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2006年6月 4日 (日)

W杯狂想曲vol.3:ブラジル&アンゴラ

BS特集でW杯特集を見た。

第1部は圧倒的攻撃力を誇るブラジルのカルテット・マジコの面々、そしてロニー・ガウショの魅力と生い立ち。第2部がバラック、シェバ、アクワ(アンゴラ代表)の祖国への思いを胸に秘めて戦う彼らの姿を追う。

ある意味1番ビツクリしたのはアドリアーノの生い立ち。

まさかあの「シティ・オブ・ゴッド」の舞台となったスラム街で暮らしてたなんて、、しかも彼の親父さんがギャングと警察の銃撃戦の流れ弾に当たって仕事さえできない状態に陥ってたんですねぇ。

まあ、南米の選手って貧困だとか危険と隣り合わせの環境で生きてたとか、何かしら凄まじい境遇を持ってる人が多いけどね。

ロビーニョも少年時代はろくに栄養が取れなかったというし・・・。

それを考えると日本は恵まれてるけど、ハングリー精神みたいなメンタル的な要素は日本のような環境では生まれにくいというのはあると思う。

なんたってあっちの選手たちの大半はサッカー選手になること=家計を支え、一家を養う大黒柱となることという点が相当大きいのだから。

第2部も考えさせられたな。

ポルトガルから独立後長い間内戦が続いていたアンゴラ。

旧ソ連から独立して15年、オレンジ革命により先年初めて民主的な選挙が行われ、さらに3度目の挑戦でW杯出場を果たしたウクライナ。

両国ともW杯出場によって国がひとつになることに希望を見出そうとしていた。

統一ドイツの東と西の経済格差なども含めて、どうしてもその国の状況や政治とサッカーは切っても切り離せないのもまた事実で、内戦が終わったアンゴラではようやく子供たちにサッカーを教えることができる環境が整ってき始めたという。未来のアンゴラ代表を作るために。

10年後、そのもっと先を見据えた未来への視点を持つには、何より平和で豊かな社会を作っていかなければならないということなのだろう。銃を持ってちゃ未来は生まれない。

そういう意味ではブラジルって、何なの?って思っちゃうけど。。

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