欧蹴球狂想曲第1番:プレミア開幕!明日ね。
いよいよ欧州サッカー06-07シーズンが本格的に始動しようとしています。
そして明日欧州三大リーグのひとつであるイングランドプレミアリーグが開幕しまあす。パンパカパーン!ちなみにスペインリーガエスパニョーラは来週末です。
ということで今日はプレミアのオイラ的戦力査定予想、といってもいい加減なもんですが・・。
しかし、これだけは言えるでしょ。
チェルシーの3連覇は揺るがず・・・と。
ミランからシェフチェンコ、バイエルンからバラックという超の付く大物をゲットし、他にもフェイエのカルーやナイジェリアが送るF16戦闘機ジョン・オビ・ミケルなどマドリーでさえも羨ましいほどの陣容が整った。さらに、アーセナルからAコールまで獲ろうという画策を今現在行っており、移籍市場でもチェルシーの独走状態となっている。
何てったってドログバ、Jコール、エッシェンといったところがサブに回ることも十分考えられ、これに対抗できるのはもはやスペインのバルサしかあり得ないのでは、とさえ思ってしまう。いや、実際そうでしょ。。。
モウリーニョがこれだけの分厚い層を誇る陣容をいかに使いこなし、闘う軍団に変えていくか見ものだ。昨季はRカルバーリョやギャラス、ロッベンなんかが選手起用に関して監督と衝突したが、おそらく、今季は例年以上に不満分子が出ることも予想されるので、やはりモウリーニョの舵取りはいつにも増して重要になってくるだろう。
チェルシーの敵は外にではなく、内にあるのだ。
さて、ではチェルシーに喰らいついていくチームはないのか、と考えるとぎりぎりアーセナルとリバプールくらいかなぁというのがオイラの予想。
アーセナルは補強としてはロシツキくらいしか即戦力獲得はないが、昨季にCLを通して一気に急成長した若手を軸とする戦い方を今季は始めから見せていきそうだ。
ただ、ベルカンプ&ピレス&キャンベルという3大ベテラン陣が揃ってチームを去ることになった影響は必ずどこかで出てくるはずで、その時にいかにチーム力を保てるかが問題だろう。
長いシーズン、若さと勢いだけで勝てるほど甘くはない。
そしてもう一方のリバプールことレッズ。
なにげに実のある補強をすることができているのではないだろうか。
Fアウレリオやベラミ、ペナント、さらについ先日はフェイエからカイト獲得が決まった模様。このカイト加入は相当デカイと思うぞ。
選手層は量&質ともにここ数シーズンでは1番だろう。穴らしい穴が見当たらないし、あとはラファエル・ベニテスの辣腕が決まれば何かタイトルを取ってもおかしくない。
4番手にくるのがマンUとトットナム。
マンUはファンニステルローイ放出の穴が埋まっていないし、中盤センターのところがキャリックを獲ったとはいえまだ心もとない。
ディフェンス陣は十分。前線はルーニーを軸としてサハや復活したスールシャールがどこまで頑張れるか。とにかくマンUの不安は中盤センターであることには違いない。
それに比べると、トットナムの陣容は非常に魅力的で、何かを成し遂げてくれそうな予感さえ漂う。
キャリックをマンUに出したのは痛いが、それでもベルバトフやゾコラなどの即戦力を巧く補強し、昨季より確実に戦力は上積みされた。個人的に要注目なのは、W杯でも好印象を残したイングランド版ロビーニョ、アーロン・レノン。
彼の疾走ドリブルが良いアクセントとなるはずだ。オイラとしては1番楽しみなチームだ。
これら以外のチームで優勝争いに絡んできそうなのは、はっきりいって無いんだけどね(笑)、まあダンゴ状態で中位以降は固まっていくのではないかと。
やはり上位と中位以降では明らかすぎる差があるので。。
ニューカッスルはシアラーの引退はまだしも、オーウェンの負傷離脱がデカすぎるし。
かえってウェストハムや各ポジションに効果的な即戦力の補強に成功したウィガン、同じくマンCあたりは面白い存在になり得るかもしれない。
結論:チェルシー3連覇は固い。リバプールが遂に本当の意味で優勝争いを繰り広げることができるかも。マンUは不安要素の方が大きい。トットナムが今度こそCL出場枠の4位以内に入れるかどうか。
こんな感じですかね。ま、フタを開けてみなけりゃ何事も分かりませんが。。
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