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2006年12月22日 (金)

夢のシネマパラダイス123番シアター:戦場のピアニスト

239348view003 出演:エイドリアン・ブロディ、エミリア・フォックス、ミハウ・ジェブロフスキー、エド・ストッパード

監督:ロマン・ポランスキー

(2002年・ポーランド/フランス・149分)2003/03/03・盛岡フォーラム1

評価★★★★☆/85点

内容:ナチスドイツがポーランドに侵攻、占領された街ではユダヤ人迫害が吹き荒れる。実在のピアニストであるシュピルマンの壮絶な実体験を収容所経験のあるロマン・ポランスキー監督が映画化。アカデミー賞では監督・主演男優・脚色賞を、カンヌではパルム・ドールを受賞。

“劇場にもの申す!”

ラスト、生き残ったウワディフが演奏会場でショパンのピアノ協奏曲を演奏するシーンでエンドロールに入っていき、そのままエンドロール終了まで鍵盤をたたくウワディフの手とともに演奏は続く。

正直僕はこの時涙した。

たった2時間半ちょいの中に描きこまれた悲惨極まりない体験と、まるで運命に弄ばれるようでありながら実は様々な人々の助けによって生き永らえたウワディフの想い。そして亡くなっていった人々の想い。

様々な想いがラストの曲とともに湧き上がってきて、自分の五感を大いに震わせ涙を堪えることができなかった。

もちろん席を立てれるはずもない。いや、自分だけではない。ほぼ満席だった劇場内ほとんど席を立つ人はいなかった。

そしてふと僕は思ったのだ。演奏が終わったら拍手するよな、、、と。

エンディング前には演奏会場の満員の観衆の姿も画面に写っている。ということは、演奏が終わったら普通拍手するよなぁ、ということは観てるこちら側も拍手するよなぁ、と必然的に思ったのだ。実際スタンディングオベーションでもしたい気分だったし。

そして演奏終了!

パチパチパチパチ・・・・えっ?えっ?

なんと演奏終了と全く同時にカーテンが閉まっていくではないか、、、館内の照明が一気に明るくなるではないか・・・。そ、そんなことって・・・。

まるで劇場から早く立ち去れとでもいわんばかりの早業。なんか一気に気分が殺がれてしまったのだった。せめて余韻くらい浸らせてくれよぉ、と思いながら渋々席を立つ。。

しかし考えてみるとエンドロールだもんなぁ・・・。フツーはエンドロールで余韻に浸るんだよな。

でも僕は余韻の余韻に浸りたかったんだ!

自分でも何言ってんだか分かんなくなってきたが、劇場に文句言っても仕方ない気がしてきた。

でもやっぱり納得いかねんだよなあ。せめて画面の観客の拍手が終わるまではカーテン閉めてほしくなかったし、明るくしてほしくなかったな。

映画についてもちょっと。

観てて思ったのだが、おそらく完全版なるものが存在するのではないだろうか。

どうも編集段階で苦労したような感が否めないなあということを観てて感じたのだけども。

まぁそのような編集の雑さというかぶつ切りっぽい感じも映画自体には何ら悪影響を及ぼしているわけではないし、話の筋も至極単純なので集中できないほど気になることもない。しかも1939年のポーランド侵攻から終戦まで描ききるというわけだから致し方ない点もあると思う。

さらに驚きなのが、ポランスキー色が全く出ていないことで、エンドロールでロマン・ポランスキーフィルムという字幕が出てやっとで、あ、そういえばポランスキーが監督だったんだと思い出したくらいだ。

あくまでも冷徹に一定の距離をおいて見つめようとするポランスキーの姿勢が僕が抱いた感触とも重なってくる気がしてならない。

もちろん完全版なるものが存在するのであれば観てみたいし、より深くこの映画とこの時代のことを考えることができるのも確かではないだろうか。

(初記)2003/03/03

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聖なる嘘つき(1999年・アメリカ・119分)DVD

 監督:ピーター・カソヴィッツ

 出演:ロビン・ウィリアムズ、アラン・アーキン、ボブ・バラバン、リーヴ・シュレイバー

 内容:第二次大戦中のナチス支配下にあるポーランドのユダヤ人居住区ゲットー。絶望の中、命をかけて笑顔とユーモアを忘れずに嘘を突き通す男がいた。。

評価★★★☆/70点

鑑賞前の予想通りに、あまりにも適役のロビン・ウィリアムズだからこそ妙に安心して見れてしまう。しかし、悪くいえば見飽きたかんじ。。

どうせならロビン・ウィリアムズという絶対安全パイよりも、ジム・キャリーあたりでやってもらいたかった気もする。

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