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2006年12月 6日 (水)

欧蹴球狂想曲第11番:バルセロナ×ブレーメンinカンプノウ

日本時間今朝4:45からバルサの本拠地カンプノウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ・グループA最終節バルセロナ×ブレーメンは、前半13分のロナウジーニョの直接FKからのゴールと続く前半18分グジョンセンのゴールで2-0で勝った。

これにより、死のグループAの決勝T行きチケットは1位チェルシー、2位バルサで決まった。

いんっやあ、、、よく勝ったよバルサ。ホントに良かった。

今日の試合はブレーメンは最低限引き分けで2位の座を確保、対するバルサは100%勝つしかない状況ということで、クラシコをも超える今シーズン最大の重大決戦となったわけだけど、試合前にロナウジーニョが開始1分から点を取りにいくと宣言した通り、前半はバルサの攻守に渡るメリハリのきいたサッカーで萎縮しているブレーメンを圧倒。

本気度120%のロナウジーニョ、右サイドの鋭い刃ジュリ、怪物に変貌しつつあるイニエスタ、史上最強の玄人職人デコ、猛毒危険爆弾モッタ、魂の闘将プジョル、そして第2のエトーなんて呼ばせない俺の名はグジョンセンだぁっ!

みんな魂の気迫こもったチームプレーでチームを牽引していった。

とにかく勝つしかないバルサは、開始早々からゴールに攻め込みまくる。しかし、それを可能にしたのも中盤高い位置からの連動した守備意識が上手く機能したことが大きな要素となったことは指摘しておかなければならないだろう。

“2点取られても3点取ってしまえばいい”“1-0で勝つよりも4-3で勝つ方を我々は好むのだ”という90年代初めの第1期ドリームバルサを率いていたヨハン・クライフの言葉は、よくバルサのサッカーを語るときに取り上げられるキーワード、すなわちそれがバルサの哲学なわけだけど、今日のバルサは、点を取らなければならないけれども相手に点を与えてもいけない、という非常にリアリスティックな意識で戦っていたと思う。

前半は点を取りにアグレッシブに、2点リードした後半は相手の圧力を受けてよりカウンター志向に移行した戦い方を実行し、運も味方に付けて試合運びとしては非常に理想的な展開に持ち込むことができたと思う。

こういう戦い方は、少なくとも2シーズン前のバルサには出来なかった戦い方なんじゃないかな。

ライカールトの成長もあるし、あとはユーべからやって来たザンブロッタとテュラムの存在も相当に大きいですね。

ここで負けてたらマジにシャレになってなかったけんねぇ。

しかし、それにしても今日のロナウジーニョは凄かった!!

後半はちょっと消えてたけど、前半20分までのパフォーマンスはドイツW杯前のCL決勝の時のピークくらいはあったね。それくらい凄かった。完全にイッちゃってたもん。

そして前半13分の先制ゴール。

まさかあそこでゴロを蹴りこむとは、あの時カンプノウにいた9万8千の観衆も、テレビの前で観戦していた何億人の人々もいったい誰が予想できた???

ああ゛、、、??入った?入った!!入ったぁぁーーーー!!!

ほんの一瞬呆気に取られたもんなぁ。

ドイツ人は上背があるから、上に巻いて蹴ってたらクリアーされてた可能性はあるよね。

俊輔だったらどう蹴ってたかなぁ。

ま、オイラ生粋のマドリディスタだけど、今朝はバルサを心底応援させてもらいました。ヨカッタヨカッタ。

ホントここで消えてたらお話にならなかったんでね。

でも、今ブンデスで首位を走るブレーメンが敗退というのも複雑ではあるけどね。。

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