソー。撮影中に体重を25㎏増減させたトム・ハンクスの熱演は必見。
“波の音、波の音、波の音、、、耳を澄まして聴く自然の音、、、引いて寄せる波、うねりをあげる波、叩きつける波、、、目を澄まして見る自然の息吹、、、。”
エンドロールで波の音が微かに流れているように、音はこの映画でとても重要な役割を果たしていると思う。
主な登場人物がトム・ハンクスとバレーボール1個という中で波の音、沖の波が砕け散る音、風の音、雨の音、雷の音etc..自然の奏でる音はいやが応にも響き渡る。
決して静寂ではないところがこの映画の上手さで、しかも映像が音に負けないくらい素晴らしく見応えがある。もちろんCGによる威力の成せるわざによるところは大きいが、こういう使い方なら全然許せちゃう。
そしてトム・ハンクスもその中で全く浮いた存在にならずにちゃんと“生きて”いました。
素晴らしい演技だったと思います。
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