欧蹴球狂想曲第14番:チャンピオンズリーグ決勝T1回戦完全??予想
06-07UEFAチャンピオンズリーグ(CL)もグループリーグが12月6日にグループステージが終了し、ベスト16が決定!
さあ、ここからがCLの本番。ベスト16がホーム&アウェイのノックアウトラウンド方式で行われるトーナメントで死闘を演じる。
CLの本当の醍醐味を味わえるのはここからです。
といっても決勝T1回戦は来年の2月20日なので、まだ2ヶ月もあるねんけど。。
そんな中12月15日には決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選が行われ、魅力ある対戦カードが実現となりました。我が愛しのレアル・マドリーもね・・・。バイエルンだよーーーっ!!
ということで、今回は決勝T1回戦のオイラ的勝手気まま予想を立ててみましたん。パチパチパチ。
ホント、レアル以外はあまり真剣に考えていないんで・・・(笑)。
と、各対戦カードの予想に入る前に全体的な統計で重大な事実があるので、まずはそこから。
え?何?なに?
いや、これが実は大したことあるんだって。聞いて聞いて。
それは、決勝トーナメントはホーム&アウェイで行われるわけだけど、昨シーズンの決勝Tの全対戦をみると、1戦目をアウェイ、2戦目をホームで戦ったチームが圧倒的な確率で次ステージに勝ちあがってるんですわ。
決勝T1回戦から準決勝まで全14対戦のうち11対戦で1戦目アウェイ、2戦目ホームのチームが勝ってるのです。
ただその前の04-05シーズンは、ちょうど五分五分なんですけど。
それにしたって昨季の結果はちょっと異常だよな。なんか今季も同じ流れになるような気もするんで。
まずは1戦目をアウェイで戦うチームが全体的に有利ということは言えるのではないか、ということで各対戦に入っていきやんす。。
<注>過去のCLでの対戦のスコアは左のチームを基準にホーム、アウェイの順で掲載。
☆ポルト×チェルシー
勝ち上がり確率ポルト20%×チェルシー80%
*過去の対戦
04-05グループステージ ポルト2-1、1-3チェルシー
03-04シーズンにCLを制したポルトを率いていたのは、現在常勝チェルシーを率いるモウリ-ニョ監督ということで、いわゆる古巣対決ということになる。
が、、やはりチェルシーが1枚も2枚も上手なのは明らかで、ここはもう鉄板といってもいいのでは。
新戦力のシェフチェンコとバラックがなかなかフィットしていないのは誤算とはいえ、それを補って余りあるドログバとエッシェンの活躍は本当に脅威だ。
そしてベンチにはロッベン、ショーン・ライト=フィリップスといったウインガーが控えており、基本システムの4-3-1-2から昨季の戦い慣れた4-3-3へとスムーズに切り替えることができるのも大きい。ていうか4-3-3の方が相手としては恐いんだけどね。。
ポルトはぁぁぁ、、、、どうなんでしょう。。タレントはカレスマとかルイス・ゴンサレスとか、あとはロナウジーニョの後継者といわれているアンデルソンだとかいるにはいるんだけど、如何せん相手が優勝候補筆頭のチェルシーだもんなぁ。運が悪かったとしか言いようがない。
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☆PSV×アーセナル
勝ち上がり確率PSV40%×アーセナル60%
*過去の対戦
02-03グループステージ(1次リーグ)
PSV0-4、0-0アーセナル
04-05グループステージ PSV1-1、0-1アーセナル
PSVはほとんど見ていないので、アーセナル側からみると、昨季もそうだったけど、アーセナルって国内リーグとCLとのギャップがデカイんだよね。
今季もプレミアでは6,7位に沈んでるけど、CLでは余裕でグループステージ1位突破だもんな。
昨季はアンリを1トップに中盤を厚くするCL仕様の守備的な4-5-1で準優勝という予想外の快進撃を展開したアーセナル。攻めてくる相手に対し中盤のコレクティブな守備網でボールを奪いアンリを軸にカウンターも絡めた攻撃でサッカーを展開。今まで戦術として使うことがなかった速攻カウンターという手法を手に入れたアーセナルの快進撃は必然といえば必然だったのかもしれない。
ではそれが今季も続くのか、というとその可能性はアンリ次第というところに行き着くと思う。
中盤はいまやチームの心臓になったセスク、プレミアの水にも慣れたフレブ、そして既に存在感を発揮しているロシツキ、中盤の底に君臨するジウベルト・シルバ、またリュングベリやファン・ペルシなど理想的な陣容が整っている。
問題は1トップのアンリなのだが、W杯の疲れから今季は昨シーズンほどのコンディションになく、明らかにプレーに粗が目立っている。はたして2月下旬までにフィジカル面で戻れるのか、、これが1番の問題だろう。
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☆ローマ×リヨン
勝ち上がり確率ローマ40%×リヨン60%
*過去の対戦 たぶん無い?
なにげに屈指の好カードなのがこの対戦。
ローマは昨季から場当たり的に使い始めたトッティを最前線に置くトップレスシステムが殊のほか機能し、今季はより一層成熟度を増した感がある。今のセリエAで最も流麗でスペクタクルな爆発サッカーを展開しているのは間違いなくローマだ。一昔前の中盤すっ飛ばしサッカーはどこへやら、、、。
しかし対するリヨンもここ5年ばかりで一気に欧州列強に名乗りを上げてきているのは周知の事実で、2シーズン連続でレアルを完膚なきまでに葬り去ったのは記憶に新しい。
フランスリーグで前人未到の6連覇へ向けて驀進中で、もうこの時点で優勝は決まったといっていいほど2位以下を引き離している。そのリヨンが唯一成し遂げていないのが、CLでベスト4以上に入ることなのだが、その機は完全に熟しているといっていい。
今季のグループステージを見ても昨季以上に強さを増している感があり、今季はベスト8の壁を越えるのは確実だと思っているのだが、、、。
ちなみにオイラの見方では東の横綱がバルサ、西の横綱がチェルシーで、それにつづく東の大関がリヨンだと思う。
しかし、ローマはマジに魅力的な攻撃サッカーを展開しているだけに、リヨンとしてはいきなり高いハードルが立ちふさがってしまったとは言えるだろう。
いずれにしても相当に面白い試合になることは必至。楽しみです。
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