W杯狂想曲vol.35:最後の審判byイタリア
最後の審判。
9日の決勝戦イタリア×フランス。のことではない。
ユベントスGMルチアーノ・モッジの審判操作をはじめとする八百長疑惑のスポーツ裁判の裁定のことである。
疑惑に関与したとされる4チーム、ユーべ、ミラン、フィオレンティーナ、ラツィオに対し、検察側は、ユーべを3部降格&過去2回のリーグ優勝剥奪、後の3チームを2部降格&勝ち点減点を求刑している。
この裁定が10日頃に下されるというのだ。
W杯決勝戦が9日だから、翌日には一気に奈落の底に落ちてしまう代表選手も出てくる可能性がある。手放しではW杯を掲げることを喜べない状態になっていると言っても過言ではないだろう。
イタリア代表では、ブッフォン、カンナバーロ、ザンブロッタ、カモラネ-ジ、デルピエロ(以上ユーべ)。ペルッツィ、マッシモ・オッド(以上ラツィオ)。ネスタ、ガットゥーゾ、ピルロ、ジラルディーノ、インザーギ(以上ミラン)。トニ(フィオレンティーナ)の計13人。
フランス代表では、テュラム、ヴィエラ、トレゼゲ(以上ユーべ)の3人。
いかに物凄い状況になっているかということが分かろうというものだが、そんな状況で決勝まで勝ち進んできたイタリアのメンタリティーというのは一体全体どうなってるんだろう(笑)。考えれば考えるほど凄すぎる。。。
しかも今回のイタリアは、トッティをはじめとしてチームがひとつにまとまっているという印象を強く受ける。一時デルピエロと監督リッピが対立したという報道が流れたが、それも大事には至らなかった模様で、ここまでこれといった内部分裂を引き起こさずに淡々と1試合1試合チームが一つになって戦っていると感じる。
リッピの手腕はもちろんだが、やはり選手たちの精神力という点はホントにデカイと思う。
ブッフォンはユーべ疑惑問題が代表に影響を及ぼしているかというメディアの質問に対して「降格するかもしれないこと、自分の境遇が明日どうなっているか分からないことについて考えていない選手なんて一人もいない。」と苦渋の発言を漏らしている。
そういう逆境をはねのけて闘うアズーリの選手たち。
オイラは、同情を禁じえない。
選手に罪はないのだから。
それにしてもこれらのスターたちが根こそぎ下部リーグに降格するというのはちょっと大変なことですよ。
しかも、ユーべには他にスウェーデン代表イブラヒモビッチ、ブラジル代表エメルソン、チェコ代表ネドべド。ミランには、ブラジル代表カカ、カフー、ジダ、イタリアの生ける伝説マルディーニ、元オランダ代表セードルフ。
フィオレンティーナ、ラツィオには期待の新鋭、セリエA歴戦のベテランが顔を揃える。
しかもしかも、咋季ユーべはリーグ優勝&チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8、ミランは2位&CLベスト4、フィオレンティーナは4位、ラツィオは6位といわゆるビッグチーム。かつ来季のCL出場権を上記3チームが獲得。ラツィオはUEFAカップ出場権獲得。
これらがすべてパーになるとすると、、、マジにとんでもないことになる。
言葉は悪いが、イタリアに原爆が落とされるような大激震なのだ。。
以前からユーべに対する審判の判定が緩すぎるということは言われていたし、ドーピング疑惑の捜査の最中にこの事件が発覚したこと。また、ルチアーノ・モッジが彼にNOと言うことができる人間はいないほどのセリエAを牛耳るいわゆる首領だったこともあり、イタリアサッカー界に蔓延る悪徳を一掃するためには妥協を排して断固とした措置をとらなければならないことも確かなのだが。。
レアル・マドリディスタとしては対岸の火事に過ぎないかもしれないが、いちサッカーファンとしてこの裁定の結果は相当気になるところだ。
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