レアル・マドリー狂想曲第1番:会長選挙
実はわたくし、、熱狂的なレアル・マドリーファンいわゆるマドリディスタなのであります。
W杯狂想曲も飽きてきたので、、、いやいやそればかりでも何だかなということで。。
さて、我が愛しのマドリーですが、ここ3年、無冠状態が続いています。しかも年々混乱は極まるばかり。遂にペレス会長が自ら辞任し、来月7月2日に新会長選挙が行われ新体制が発足することに相成りました。
ということで今は選挙運動が活発に行われている最中。
しかし、いまいちオイラ的にはどの候補者が本当に良いのかが分からない、ので一応候補者をまとめて整理してみる。
★ビリャル・ミル&カルロス・サインス
現地では最有力と見られているらしい。サインスは以前のインタビューでカンテラ重視を言明し、「7人のスーパースター選手は機能しない。」とまともな発言をした、、が、メッシを獲るだとか非現実的な公約を掲げるに至り、その本当の真意がよく分からなくなってきた。さらに、ペレスからは距離を置くという「独立派」と最初は言われていたが、それも何か怪しくなってきたきらいがある。
監督に関しては、アーセナルのベンゲルのようにチームの補強も含めた舵取りを全権委任するシステムを構築したいとしており、実際ベンゲルに食指をのばしているようだ。他には現イングランド代表監督エリクソンの名前も挙がっている。補強選手はユーべから複数の選手を獲る旨。
★ラモン・カルデロン
マドリーで90年代後半活躍したミヤトビッチを腹心に据えているが、このミヤトビッチの公約発言がほとんどオイラには実現不可能な嘘八百にしか聞こえない(笑)。
その最たるものがミランのカカを獲るという公約だが、、絶対無理に決まっとるだろ。
「補強ポイントは、CB1枚、左SB1枚、レジスタタイプとマケレレのような守備専従タイプのピボーテ計2枚、CF1枚」と言う点ではオイラの考え方と全く一致するが、しかしその割りにはカカだとかロッベンだとか彼の言う補強ポイントには合致しない、まるで選挙に当選するためだけの餌としかとれない妄言を連発している。正直オイラは幻滅している(笑)。
監督候補は、ユーべのカペッロが有力で、元ローマのスポーツディレクター、フランコ・バルディーニとセットでの入閣を画策しているようだ。
★バルダサノ
スペイン人化への回帰を謳っているのと、スポーツディレクターにデル・ボスケをもってくるのが特徴。
どうやらホアキンを獲りにいくらしいが、、現状今のマドリーの右はベッカム、シシーニョ、サルガド、ディオゴ等戦力は充実しているので、補強ポイントでは無いのがイタイ。
しかし、ホアキンはビッグクラブへ移籍する機が完全に熟しており、ベティスから出るのは確実だとは思うのだが、マドリーとしては先に挙げた補強ポイントをやはり優先させなければならないはずで、ホアキンまで手が回るのか資金面でも疑問が残る。
★ファン・パラシオス
反ペレスの急先鋒として名を馳せる人物。そのため人事面でもペレス独裁体制で失脚していった陣容で固めるつもりらしい。それが、カマチョ&デル・ボスケ体制という公約に表れているのだろう。
★ロレンソ・サンス
ペレスの前の会長。
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といったところです。
共通ポイントとしては、ユーべが大きく関わってくるのは間違いないところで、監督カペッロ、選手ではズラタンやザンブロッタといったところ。
監督ではカペッロの他にデル・ボスケ、エリクソン、リッピの中から出るのではなかろうか。
ベンゲルは無いとオイラは見てます。
いずれにしてもあと1週間。W杯も熱いが会長選挙も熱いぜ。
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