夢のシネマパラダイス119番シアター:アナライズ・ミー&アナライズ・ユー
アナライズ・ミー
監督・脚本:ハロルド・ライミス
(1999年・アメリカ・103分)DVD
評価★★★★/78点
内容:ポールは泣く子も黙るマフィアのボス。しかし、最近ストレスで発作が絶えない。。そこで、部下が知り合った精神科医ベンのもとへ通うことになるのだが・・・。
“デ・ニーロクラスになると、軽く流して演技する余裕が出てくるし、またそれが許されるし、しかもそのゆるさ加減がまたイイ味出すんだよなぁ。”
「恋愛小説家」のときのジャック・ニコルソンもそうだけど、それでアカデミー賞獲っちゃうんだから、やっぱりスゴイ。別に手抜き演技という意味で言っているのではないですよ。
良い意味で肩の力が抜けて、楽しそうに演じている姿が自然な形で目に入ってくるという意味です。
とにかく今回の映画はデ・ニーロの一人舞台てなかんじで大いに楽しめました。
イスに縛りつけられた男にデ・ニーロが鉄パイプを持っているという時点で、いやが上にも「アンタッチャブル」の衝撃のバットぼこぼこ脳タリン事件を思い起こしてしまうのだが、この映画では迷って躊躇して結局「・・・・こいつは犯人じゃねえ。。」と言う始末。
さらにED+泣き虫。
はっきりいって笑えます。
他にもゴッドファーザーの悪夢など意外にツボを押さえた笑いで攻めてきて意外に良かった。
意外、意外ってアンタね・・・。
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アナライズ・ユー(2002年・アメリカ・96分)WOWOW
監督:ハロルド・ライミス
出演:ロバート・デ・ニーロ、ビリー・クリスタル、リサ・クドロー
内容:服役中のポールは精神が不安定になり、治療を受けることに。これに乗じて刑務所を抜け出したポールは、マフィアを描くテレビドラマのアドバイザーになるのだが・・・。
評価★★★☆/75点
いつも何かしら変調をきたしているデ・ニーロ御大だが、この映画の冒頭における変調ぶりは必見!
見終わった後、いとおしくて仕方なくなってくる、、、(おいおい)。
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