レアル・マドリー狂想曲第19番:ベッカム退団へ・・・
カペッロが就任して、ドラスティックな改革の途上にある現在のレアル・マドリーにおいて、最もその反動を受けたのが、ベッカムとロナウドとカッサーノ(この人は自滅に近いが)の3人であることは疑いようがない。
ここ2試合での最低最悪状態のレアルの周囲ではこの3人に加えて今季加入したばかりのディアッラやロビーニョにまで放出の噂が出てきており、だんだん常軌を逸してきているのがますますもってチーム状況に悪影響を及ぼさないか心配だった、、、その矢先にベッカムの来夏退団が公式に発表された!
フィーゴ(2000年)→ジダン(2001年)→ロナウド(2002年)→ベッカム(2003年)という、いわば銀河系軍団最後のピースが今季限りで退団ということで、まあ一つの時代が終わったということだろうか・・・。
あとはロナウドのみ・・・だが、ロナウドもカペッロの信頼を得ておらず今季はここまで先発が3試合だったかな?んで得点が1。。。。。
最後の銀河系、負の遺産(と言ってもいいだろう。少なくともベッカム加入からずっと無冠が続いてるんだから)であるロナウドを放出してこそ1番効果のある構造改革になると思うのだけど。。
ベッカム・・・・思い返してみれば、レアルに加入してきた時、同じポジションにフィーゴというスーパータレントがいたわけで、、この時点でベッカムを獲ったこと自体オイラは大いに疑問を抱いたものだが、当時の監督カルロス・ケイロス(現マンUのアシスタントコーチ)はベッカムをピボーテで起用することによって、フィーゴとの共存をある意味無理矢理可能にさせたのだった。
生来の努力家であるベッカムは、懸命にひたむきにレアルのために頑張ってくれたと思う。それは毎試合見るたびに真摯に伝わってきたし、慣れないポジションでよく頑張ったと思う。
しかし、今思えば、やはりマンU時代の右サイドでのスペシャリストとしてのベッカムを記憶としても記録としても遂に超えることができなかった・・・。
今シーズン、マンU時代の名コンビであるファンニステルローイが加入したことにより、ベッカムの本来の力が発揮されるかと期待したのだが、もはやあの頃のようにはうまく嵌らず。
来季からサッカー不毛の地と呼ばれるアメリカでプレーするということで、、今まだ31歳だからたぶんあと4,5年はプレーできるはずだからね。アメリカで頑張ってもらいたいです。
今まで本当にありがとう。
ただ、今季あと半年レアルでのお仕事は続くので精一杯レアルのために貢献してもらいたいです。ガンバ!
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