欧蹴球狂想曲第3番:チャンピオンズリーグ(CL)開幕!!
いよいよ開幕致しました。UEFAチャンピオンズリーグ06-07シーズンが!!
ヨーロッパ各国リーグの強豪クラブが一同に会し欧州チャンピオンの称号をかけて熾烈なバトルを繰り広げる欧州版仁義なき戦い!それがUEFAチャンピオンズリーグ。
一昨日から遂に本戦開始てことで、迷うことなく今月に入ってすぐスカパーのチャンピオンズリーグセットに加入!
これを見ずして何を見る!
グループリーグ第1節の対戦カードは全部で16試合。
その全てを見ることは、スペインリーガエスパニョ-ラ、イングランドプレミア、セリエA、セルチックの試合も見なければならない身としてははっきり言って不可能に近いので、ホントにチェックしておかなければならない試合を優先して見ている次第であります。
んで、見た試合は、、、チェルシー×ブレーメン、スポルティング×インテル、ガラタサライ×ボルドー、リヨン×レアル・マドリー、マンU×セルチック、オリンピアコス×バレンシア、ハンブルガー×アーセナルと、バルサ×レフスキはちょっとだけ。。だって、、、バルサ、鬼のように強いんだもん・・・。
鬼だよ鬼ありゃあ鬼だ(笑)。やっぱ相手が弱すぎなのかな。。ブルガリアのチームだっけかレフスキって。
さすがに相手にハリがないためか余裕でカンプノウもガラガラでしたね(笑)。ま、チェルシー戦は満杯になると思うけども。
ただ、バルサはイニエスタやジュリなど控えメンバーが出てもバルサ色を消さずにしっかり美しいサッカーをすることができるんだよな。しかもテュラム、ザンブロッタというユーべ組がもう既にチームにフィットしてるやないの。。今季もバルサは魅せて勝つサッカーを実践できそうです。ウ゛う゛。。。マドリディスタとしては悔しいやら羨ましいやら・・・ハァ。。
そのマドリー。。。
リヨンに完敗!!!何にもさせてもらえずの完敗!!!0-2・・・。
カペッロイズムとマドリーとの融合がいきなり壁にぶつかったかんじだな。。
リヨンがマジに強いてのもあるけども、それ以上にマドリーが自分たちのサッカーの形を見出せていないのが大問題。
中盤と前線がまったく連動していかず、完全に前後分断サッカーに陥ってしまっている。
まあポジショニングバランスを崩さずに攻守で堅いサッカーを展開するというのはカペッロの志向するサッカーではあるんだけども、今の状態ってのはちょっと目に余る酷さだと思うので。
スペースを突いていく動きもサイドバックのオーバーラップも無いに等しいし、前のファンニステルローイ、ラウル、カッサーノだけで攻めるしかないかんじで第2列目からの押し上げや走り込みが全く無い。あとは苦しまぎれのベッカムのロングフィードのみ。。。
今の状態は、見てて面白いとか面白くない以前の問題で、チームとして身動きが取れてないようにしか見えないわけ。
まだ開幕後CL含めて3試合だけだけども、もう既にいまのやり方の限界を見てしまった気がする、、そんなリヨン戦でありました。
オイラとしては、グティ、ロビーニョを使ってほしいんだけど。
ラウルはちょっとダメだな。プレーが中途半端だし切れも無いし、活きも良くないし。。レジェスの方が闘気がそのままプレーに出ていてまだ良い。でもラウルはキャプテンとしての意気はあるんだけど、、身体がもはやついて行ってない、そんな印象をどうしても抱いてしまうのだ。
サブに格下げする段階に来てるとオイラは思うのだが・・・。
今季もマドリーの道は険しいでやんすな。。はぁぁぁ。。
あと波乱といえば(といってもリヨンがマドリーに完勝したのは波乱じゃないですからね。昨年の同じ日に同じ場所で同じCL初戦で3-0でマドリーに完勝してるんですから。。。マジに強いんだわさ)、インテルがスポルティングに0-1で負けました。
インテルがアウェイでの初戦ということで慎重にゲームに入っていったことを考慮しても、しかしスポルティングの果敢なサッカーというのは見てて爽快でした。運動量が全然落ちないんだもんなぁ。若いってイイなやっぱり(おいおい)。。
でもこれでインテルが入ってるB組は混戦模様ですよ。
インテル、バイエルン、スポルティング、スパルタク・モスクワが入っているB組。
バイエルンがスパルタク・モスクワに4-0で勝ってるので、勝ち点3でバイエルンとスポルティングが並び、勝ち点0でインテル、スパルタク。
そしてそして第2戦インテルはホームであるジュゼッペ・メアッツァでバイエルン戦を迎えるのだが、ここでもし勝ち点を得られないようであると、インテルのグループリーグ突破にいきなり黄信号が点ってしまう。
スポルティングはアウェイでスパルタク戦だが真冬になる前の9月中にモスクワで戦えるのは有利だろう。たとえアウェイだろうがスポルティングとしては是が非でも勝ち点3を積み重ねたいところだ。インテル戦での彼らの躍動サッカーは質も高かったので、インテルかバイエルンどちらかが足元をすくわれる可能性は十分にある。
とにもかくにもグループBからは目が離せなくなってきた。
あとは俊輔と稲本について。
まず稲本だが、ガラタサライで移籍加入後いきなりスタメンを勝ち取ったみたいでまずはヨカッタ。なにせトルコリーグがテレビで見れない環境にあるので、稲本を見れるのはCLしかないから見れてまずは嬉しい。
んで先日のボルドー戦だけども、試合としては全っ然見所のないつまらない試合だったので、ホントにつまらなかったんだけど(笑)、その中で稲本は中盤の底に位置し、ディフェンス陣の前方のバイタルエリアの守備面とバランス取りに終始していたかんじで。おそらくゲレツ監督だっけか、の指示によるものだと思うんだけど、とにかくリスクを負わずにプレーすることが求められたのではないかなと感じました。
でもこのガラタサライもマドリーと似た症状を抱えてるな。個が連動していかず、単発勝負に終始しているかんじだからすぐ相手に読まれて囲まれて攻撃に行き詰ってしまう。
稲本は守備面では及第点付けれるけども、攻撃面で、例えばパスの種類とかね裏を通すパスを出したりだとか危険な臭いを発散してもらいたいもんです。まあまだチームに馴染んでいない面もあると思うので慣れてくればね。
一方、中村俊輔。
やっぱマンUは強い!!
スコットランドリーグでセルチックの試合は毎試合見てるけど、国内リーグでははっきり言って敵なしじゃないスか。パスもポンポン回るし、身体能力でも相手をいつも凌駕してるし。
だからヨーロッパカップ戦でどれだけできるのか楽しみにしてたんだけど、、純粋にマンUの方が上をいっていた・・・(笑)。そっか、そうだよなぁ。。
セルチックも十二分に体を張って頑張ったんだけどね。試合としてはセルチックの健闘もあって面白かったんじゃないかな。
そして何より俊輔スーーーパーーーーんんんんんゴーーーーーっっっルっるっる!!!!
マジに凄かったですわな、あの直接フリーキック!20~25メートルくらいでしょうね。
左足一閃、、、吸い込まれるようにゴール右隅に。
ゴラッソゴラッソゴラッソゴラッッッッソ~~~~~===うぱっ。。
ホンマええもん見せてもろうただぁ。あんがと。
さあ第2戦はホームでデンマークのコペンハーゲン、第3戦もホームでベンフィカと対戦する。
ホーム2連戦。絶対に負けられない戦いがある!とはこのことよ。ホームで負けは許されないし、セルチックとしては最低でも1勝1分けの勝ち点4は取っておきたいところ。いや勝ち点6欲しいんだけどね。
グループリーグ突破には少なくとも勝ち点10は必要なので、グループリーグ全6戦あるうちのまだ1戦目が終わったばかり。まだまだ先は長い。
第2節は9月26、27日に行われる。
ちなみにベスト16が出揃うのは12月初め。マドリー、、頼むゼ!
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