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2006年11月10日 (金)

夢のシネマパラダイス86番シアター:燃えよドラゴン&酔拳

燃えよドラゴンMiddle_1133187246

出演:ブルース・リー、ジョン・サクソン、ベティ・チュン

監督:ロバート・クローズ

(1973年・香港/アメリカ・100分)NHK-BS

評価★★★/65点

内容:世界を席巻したカンフー・スター、ブルース・リーが生涯の夢だったアメリカメジャー進出を果たしたアクション映画。日本ではこれが初めて紹介されたリーの映画だったが、この作品の完成後すぐに急逝したことから、リーは伝説のスターへと登りつめていくことになる。

“この映画を観た時だけ、あと15年早く生まれていればよかったと切に思う。”

映画公開後5年経ってからこの世に生を受けた僕にとって、ブルース・リーという人物は伝説の人としか言いようがないわけで、カンフーブームなど知るよしもない。

ブルース・リーのことなど知らずに、ラーメンマンやジャッキー・チェンを見て育ってきたのです。

それゆえこの映画を観てもヌンチャクを買いたいとも思わないし、ブルース・リーのドアップ顔が映し出されると思わず笑ってしまうのです。。

しかし、テレビで関根勤などの話を聞くにつれ、この映画の影響力はホントに物凄いものがあるんだな、ということは何となく分かるのです。でも、何となく・・・なんです。

それがまたちょっともどかしくもあるのです。

自分も10歳くらいの時分にLIVEで観ていれば絶対ハマッてるはずなのに。

映画公開時の時代の空気を共有したいのに、それを感じることができないという口惜しい1本なのでした。

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ドラゴン危機一発(1971年・香港・100分)NHK-BS

 監督:ロー・ウェイ

 出演:ブルース・リー、マリア・イー、ジェームズ・ティエン

 内容:町の製氷工場で働くことになった田舎の青年が、そこに麻薬犯罪が絡んでいることを知り、工場一味に闘いを挑む。ブルース・リーの第1回主演作品。

評価★★/40点

“そう簡単に乳を出すな!”

ああ、、オイラのブルース・リー像がだんだん壊れていく。

なんなんだこの精一杯のコミカルさは。いっぱいいっぱいついでにオッパイてか・・・。

ベッドの中でもアチャー、オチャー、ホーー~ゥオチャーッて声出してんのか?

この映画自体が危機一髪の極めて危険な状態やな。。。

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最後のブルース・リー/ドラゴンへの道(1972年・香港・100分)NHK-BS

 監督:ブルース・リー

 出演:ブルース・リー、ノラ・ミヤオ、チャック・ノリス

 内容:知人がイタリアで経営するレストランが、ギャングの地上げにあって苦しんでいることを知り、単身ローマに降り立つタン・ロン。そして、ギャングの嫌がらせと彼の防衛戦はエスカレートしていき、やがてギャングのボスはタン・ロンを倒すために凄腕の空手家を呼び寄せるのだった・・・。日本ではリーの死後に相次いで主演作が公開されたが、その中で最も後発の公開だったために、邦題に“最後の”という冠が付けられたらしい。

評価★★/45点

成龍ことジャッキー・チェンこそドラゴンになったのだという思いが強い典型的ジャッキー世代のオイラにとっては、ブルース・リーははっきしいって肌に合わないのかも・・・。

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スネーキーモンキー/蛇拳(1976年・香港・96分)NHK-BS

 監督:ユエン・ウーピン

 出演:ジャッキー・チェン、ユエン・シャオティエン

 内容:ジャッキーの大ヒット作「ドランク・モンキー/酔拳」の原型ともいえるカンフー映画。

評価★★★☆/75点

思わずマネしたくなる動きに心躍る。

完成形になる前のジャッキーを見るのも何と心地良いことよ。

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ドラゴン/ブルース・リー物語(1993年・アメリカ・120分)NHK-BS

 監督:ロブ・コーエン

 出演:ジェイソン・スコット・リー、ローレン・ホリー、ナンシー・クワン

 内容:1973年7月20日、急逝した伝説のアクションスター、ブルース・リーの生涯。

評価★★★/65点

伝記映画なのに、いっぱしのアクション映画になっちゃってるところが凄い。

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酔拳

908c8c9d 出演:ジャッキー・チェン、ホアン・チョンリー、ユアン・シャオチェン

監督:ユエン・ウーピン

(1978年・香港・103分)DVD

評価★★★☆/75点

内容:酔えば酔うほど強くなるという秘伝の拳法“酔八拳”を修行のすえに会得した若者が、かつて侮辱を受けた悪漢たちに復讐を挑む!

「スネーキーモンキー」と物語の骨子はほとんど変わっていないが、ジャッキーの原点をとくと堪能できるという意味では、酒豪にも下戸にも大いに楽しめる1本。

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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年・香港・100分)NHK-BS

 監督:ロバート・クローズ

 出演:ブルース・リー、ギグ・ヤング、ディーン・ジャガー

 内容:撮影中にブルース・リーが急逝したため未完だったフィルムをもとに、「燃えよドラゴン」の監督ロバート・クローズが新たに撮り足したシーンと、リーの他のフィルムとを合わせて編集した異色作。傘下に入ることを拒んだ映画スターと犯罪シンジケートとの闘いを描く。若き日のユン・ピョウなどが未撮影部分のリーの代役に立てられている。

評価★★/40点

努力は買うが、ブルース・リーに入れ込むほどの人間ではないオイラには、ホントお遊戯にしか見えないんだよね・・・。

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酔拳2(1994年・香港・101分)DVD

 監督:ラウ・カーリョン

 出演:ジャッキー・チェン、アニタ・ムイ、ラウ・カーリョン、アンディ・ラウ

 内容:前作から16年ぶりに作られた続編で、前作に引き続き実在の国民的ヒーロー黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の青年期の活躍を描く。

評価★★★★/80点

“前作から16年。真似することができないほどにスピードと技の進化を遂げた酔拳八仙。それはジャッキー映画の1つの到達点といってもよい。”

正確には翌年公開(1995年)の「レッド・ブロンクス」が頂点だと個人的には考えているが、コミカルさよりもジャッキーの痛さが際立った「レッド・ブロンクス」よりも、今作の方がコミカルとアクションが程よくブレンドされている。

それゆえ、ジャッキー映画の味、真髄という点では今作の方が上だろう。

アニタ・ムイを母親役にしたのも成功の大きなポイントだと思う。

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