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2006年7月 2日 (日)

W杯狂想曲vol.33:準々決勝2nd

ブブブブブラージルが負けやんした・・・。フランスに。。

オイラの中では完全に不完全燃焼に終わった今大回のセレソン。

今日の試合でもフランスはスペイン戦と同様アンリの1トップで中盤を厚くし、組織的守備で相手に網の目を掛ける戦法をとってきた。

ブラジルのカルテット・マジコがそれをどう潜り抜けていくのか期待して見たのだが、個での勝負のみが目立ってしまい、逆にブラジルの個をフランスは2人、3人と挟んで潰していき、ブラジルの個の連動を寸断させることに成功。するとブラジルは各々が孤立してしまい、リズムを終始作り出せることができなかった。

動かないロナウド、低調なパフォーマンスだったキャプテンカフー、最後まで光輝くことがなかったロナウジーニョ。もはや個の饗宴だけで勝てる時代ではなくなったことは、混迷を極めるレアル・マドリーを見ても一目瞭然だったのだが。。。

今日の試合見ても、フランスがアーセナルに、ブラジルがマドリーに見えてしまったし・・・。

逆に最初に守備ありきでリズムをつかんでいくフランス。斜陽の帝国と言わざるを得なかったフランスがまさかここまで来るとは・・・というのが正直なところだが、試合を重ねるにつれジダン、ビエラ、マケレレ、サニョル、テュラムといったベテラン陣が攻守に渡って精力的な働きを見せるようになってきているのが大きいのではないかと思う。

あとはリベリーの成長ですかね。

一方の対戦は、イングランド×ポルトガル。

2年前のユーロで2-2のままPK戦までもつれ込んだ激闘の再現で、これまた凄い試合、というか物凄いPK戦だったと言えばいいだろうか、になってしまった。

ルーニー、、、、メンタル面で向上したかなと思っていただけに、ああいう去り方は残念で仕方ない。といっても彼にはまだ精神面で幼い部分があったことは確かだからなぁ。。

まあでも、ランパード&ジェラードが止められちゃもう万事休すだろと諦めざるを得ないよねあのPK戦。しかし、勝っていたら今日の試合のマンオブザマッチは、イングランドのハーグリーブスだったことでしょう。非常に素晴らしい働きを見せていたと思いますよ。

中盤のフィルター役として、さらに攻撃でも吹っ切れた個人勝負を仕掛けていって見ごたえは十分だった。

いやあ、かえすがえすも惜しい実力国を失ったもんだよ。。

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