2009年7月12日 (日)

夢のシネマパラダイス606番シアター:コクーン

コクーン

Aiwyjconq 出演:ドン・アメチー、ウィルフィールド・ブリムリー、ヒューム・クローニン

監督:ロン・ハワード

(1985年・アメリカ・117分)NHK-BS

内容:老人と異星人の遭遇に端を発したSFファンタジー。フロリダの優雅な老人ホームに暮らすアート、ジョー、ベンの3人はいつも隣の空き家のプールで泳いでいた。ある日、3人はプールの中に巨大な繭を発見する。これは異星人の生命維持装置で、回収にやって来た異星人から彼らは秘密を守る代わりにプールの使用許可をもらった。ところが、この繭の影響で、老人たちは急速に若返っていく。。

評価★★★★/80点

硫酸ぶっかけたり、人の体内に寄生したり、有無を言わさず皆殺しにしたりと、ろくな奴がいないエイリアンの中で、なななんと自分の生命エネルギーを分けてくれる自己犠牲精神にあふれた優しいエイリアンがいたとは(笑)!!

しかも、その生命エネルギーを分けてもらうのが余命いくばくもないジジババというのがまた新鮮で面白く、ヨレヨレの彼らがハッスルしまくるのも微笑ましく見られてヨロシイ。

まぁ、ブレイクダンスまでするのはおいおい、、と思っちゃったけど、これほど温かみのあるエイリアンものはついぞ見たことがなかったので嬉しくなってしまった。

ただ、宇宙に旅立つ目的が不老不死オンリーというのが、まぁアメリカらしいっちゃあアメリカらしいんだけど、ロマンがあまり感じられなかった部分はあったかなと。

また、愛する人との別れや死ということについて考えさせられるという点では、臆病者呼ばわりされながらも地球に残る決断をしたジイさんの方が正解なのかもね。

オイラ的には、純粋に知的好奇心から行ってみたいけども。

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コクーン2/遥かなる地球(1988年・アメリカ・117分)WOWOW

 監督:ダニエル・ペトリ

 出演:ドン・アメチー、スティーヴ・グッテンバーグ、ターニー・ウェルチ、ブライアン・デネヒー

 内容:前作のラストで宇宙に飛び立った老人たちと異星人が、海底地震の予兆を受け、繭(コクーン)救出のために5年ぶりに地球に帰ってくるが・・・。

評価★★★/60点

1作目の落とし前をつけたといえばいいのか、1作目と表と裏の関係といった作品になっていると思うけど、つまるところ、死を受け入れるのか、それとも永遠に生きるのかという点がより深刻に描かれていて、特に1作目で地球に残ったバーニー爺さんのプロットは印象的なのだけど、しかし、そもそものところで地球に帰ってきたらアカンやろー(笑)、、というのが率直な感想。

今回宇宙に旅立った奴はもう帰ってくんなよーッ!

で、結局分かったのは、やっぱ地球が1番だってこと。

オイラは絶対に出て行かんゾ。1作目見たときとはコロリと変わっちゃった・・・。

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スターマン/愛・宇宙かなたに(1984年・アメリカ・114分)NHK-BS

 監督:ジョン・カーペンター

 出演:ジェフ・ブリッジス、カレン・アレン、チャールズ・マーティン・スミス

 内容:地球からのメッセージに応えて飛来した異星人が、宇宙船を米空軍に攻撃されて不時着する。近くの未亡人宅を訪れた異星人は夫の姿に変身!2人は車で母船とのランデブー地点に急ぐが、軍や政府の追跡も迫っていた。。

評価★★★/65点

あっ、シュワちゃんだ、、、と思ったら誰やねんアンタ。。

というのはさておき、恐怖映画の鬼が畑違いの純な映画撮っちゃうなんて、まるで楳図かずおがホラー以外のマンガを描くのと同じようなズッコケ感があるのだけど、これがどうしてなかなかの作品になっていてビックリ。

実は異星人に乗り移られた別人が撮ってたりして(笑)。。

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禁断の惑星(1956年・アメリカ・98分)NHK-BS

 監督:フレッド・M・ウィルコックス

 出演:ウォルター・ビジョン、アン・フランシス、レスリー・ニールセン、ジャック・ケリー

 内容:地球外の惑星を舞台にしたSFスリラー。西暦2200年、高度に文明の進んだ地球人は他の惑星に植民を行い、光より速いスピードの原子艇で宇宙を駆け巡っていた。20年前に惑星アルティア4に派遣されたまま消息を絶ったモービアス博士をはじめとする科学者の一団を捜すために、アダムスを機長とする宇宙巡察機が惑星に赴く。アダムスはそこで、唯一生き残っていたモービアスが、この惑星で生まれた娘のアルティアと精巧なロボットのロビーとともに何不自由なく生活しているのを知る。しかし・・・。

評価★★★☆/70点

耳を傾けたくなくてもイヤでも耳に入ってくる奇妙キテレツな音たち。それだけで画面から目が離せなくなる。

もうね、最初の最初MGMのトレードマークが出てくるときのライオンの咆哮からしてすでにあの独特な音がかぶさってるんだもんなぁ(笑)。やってくれるぜホント。映画の世界にいやでも引きずり込まれてしまうのだから。

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スフィア(1998年・アメリカ・134分)NHK-BS

 監督:バリー・レビンソン

 出演:ダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソン

 内容:太平洋の深海で300年以上も前に追突したと思われるハイテク宇宙船が発見される。そして、科学者らが政府の緊急要請を受けて内部調査を行い、巨大な球体(スフィア)を発見する。しかし、その後次々と異様な出来事が起こる。なんと、その球体にはその中に入った人間が想像したことを現実にしてしまうという、恐ろしくも不思議な力があったのだ・・・。

評価★★★/55点

それなりの顔ぶれでそれなりの内容。良くも悪くもそれなりってかんじ。。

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コンタクト(1997年・アメリカ・150分)仙台セントラル劇場

 監督:ロバート・ゼメキス

 出演:ジョディ・フォスター、マシュー・マコノヒー、ジェームズ・ウッズ、ジョン・ハート

 内容:天文学者のエリーは、恒星ベガ付近から地球に向けて発せられている奇妙な電波信号を受信し、その研究に没頭する。やがて、それが宇宙間移動装置(ポッド)の設計図が信号化されたものであることを解読したエリーは、建造が正式に決定したポッドの乗員に志願する。。

評価★★★★/80点

夢と現実の境界にはっきりと線引きをし、その区別をつけることに自覚的なSF映画はざらにはない。

この映画はそのことを重視しており、その上でハリウッド工房らしく夢を紡いでいる点に個人的にはスゴク好印象。

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スターゲイト(1994年・アメリカ・121分)CS

 監督:ローランド・エメリッヒ

 出演:カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー、ジェー・デヴィッドソン

 内容:軍が長く極秘にしていた象形文字の刻まれた石板。それこそ巨大な“環”の形をした異世界への扉、スターゲイトを起動させる鍵だった!その扉の先にあるものとは・・・。

評価★★★☆/70点

ついに正義のアメリカ軍銀河系へ進出!アメリカの正義が、神を騙り大量破壊兵器を保持している独裁者に虐げられている人々を解放へといざなう。

さあ、武器を供給してやっから戦え!アメリカこそが神の目なのじゃ!皆の者控えーーい!

・・・と見れなくもない。。

2009年7月11日 (土)

夢のシネマパラダイス605番シアター:TRICKトリック

プレステージ

P0001690 出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ボウイ

監督:クリストファー・ノーラン

(2006年・アメリカ・130分)DVD

評価★★★★/75点

内容:19世紀末のロンドン。マジシャンとして華麗かつ洗練されたパフォーマンスを見せる“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャーと、天才的なトリックメイカー、“ザ・プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデン。良きライバル関係にあった2人は、アンジャーの妻が脱出マジックに失敗して命を落とした事件をきっかけに、激しい確執の渦に取りつかれていく・・・。

“Mr.マリックの超魔術を見ていたら、途中からマギー司郎のマジックに変わってしまったトンでも作(笑)!しかもオチはSFかよっ。”

本来マジックでは「タネも仕掛けもございません」とアピールするのが普通だけど、この映画はマギー司郎が開口一番「ここに手品用のハンカチがあります」とタネをあえて強調して進行するのと同様の展開に急旋回していく。

まぁ、そういう点では、映画の中で何度も強調された1.PLEDGE(プレッジ・確認)、2.TURN(ターン・回転)、3.PRESTIGE(プレステージ・偉業)という3つのステップはしっかり踏襲しているとはいえるんだけど。

ただそのタネが“双子”と“クローン人間製造機”って、、、人を小バカにするのもいい加減にせえやっ(笑)!とも言いたくもなるわなぁ。。

ただ、素人でもタネが予想できるような伏線をこれでもかと強調して繰り出してくる中で、いや、でも待てよ、そんな人を喰ったようなオチであるはずがないという疑念も湧いてきたりして(笑)、実はもっと凄いオチが待ち受けてるのかと、なにげに緊張感ありまくりで見れてしまったし。

まぁ結局はそのまんまのオチだったわけだけど、監督が「メメント」(2000)のクリストファー・ノーランということもあって、人を小バカにしたようなダマシのテクニックに対する耐性があったのと、人間としての倫理を超越するまでにエスカレートしていくアンジャー(ヒュー・。ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベール)の意地の張り合い合戦、そしてそれを演じた2人の印象的な演技に引き込まれ、予想通りのラストにもかえって爽快感を満喫できてしまった。

まぁ、マジックそのもののタネはフザケてるけど、映画としてはまぁまぁよく出来た作品だったんじゃないかな。

ただ、他人に薦められるかというと、かなり勇気がいるかもww

オイラは、自分の胸の内にとどめておくだけにしときます・・・。

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姑獲烏の夏

Ubumenonatsu 出演:堤真一、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之、原田知世、田中麗奈

監督:実相寺昭雄

(2005年・日本・123分)2005/07/09・九段会館

内容:昭和27年夏、東京の鬼子母神。巷では産婦人科、久遠寺医院にまつわる不気味な噂が広まっていた。それは、院長の娘が20ヶ月間も身ごもったままで、彼女の夫も1年半前から失踪したというもの。この事件を取材することになった小説家の関口は、憑き物落としの顔を持つ古書店主・京極堂こと中禅寺秋彦に相談をもちかける。やがて、事件は私立探偵・榎木津やその幼なじみの刑事・木場らをも巻き込んでいき・・・。

評価★☆/30点

上田ァ、お前一体何やってるんだ、、、エッ?榎木津?

お前、憑き物スジに、、、バカ!上田っ、戻って来い。

え?貧乳だからもうイヤだって?そういうお前は巨根だろうが・・・

うぅ、、オイラの脳が勝手に作り出したバーチャルな世界で山田奈緒子が暴れ回っている。。

1人2役で墓穴を掘っている原田知世を見て、「トリック」の仲間由紀恵が恋しくてたまらなくなってしまったのですた・・・。

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魍魎の匣(2007年・日本・133分)WOWOW

 監督・脚本:原田眞人

 出演:堤真一、阿部寛、椎名桔平、宮迫博之、田中麗奈、黒木瞳

 内容:1952年東京。少女バラバラ連続殺人事件が世間を騒がせる中、探偵・榎木津は、元映画女優の柚木陽子から失踪した娘の捜索を依頼される。一方、作家の関口と若手記者・中禅寺敦子は、不幸をハコに封じ込めるという宗教教団を追っていた。さらに、刑事・木場は巨大なハコ型の医学研究所の謎に迫っていて・・・。やがて難解な3つの事件は、敦子の兄である京極堂のもとへと持ち込まれることになる。

評価★★☆/45点

原作を読んだことがないオイラにとっては、てんでチンプンカンプンで、あげくの果てには大友克洋の「スチームボーイ」になっちゃうSFチックな展開にはもはやついて行くことができず・・・。

江戸川乱歩のような、なまめかしくも生々しいエログロのアブナイ世界がお目見えするかと思いきや、ただグロイだけだったし。

一筋縄ではいかないキャラクターの人物造型や、戦後間もない東京の舞台装置など、細部にいたるこだわりはみっしり詰まっている映画ではあるのだけども。。個人的にはどうもダメだった。

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TRICK トリック劇場版(2002年・東宝・119分)品川プリンス

 監督:堤幸彦

 出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、伊武雅刀、竹中直人、ベンガル、石橋蓮司

 内容:自称売れっ子天才奇術師・奈緒子は、300年に一度、大きな災いが襲うといわれている糸節村の村人から、不安を取り除くため神を演じてほしいとの依頼を受ける。彼女が村を訪れてみると、そこには3人の自称神さまがいた。そして不可思議な現象も次々と起こり、奈緒子と物理学者・上田は翻弄されていく・・・。

評価★★★/60点

どおきマ うによツ かづくチ んかとし がちえて えひいい てろがな ものがい。くわっぱ!

映画に出てきた暗号文で感想を書いてみますた。。ヒマなヤツ・・・

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TRICK トリック劇場版2

Mo4096_f1 出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、片平なぎさ、堀北真希、平岡祐太

監督:堤幸彦

(2006年・東宝・111分)盛岡東宝

内容:関東沖合に浮かぶ小さな島、筐神島。山の頂上には巨大な岩がチョコンと乗っている。それはこの島を支配する霊能力者・筐神佐和子がたった一人で一晩のうちに持ち上げたものだという。そんなある日、上田のもとに青沼という青年がやって来て、10年前に佐和子に連れ去られた幼なじみの美沙子を連れ戻してほしいと依頼する。上田はいつものように奈緒子を巻き込み、2人はゴムボートで島へと乗り込むのだったが・・・。

評価★★★/60点

終始ニヤニヤしながら見てしまったが、見終わって出た連れの最初の言葉は、「こんなんTVでやれ!」だった・・・。たしかに。。

そもそもTVドラマよりもかえってスケールダウンしていかねないものをわざわざ金払って見に行くというのは、TVシリーズから熱心に見続けてきたコアな視聴者か、堀北真希ファンクラブの会員くらいなもので、そういうコアなファンに送られた小ネタ満載のファン感謝祭。それが今回の作品だと思うんだよね。

「幸福の黄色いハンカチ」(1977)からONE PIECEに至るまで小ネタとノリツッコミだけでストーリーを展開させているんだから恐れ入る。

ミステリー?んなもんどうでもええのよ(笑)。飾りつけ程度で。おいおい。。

でもまさかジャック・マイヨールまで出してくるとは思わなかったけど。

片平なぎさの白手袋ネタはベタとしても、完全にこれは自己満足を満たすためだけの映画です。恐れ入りますた。

2009年7月 7日 (火)

レアル・マドリー狂想曲第65番:クリスティアーノ・ロナウド上陸!!

1246908844_extras_albumes_0 クリスティアーノ・ロナウドが、サンチャゴ・ベルナベウに~~~~キターーーーッッッshine

史上最高額の8千万ポンド(128億円)でマンUから我が愛しのレアル・マドリーに移籍してきたロナウドの入団発表が、8万人ものファンが詰めかけたサンチャゴ・ベルナベウで行われますた。

たった一人の選手の入団発表のためだけにベルナベウが超満員になっちゃうなんて。

マラドーナがナポリに入団した時、7万5千人を集めたらしいけど、今回はそれを超えたな。ウフフsmile

1246909396_extras_albumes_0 ←会場全員でアッラ・マドリー!

背番号は9番に決定!

聞くところによると、昨年末に、「CR9」の商標登録をロナウドは既にしていたそうで、まるでレアルにやって来て背番号も9番になることが分かっていたかのようなかんじなんだけど、前会長カルデロンの時に入団密約があったなんてこともいわれているからね。

ちなみに「CR10」も登録してたそうで。でも、10番は今スナイデルだから、ポルトガルに移籍したサビオラの空きの9番となったわけだね。

まぁとにかく世界最高選手の名に恥じない活躍を願うのみだわ。頑張っておくれ!

2009年7月 6日 (月)

夢のシネマパラダイス71番シアター:レイジング・ブル

1900_0166 出演:ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ぺシ

監督:マーティン・スコセッシ

(1980年・アメリカ・128分)NHK-BS

評価★★★★/80点

内容:実在のプロボクサー、ジェイク・ラ・モッタを主人公に、彼の不屈の闘志をセミドキュメンタリータッチで描いた作品。

“言っちゃなんだけど、、、雄牛よりもたち悪いだろ、このおっさん”

同じボクシング映画でもこの映画は「ロッキー」のような努力とド根性のスポ根映画ではない。

努力も何もない映画だ。ただ拳闘の強い男ジェイク・ラ・モッタが存在するだけの映画だ。

では何を描くのか。

普通ならば、このての映画はリング外での物語がポイントになってくるが、主人公のリング外での成長度合いなどといったカタルシスもこの映画ではかえって生ぬるいだけだ。優しさや暖かさは、そこには無い。

あるのは嫉妬、猜疑、独善、獰猛。まさに獣の匂いそのものである。

それゆえ、リング上での闘いの結果がどうであろうと観ている側にとってはほとんどどうでもいい。そこにカタルシスなど得られるわけがないのだから。

となると、リング上にあるのはこの映画では痛みだけである。

その点この映画でのボクシングシーンは的を射ている。

顔のズームアップを多用し、血しぶきが飛んだり、顔がひしゃげたりといった痛々しさが痛烈に伝わってくる。

そう、ただの痛み。感情の入り込む隙がないただの痛みである。

観ている側にとってはこれほど痛いものはない。そこに何ら意味を感じ取ることさえできないのだから。何か意味をもたせるとすれば、それは相手をマットにたたき付けるという貪欲さだけである。

そもそもジェイクが、なぜボクシングをやろうと思ったのかということでさえ、この映画では描かれていないのだから、考えてみるとスゴイことである。

逆にいえば、リングを降りても人間としては幼稚だが獰猛でいつも危険な香りを漂わせる獣であり続けるジェイクを描ききること、あるいは見つめ観察することに着眼点が置かれているのだといえよう。

リングが檻の中だとすれば、リングの外にいるジェイクは檻から解き放たれた状態の獣に他ならない。

リングの中とリングの外、どちらが危険かは言うまでもない。

この実話がもたらした逆転の構図にこそ観ている側は怖れを抱きおののくのだ。

この映画はボクシング映画でありながらボクシング映画ではない。スリラーともいえる部類の映画だといえる。

そして感情の入り込むことさえ許さない。

この映画は、白黒で正解だった。

(追記)キャシー・モリアーティがローレン・バコールにとても似ていて驚いた。

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傷だらけの栄光(1956年・アメリカ・113分)NHK-BS

 監督:ロバート・ワイズ

 出演:ポール・ニューマン、ピア・アンジェリ、サル・ミネオ、アイリーン・ヘッカート

 内容:NYの下町に生まれ育ったロッキー・グラジアーノ。感化院送りになった不良少年時代を経て軍隊に入隊するものの、そこでも軍刑務所送りに。しかし、そこで出会った刑務官に素質を認められ、プロボクサーを目指すが・・・。ポール・ニューマンの出世作にして、スティーブ・マックィーンのデビュー作としても有名。

評価★★★★/75点

“これがホンマもんのロッキーだった!”

ロッキー・グラジアーノのケンカと暴力に明け暮れる世間知らずのチンピラ男風情は、まるで矢吹丈そのもので、特に前半のロッキーの手のつけられない暴走っぷりは、まんまあしたのジョー。

しかも、それを体現するポール・ニューマンがカッコ良いのなんのとくれば映画に引き込まれないわけがない。

とにかく、これが実質デビュー作というのが信じられないくらいのポール・ニューマンのキレキレの存在感にただただ圧倒されっぱなしの2時間だった。

難点としては、宿敵ゼールの存在感がちょい薄かったことくらいかな。

とはいえ、試合の演出なんかも50年代という時代を考えればよく出来てたし、シルベスター・スタローンのロッキーと見比べてみても面白いと思ったし、かなり収穫のある映画だったことはたしかだ。

ポール・ニューマンの映画見直してみよっ。

夢のシネマパラダイス542番シアター:ベスト・フレンズ・ウェディング

Bestfriends 出演:ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マルロニー、キャメロン・ディアス、ルパート・エヴェレット

監督:P・J・ホーガン

(1997年・アメリカ・105分)仙台セントラル劇場

評価★★★★/80点

内容:大学時代の恋人から結婚すると知らされたキャリアウーマンのジュリアン。花嫁の付添い人となって、彼の心を再び引き戻そうと画策するのだが・・・。

“こんなに面白おかしく、ちょびっツ切なく哀しく、しかしもの凄く心が暖まって感動できる失恋映画をオイラは他に知らない。”

ハリウッドで勝ち組街道を邁進し、映画で共演した男優を落としまくり、まさにハリウッドの女王の座に君臨するまでに至ったジュリア・ロバーツは映画の中でも負けを知らない男勝りの女王そのもので通してきた。

今回の作品より時代は下るけど、「エリン・ブロコビッチ」(2000)でバツ2の子持ちで預金残高16ドルという社会的弱者&負け組下流女性に扮し、寄せて上げた胸とデカイ口をフル活用して、まくし立てにじり寄っていきながら勝利を勝ち取る姿にアカデミー賞が贈られたのはいわば自明の理であった。

そんな負けをも力ずくで勝ちにしてしまう女王ジュリア・ロバーツが、今回の映画においては、元カレの結婚を破談させようとアノ手コノ手で妨害破壊工作を展開するという、女王の風格に似つかわしくない大人げない作戦に打って出るという設定がまずは面白い。

しかも、その恋敵はジュリアになりかわって女王の座につくことになるキャメロン・ディアス!

新旧ロマコメ女王対決といってもいいゴージャスな配役であり、ジュリアとキャメロンが同じフレーム内に収まっているのを見るだけでも嬉しくなってしまう。特にジュリアン(J・ロバーツ)とキンバリー(C・ディアス)の初対面シーンは絶品です。

さらに、この映画がうまかったなと思うのは、キャメロン扮するキンバリーを気立ての良いお嬢様天然系として描いたこと。勝ち気で口八丁手八丁な猛者であるジュリアンを、ジャイアンも耳をふさいでしまうくらいの音痴な歌で制圧しちゃうのだからタダ者ではない(笑)。

日本でいったら、さしずめ篠原涼子vs蛯原友里といったところか。でも、話が進むにつれ篠原涼子が杉田かおるに見えてくるのがこれまた最高なんだよね。

新旧女王対決、数々の妨害工作がことごとく裏目に出て結果では負けたけど、内容ではボロ勝ちだったジュリアの勝ちーー!

いや、しかし、キャメロンも捨てがたい・・・。というか付き合うなら断然キャメロン。。

あ、そうそう、裏MVPはレストランでバート・バカラックの「小さな願い」を熱唱して店中大合唱にさせてしまったジョージ(ルパート・エヴェレット)に決定!

なにげにミュージカルな映画だったのもヨロシイ。

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幸せのポートレート(2005年・アメリカ・103分)NHK-BS

 監督・脚本:トーマス・べズーチャ

 出演:サラ・ジェシカ・パーカー、ダイアン・キートン、クレア・デーンズ、ダーモット・マルロニー

 内容:NYマンハッタンでバリバリに働くキャリアウーマンのメレディスは、クリスマスに恋人エヴェレットの実家に招かれることに。が、なかなか馴染めず家族に気に入られないメレディスは、妹のジュリーを呼び寄せるが・・・。

評価★★★/60点

そりゃサラ・ジェシカより断然クレア・デーンズの方だろ。その一言に尽きるわ、この映画は(笑)。

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理想の恋人.com(2005年・アメリカ・98分)WOWOW

 監督・脚本:ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ

 出演:ダイアン・レイン、ジョン・キューザック、エリザベス・パーキンス、クリストファー・プラマー

 内容:幼稚園の先生をする30代後半でバツ1の女性サラ。男っ気のなくなった彼女に家族たちは何かと縁談を探そうと躍起になり、姉と妹が勝手にサラになりすまして出会い系サイトにプロフィールを登録してしまう。しかし、それが功を奏してか、デートの申し出が次々と舞い込んでくるのだが、まともな相手が一向に現れず・・・。しかし、そんな時、ジェイクという好感の持てそうな男性とめぐり会う。

評価★★★/65点

“コンドーム調達に狂ったように東奔西走するダイアン・レインに5万点!”

結局見つからず、、、そしたっけば、え?サ、サランラップをかぶせるんですか、、、いや、巻くの(笑)?ローション使わないと入らないだろ・・・そこらへんでやめておけオレww。。。

あ、それ以外はいたってシンプルなラブコメでございました。。

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ラブソングができるまで(2007年・アメリカ・104分)NHK-BS

 監督・脚本:マーク・ローレンス

 出演:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ブラッド・ギャレット、キャンベル・スコット

 内容:80年代に一世を風靡したバンドの元ボーカル、アレックス。アイドル的人気も今は昔、現在ではすっかり忘れられた存在となっていた。そんな彼のもとに、今をときめく人気歌姫コーラからラブソングの新曲提供を依頼される。が、作詞が大の苦手のアレックスは悪戦苦闘。そんなある日、観葉植物の手入れに来ていたアルバイトのソフィーが口ずさむフレーズを耳にしたアレックスは、これだ!と確信、渋るソフィーをなんとか説得し曲作りをスタートさせるが・・・。

評価★★★☆/70点

「ラブコメができるまで」に題名を変えた方がいいのではないかというくらいの王道中の王道、また男女に扮するのもヒュー・グラント&ドリュー・バリモアという鉄板中の鉄板ということで、ハズレなしの安心して見ていられる作品になるのは当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。

ドリューはもちろんのこと、80’sポップカルチャーを自虐ネタに歌い踊るヒュー・グラントは最っ高の一言。

まだまだ引き出し持っとるやんこの男(笑)。しかも歌うまいのねぇ。サントラ思わず聴いたくなっちゃったわな。

人気アイドルのコーラや、ドリューの姉もよさげなキャラで面白かったし、まさにハズレなしのラブコメですた。

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イルマーレ(2006年・アメリカ・98分)NHK-BS

 監督:アレハンドロ・アグレスティ

 出演:キアヌ・リーヴス、サンドラ・ブロック、ショーレ・アグダシュルー、クリストファー・プラマー

 内容:静かな湖畔に建つ一軒家。ここに住む女医のケイトは、シカゴの病院に着任することになり引っ越すことに。彼女は次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受けにメッセージを残した。そして、それを受け取ったのは建築家のアレックス。しかし、ここにはもう何年も誰も住んでいないはず・・。やがて2人は、お互いが2006年と2004年にいるということを知る・・・。

評価★★★☆/70点

孤独と情緒がキーワードのオリジナル作がハリウッドに行くとこうなっちゃうのかという点ではかなりのギャップを感じてしまうし、タイムパラドックスを完全無視したガサツな展開には少々面食らってしまうけど、個人的には受け身のオリジナル作より押しの強いハリウッド作の方が好きかも。

さらに、なにより「スピード」(1994)のベストカップルであるキアヌとサンドラの共演を再び見れたことだけでも一見の価値があり、キアヌが「スピード2」(1997)出演を蹴って、すれ違ってしまった2人が12年もの時を経て再会を果たしたというのは、ファンとしては感慨深いものがあり。

そういう点も含めて、オイラにとってはこの映画、買いでっス。

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パンチドランク・ラブ(2002年・アメリカ・95分)NHK-BS

 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン

 出演:アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン、ルイス・ガスマン、フィリップ・シーモア・ホフマン

 内容:ロスの倉庫街でトイレの詰まりを取るための吸盤棒を販売しているバリー・イーガンは、情緒不安定でキレやすい性格の持ち主。そんな彼の関心事は食品会社のマイレージ特典でタダで飛行機に乗ることで、そのことばかり考えている。そんなある日の朝、出社した彼は、隣の修理屋へ車を預けにきたという女性レナと出会う。。

評価★★★/60点

かなり好き嫌いが分かれる作品だと思うけど、オイラはちょっとこういうのは食わず嫌い・・。

映像と音楽の高質なエッセンスの抽出に彩られた演出の上手さはピカイチだし、情緒不安定な主人公もアダム・サンドラー以外に考えられないハマリっぷりだし、エミリー・ワトソンも不思議系と大人系の狭間で絶妙なバランスをとっていたし。そういうディテールは細かいとこまで唸らされるんだけど・・。

なんだけど、ひねくれてるんだかひねくれてないんだか、複雑なんだか単純なんだかすらあやふやなシナリオにあまりノリきれなかったんだよなぁ。。いまいちハジケてくれないというか・・・。

こういう小品はヴィンセント・ギャロあたりに任せて、PTAにはやっぱ3時間くらいの映画がお似合いなんじゃないかしらw。

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あなたが寝てる間に・・・(1995年・アメリカ・103分)NHK-BS

 監督:ジョン・タートルトーブ

 出演:サンドラ・ブロック、ビル・プルマン、ピーター・ギャラガー

 内容:地下鉄の改札で働く明るいシングルウーマンが憧れの男性の命を偶然助け、彼の家族に婚約者だと勘違いされる。そのうち彼の弟と親しくなりお互い惹かれ合うが・・・。

評価★★★/60点

根っから明るいサンドラ・ブロックとアメリカの古き良き家庭像が結びついて、素直に心温まる映画になっていたとは思うが、いかんせん男優陣に魅力がないのがイタイ。。

ビル・プルマンはナヨってしてるし、ピーター・ギャラガーはゲジ眉だし。そりゃ家族がセットでもれなく付いてこないと見れんわなぁw。

いや、クリスマスあたりに見るぶんには最適な映画であることには違いないんだけどさ。

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フォー・ウェディング(1994年・アメリカ・118分)NHK-BS

 監督:マイク・ニューウェル

 出演:ヒュー・グラント、アンディ・マクダウェル、クリスティン・スコット=トーマス

 内容:自分の気持ちを素直に表現することが苦手なイギリス人のチャールズは、32歳の独身男で、ハンサムで女性にもモテモテなのに結婚となると逃げ腰になってしまう。ある日、友人の結婚式に招かれたチャールズは、アメリカ人女性キャリーと出会い、ひと目で恋に落ちるが・・・。

評価★★★/60点

アタシの名前はキャリーですnoteモデルで美人のアメリカ人note富豪と婚約!人生バラ色!男性経験豊富なのnoteアタシの自慢教えてあげるnoteどんな男も一夜でコロス33人斬り凄いでしょって、、、、言うじゃな~~いnote

でも、アンタ、33人斬りしたおかげで、日頃から明らかなスケベ顔になっちゃって、誰も寄りついてきませんからーー残・念!

男というエサを漁るタレ目に注意ーー斬りッ!!

2009年7月 2日 (木)

レアル・マドリー狂想曲第64番:ベンゼマ獲得しちゃった・・!

1246439838_extras_albumes_0 6月1日にペレスが就任し、カカ、Cロナウド、アルビオルとマドリディスタにとっては特大のプレゼントに歓喜した6月だったけど、7月も初っ端から特大花火を打ち上げやがった。

今度は、リヨン所属の21歳の若きフランス代表カリム・ベンゼマ!!

当初はロナウドの後釜にと4500万ユーロのオファーを出していたマンU入り間近と思われていたけど、3500万ユーロ+インセンティブ600万ユーロでレアルが獲ったどーー!本人がレアル行きを直訴したようで、レアルのブランド価値ってホントに凄いんだなぁと実感しますた。

これでセリエの顔であるカカ、プレミアの顔であるロナウド、リーグアンの顔であるベンゼマを獲っちゃったわけで、、お次はブンデスの顔、、、リベリーですか!?

ちなみに、現陣容は、、

GK:カシージャス、デュデク、第3GK(コディナはヘタフェに移籍)

DF:ぺぺ、アルビオル、ガライ、Sラモス、マルセロ、Mトーレス、サルガド(退団?)、メッツェルダー(トルコ行き?)、エインセ(パリSGやプレミア方面か?)

MF/ピボーテ:ラス、ガゴ、Mディアッラ(ユーべ?)、ハビガルシア、デラレッド(心臓疾患で来季はプレーしない模様)

MF/メディアプンタ:カカ、グティ、スナイデル(オファーはかなりある模様)、ラフィ(オファーはかなりある模様)、パレホ

MF/エストレーモ:ロナウド、ロッベン(オファーはかなりある模様)、ドレンテ(オファーはかなりある模様)

FW:ラウル、ファンニステルローイ(トットナム?)、べンゼマ、イグアイン、フンテラール(オファーはかなりある模様)、ネグレド(当初はビジャとのトレード要員と目されていたが、バレンシアとの交渉が破談となったためプレミア行きか?)

デラレッドを外して計30人。

リーガの選手登録枠は25人なので、単純に5人は放出されなければならないことになるんだけど、どうなるんでございましょ。特に前線の人員整理は避けて通れないので。

2009年7月 1日 (水)

レアル・マドリー狂想曲第63番:カカ入団発表!!

1246388884_extras_albumes_0 カカ!!キターー!!!

07年度のバロンドールやFIFA最優秀選手賞受賞者のメガクラック、ブラジル代表のスーパースターであるカカ(27歳)が移籍金6800万ユーロ(92億円)でレアルに加入することが決まったが、本日ついに入団発表が行われますた。

なんと、この初お目見えにサンチャゴ・ベルナベウに集まった観衆は5万人!

1246396202_extras_albumes_0 ←闖入者も現れ、まさに熱狂のベルナベウに。

背番号は昨季ガゴが付けていた8番に。そして、ガゴはカンナバーロが付けていた5番を継承するらしいです。

ちなみに8番は、前スポーツ・ディレクターのミヤトビッチやマクマナマンが付けていた番号。また、カカはサンパウロ時代に8番を付けてたんだよね。

これで1番カシージャス、2番サルガド(サルガド退団でアルビオルになる可能性あり)、3番ぺぺ、4番Sラモス、5番ガゴ、6番ラス、7番ラウル、8番カカ、9番サビオラ退団で空き状態→ロナウド?、10番スナイデル、11番ロッベンetc..

1d66948989b3f814bc123641f4e38d66_ex ←スペクタクル、タイトル、クラブのブランド価値など数々の伝説を残した英雄ジダンの継承者はカカなのだ!

さあさあ、6日には日本円にして128億円という史上最高額でレアルに加入するクリスティアーノ・ロナウドの入団発表が行われまっス!今日以上に凄いことになりそう。

2009年6月29日 (月)

夢のシネマパラダイス604番シアター:プライドと偏見

プライドと偏見

20051222_119385 出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシン、ジュディ・デンチ

監督:ジョー・ライト

(2005年・イギリス・127分)CS

内容:18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人姉妹。女性には相続権がない時代、娘たちを路頭に迷わせまいと両親は彼女たちの結婚相手探しに躍起になっていた。そんなある日、ビングリーという大富豪が近所に越してきた。そして舞踏会の夜、次女エリザベスは、ビングリーの親友ダーシーと出会うが、彼の高慢な態度に嫌悪感を募らせていく・・・。ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」の映画化。

評価★★★/65点

コスチュームプレイは大の苦手なオイラ。

しかし、今回は結婚という普遍的なテーマのもと、女性の権利や自由が制限されていた時代的制約の中で、決められた結婚を平気でブチ破るなど、当時としては破天荒な気の強い女性像のエリザベスが、現代のフツーの女性の生き方に難なく通じるところがあって、また彼女を生き生きと演じたキーラ・ナイトレイも素晴らしく、何の抵抗感も抱かずに最後まで見れてしまった。

ここらへんは、現代版「プライドと偏見」ともいえる『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)の製作陣が関わっているのが大きいのかもしれない。

また、舞踏会シーンの画作りの上手さや、「恋におちたシェイクスピア」(1998)をはじめとしてチョイ役でも重厚な存在感を醸し出してしまうことにかけては右に出る者がいないジュディ・デンチはもとより、女ばかり一家の中で温かみのある父親像を演じたドナルド・サザーランドが近年では出色の演技を披露していて、全体としてみても出来の良い作品に仕上がっていると思う。

ただ、最後までフツーに見れてしまったがゆえ、逆に欲が出てくるというか、さくさくとテンポよく進んでいくのはいいんだけど、もうちょっとエリザベスとダーシーの心の機微というのを掘り下げてもらいたかったような・・。

2時間ちょいの映画だけど、あと20分延ばしてもらってもよかったかなぁ。

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シルク(2007年・加/仏/伊/英/日・109分)WOWOW

 監督・脚本:フランソワ・ジラール

 出演:マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀

 内容:19世紀のフランス。絹商人の青年エルヴェ(マイケル・ピット)はエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚し、幸せの只中にいた。そんな中、アフリカ産の蚕が疫病で全滅し、彼の村の製糸工場が打撃を受けてしまう。それを打開するため、彼は最高品質の蚕の卵を買い付けに日本へと赴くことに。蚕業の有力者・原十兵衛(役所広司)に迎えられたエルヴェは、そこで絹のように美しい肌を持つ少女(芦名星)と出会い魅せられていく・・・。

評価★★★/65点

フランスからヨーロッパを縦断し、酷寒のシベリアの平原をひたすら進み、ウラジオストクから日本海を渡り、山形の酒田港から最上川を上り、いくつもの峠を越え、信濃の山奥の村へたどり着くという厳しい道程が、まるでドラえもんのどこでもドアの向こう側にすぐ日本があるかと見紛うくらいあっさりと描かれていて、しかもそれを3往復もしちゃうんだから、そこにあまりリアリティというものを感じられなかったのは否めない。

しかし、これは多分に監督の意図したところなはずで、現実に生きる妻エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)への愛を合わせ鏡のように湯煙わき立つ幻想の世界に生きる言葉を発しない美しい女性(芦名星)に仮託して描き縒り合わせることで、神秘性や寓話性といったものを表現したかったのかもしれない。

しかし、絹のような感触の繊細な映像美に彩られてはいるものの、そこには決定的に抑揚というスパイスがない。

大ざっぱなストーリーとの差し引きゼロで、フランス産ワインとお茶漬けの組み合わせは、なんとも印象の薄っすい味に仕上がっちゃったかんじ。

容れ物は大作仕様だっただけに、よりいっそう薄味が際立ってしまったような・・・。

もうちょっと重みと深みとコクのある説得力のある演出をしてほしかったなぁ。

そんなオイラはやっぱコテコテのハリウッドテイストの方が好みやわ。。

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恋におちたシェイクスピア

Mp278 出演:グィネス・パルトロウ、ジョゼフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、ジュディ・デンチ、コリン・ファース、ベン・アフレック、ルパート・エヴェレット

監督:ジョン・マッデン

(1998年・アメリカ・123分)仙台フォーラム

内容:1593年、芝居熱盛んなエリザベス朝のロンドン。人気戯曲家シェイクスピアはスランプに悩んでいた。ある日、客席の片隅で詩を口ずさむ美しい女性ヴァイオラに目を留めた彼は、歯止めのきかぬ恋に落ちていく。バルコニーでの逢瀬、婚約者のいるヴァイオラとの人目を忍ぶ激しい恋は、シェイクスピアのペンを走らせ、傑作「ロミオとジュリエット」の誕生につながっていくのだった。。

評価★★★★☆/85点

“★4っつまでしか点数を付けられない自分が口惜しい。”

映画でしかシェイクスピア作品に触れたことがない、、しかも『十二夜』ってほとんど知らないんです・・・。

そんな自分がまがりなりにもこの映画の面白さの全てを堪能したとは言いがたいのであって。。ていうか言いたくないんだな、悔しいから。

ただの恋愛映画としても十分楽しめるけど、もっともっと深く味わえる作品なのだから。

綿密な時代考証、虚実入り混じった登場人物の魅力的な造型、言葉の魔術師シェイクスピアの映画に相応しいめくるめく言葉のパワーと、本当によく出来た映画だし、本当は満点にしたい!

でも、シェイクスピア作品をより深く味わってからこの映画をいつかまた観るときのために今は★4っつにしときます。

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華の愛(2001年・香港・120分)NHK-BS

 監督:ヨン・ファン

 出演:宮沢りえ、ジョイ・ウォン、ダニエル・ウー

 内容:1930年代の中国。美しき歌姫ジェイド(宮沢りえ)は大富豪の貴族に5番目の妻として嫁ぎ、何不自由なく暮らしていた。しかし、贅を尽くした豪華な生活も、夫の愛が冷めた後は、ジェイドにとっては何の慰めにもならなかった。そんな彼女の哀しみを癒してくれたのは夫の従姉妹との同性愛にも似た関係とアヘンだった。しかし、栄華を極めた貴族の家にも没落の時が近づいていた・・・。

評価★☆/30点

どこの国の映画に出ても華になる確かな力を秘めた宮沢りえの魅力に酔う、そのただ一点突破のみで作られたような映画。

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鳩の翼(1997年・イギリス・101分)NHK-BS

 監督:イアン・ソフトリー

 出演:ヘレナ・ボナム=カーター、ライナス・ローチ、アリソン・エリオット

 内容:1910年のロンドン。没落した上流階級の娘ケイトは、因習と支配的な叔母によって、貧しいジャーナリストのマートンとの結婚を禁じられていた。そんな時、ケイトは富豪のアメリカ人女性ミリーに出会い、彼女の寛容さに心惹かれる。一方、ミリーはマートンに心を奪われていた。。

評価★☆/25点

18,9世紀のパリやロンドンを舞台にした映画の印象。。

その1.全体的にかったるい

その2.気だるいSEXとヌード

この映画もその例に漏れず・・。

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レジェンド・オブ・フォール(1994年・アメリカ・132分)NHK-BS

 監督:エドワード・ズウィック

 出演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、アイダン・クイン、ジュリア・オーモンド、ヘンリー・トーマス

 内容:戦いの記憶から逃れるため、モンタナの深い山奥の牧場でひっそりと生活を送る元騎兵隊の父と3人の息子たち。時は流れ、息子たちはそれぞれの思いを胸に人生を模索していくが、やがて第1次世界大戦にアメリカが参戦。父の思いとは裏腹に3兄弟は志願してヨーロッパ戦線へと出征していく。

評価★★/40点

バカでかいギョーザの皮を使っているのに、食べてみたら肝心の具が無くて皮の味しかしないってやつ・・。そんな映画。。

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ジョイ・ラック・クラブ(1993年・アメリカ・138分)NHK-BS

 監督:ウェイン・ワン

 出演:キュウ・チン、ツァイ・チン、リサ・ルー

 内容:移民として中国からアメリカに渡り、苦難の人生を送ってきた母親たちと、アメリカ人として生まれ育った娘たちの世代間の相違と心の絆を描いた群像劇。

評価★★★/65点

自分の価値が因習によってがんじがらめになっている事ほど悲惨なものはない。女性ならなおさらだろう。

今ならはっきり言える。一家を仕切るのは、オカンなのだ!、、と。

2009年6月18日 (木)

夢のシネマパラダイス582番シアター:カッコーの巣の上で

Skdlcllev 出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、ウィル・サンプソン

監督:ミロス・フォアマン

(1975年・アメリカ・129分)NHK-BS

評価★★★★★/95点

内容:精神病の疑いで刑務所からオレゴン州立病院へ移送されてきたマクマーフィは、他の患者たちが無気力で病院の言うがままなことに驚き、彼らを厳しく管理する看護婦長ラチェットに反感を抱いた。ある日、患者の大半は任意で入院しているだけで、自分だけが病院の許可なしに退院できないことを知ったマクマーフィは、脱走を計画するが・・・。1960年代に若者たちの反体制文化の象徴として人気を集めたベストセラー小説を原作に、アカデミー賞の主要部門を独占した人間ドラマ。

“バカ笑い男vs決して笑わない女”

毎年アカデミー賞で会場の最前列に陣取り、ツルッパゲのグラサン姿でふんぞり返って満面の笑みを浮かべている御大。

そう、それこそまさにハリウッドのゴッドファーザーに君臨する超大物ジャック・ニコルソン。最近ではいいかんじに歳を重ねた渋みのあるジイさんとなり、角が取れて円くなった悪ノリ演技で作品におかしみと幅と安定感をもたらしている。

が、昔はこの悪ノリに狂気がかった鋭さが加わり、まさに怪優と呼ぶにふさわしい圧倒的存在感と過剰なパワー&オーラを宿していた。

その正気と狂気の境目にあるような強烈な演技を拝めるという点で、西の横綱が「シャイニング」(1980)であるとすれば、間違いなく東の横綱はこの「カッコーの巣の上で」だろう。

徹底的な管理体制のもとにある精神病院という名の洗脳施設で、大仰なバカ笑いが止まらないジャック・ニコルソンと決して笑わないルイーズ・フレッチャーを対立軸として、自由への渇望を求める闘いを描いていくわけだが、社会主義政権下のチェコスロバキアを負われて亡命してきた監督ミロス・フォアマンの出自の影響ともあいまって、より普遍的なテーマという意味合いをもたせるところまで作り上げられている。

しかし、この映画が一筋縄でいかないのは、患者たちの多くが自主的に施設に入所しているという事実であり、さらにいえばマクマーフィ(J・ニコルソン)ですらこの施設の外の社会では生きていけないのではないか、社会からつまはじきにされる存在なのではないかということを、おそらく彼自身が認識してしまっているということだと思う。

そして徹底した憎まれ役となった婦長(ルイーズ・フレッチャー)の冷徹な視線こそ、我々も含めた社会の視線そのものなのだという現実を観る側にうすうす自覚させ突きつける。

実は患者たちにとって居心地のいい場所、そして社会にとっては都合のいい場所。

そういう意味では、「グリーンマイル」(1999)や「ショーシャンクの空に」(1994)といった“プリズン・ムービー”に見られるヒューマニズムの謳歌とは一線を画した作品になっている。

しかし、だからこそネイティブ・アメリカンのデカ男がその壁をブチ破って巣立っていくラストは激しく心を揺さぶるのであり、まさに映画のもつ力、その表現力をまざまざと見せつけられるのだと思う。

ジャック・ニコルソンならこれを見ろ!というなら、オイラは紛うことなくこの映画をあげる。傑作です。

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クワイエット・ルームにようこそ

Quietroom 出演:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、中村優子、妻夫木聡、大竹しのぶ

監督・脚本:松尾スズキ

(2007年・日本・118分)CS

評価★★★☆/70点

内容:28歳バツイチの明日香(内田有紀)は、ある日、見知らぬ白い部屋で目覚めた。しかも身体はベッドに拘束されている。看護士(りょう)の話によると睡眠薬とアルコールの過剰摂取で昏睡状態になり、この精神科の閉鎖病棟に運ばれてきたのだという。自殺の危険性ありと判断された明日香は、そのままこの病棟で監禁状態に置かれることに・・・。

“二日酔い ゲロでうがい ウチの父”

子供の頃、よく見た光景だなぁww。というのはどうでもいいんだけど、、精神病院の閉鎖病棟という世間的にはタブーとされる舞台を、善意というよりはブラックな悪意の方を先行イメージとして抱いてしまうファンキーな松尾スズキが、どう過激な味付けで料理してしまうのか・・・。興味というよりもやや怖いもの見たさに近いものがある中で、まるで毒見でもするかのように観たのだけれど。。

しかし、見た目は鼻水ズルズルでどんなゲテモノフルコースが出てくるのかと思いきや、いざ口に入れてみると、これがあれっ?と思うほど口当たりが良く、はては食べ終わる頃にはかなりズシリとくるシビアな心持ちにさせられながらもすっきりとした余韻を味わわせてくれて、ユニークな松尾スズキワールドに思わず堪能させられてしまった。

特に、内田有紀のハジケっぷりは最高で、ゲロでうがいしちゃったり、自力でオシッコできなくてカテーテル通して排尿してたりと、ひと昔前なら考えられないことしちゃってるし、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」で歌い踊るシーンの楽しさなんかを見ると、女優という仕事を心の底から愛して楽しんでるんだろうなと感慨深く見入ってしまった。

吉岡秀隆との結婚生活で休養してた呪縛から一気に解き放たれてしまったような・・(笑)。

また、つながったゲジ眉が印象的だった妻夫木聡の暴走ぶりなども、重いテーマを扱っている中でいっぱしのエンタメとしてうまくバランスをとることに貢献していたし、蒼井優や大竹しのぶの存在感は言わずもがな、クドカンのダメっぷりも可笑しくてよかった。

しかし、、あとで知ったことなんだけど、ハリセンボンの箕輪の鼻水ってCGだったんだってね(笑)。

CGスゲェーー、、、おいおい。。

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17歳のカルテ(1999年・アメリカ・127分)仙台フォーラム

 監督・脚本:ジェームズ・マンゴールド

 出演:ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、バネッサ・レッドグレイブ、ウーピー・ゴールドバーグ

 内容:アスピリンを大量に飲んで自殺を図ったスザンナは、境界性人格障害と診断され精神科に入院。そこで彼女は、風変わりな女性たちに出会う。そして彼女たちは、スザンナが見失っていた“自分”を取り戻す道を明るく照らし出してくれるのだった・・・。アンジーがアカデミー助演女優賞を受賞。

評価★★★☆/70点

“車の運転でハンドルを握った途端に人格が変わるウチの親父の症状は、あんなもんじゃない・・・。”

極度のスピード狂。ブレーキ踏まずにカーブ突入shock

自宅駐車場でブレーキとアクセルを踏み間違え、オイラの車に激突!

2台の車の修理代だけで親父のボーナスが、、、消えた。

こち亀の本田の様相を呈する親父の運転する車に、今は誰も乗らない・・・。

2009年6月17日 (水)

夢のシネマパラダイス603番シアター:アイ・スパイ

グッド・シェパード

Goodshepherd 出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ

監督:ロバート・デ・ニーロ

(2006年・アメリカ・167分)CS

内容:第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワードは、秘密結社に加入したことを機に、対敵諜報機関である戦略事務局「OSS」の設立に加わり国の諜報活動に従事していく。そして、戦後OSSを改編し新たに設立されたCIAの幹部になったエドワードだったが、仕事に没頭するあまり家庭との溝は深まっていく・・・。

評価★★★/60点

CIAの任務と家族との狭間で揺れる苦悩という点ではスピルバーグの「ミュンヘン」(2005)をほうふつとさせる内容だけど、しかしどこまでも表情を変えない主人公エドワード(マット・デイモン)の冷めた存在感に最後までノリきれず・・・。

話の構成として時間軸を交錯させるなど工夫をこらしてはいるのだが、いかんせん人物に魅力がないし、絵でいちいち説明しすぎるシーンが目立つのも鼻につく。

また、子持ちの父親役にはたして童顔のマット・デイモンが適役だったのかも、う~む、、とならざるを得ないし、強烈な存在感が逆に浮いたかんじになってしまったアンジーも、なぜあんな男にホレたのかイマイチ分からんし。。

そういう人物設定で説明してほしいところをスーと通り過ぎていって、飛行機から女スパイを突き落とすシーンなんかをこれ見よがしに撮ってしまう始末。もうダメ・・・。

まぁ、動のジェイソン・ボーンと対比してみれば、マット・デイモンかなり頑張ってたのは認めるけど、でも、女装が予想以上にキモかったのでダメ(笑)。。

しかし、ここまで感情のない映画を見せられるというのもあまりない経験やなぁ。。

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リクルート(2003年・アメリカ・115分)WOWOW

 監督:ロジャー・ドナルドソン

 出演:アル・パチーノ、コリン・ファース、ブリジット・モイナハン、ガブリエル・マクト

 内容:エリート学生のジェイムズは、CIAの採用担当者ウォルターにスカウトされる。が、施設での過酷な訓練は、敵と味方、虚構と現実の区別を困難にしていく。やがて、ジェイムズは内部の陰謀に気付くのだが・・・。

評価★★★/60点

こんなアケスケで見え透いたダマし合いを繰り広げるくらいCIAって、、、暇なの??

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ジョニー・イングリッシュ(2003年・イギリス・87分)DVD

 監督:ピーター・ホーウィット

 出演:ローワン・アトキンソン、ナタリー・インブルーリア、ベン・ミラー、ジョン・マルコヴィッチ

 内容:英国諜報局の絶望的に無能なダメ事務員ジョニーは、ミスでエージェント全員を死なせてしまう。おかげでエージェントに任命された彼は、気分だけは凄腕なものの、何もかも完璧に失敗し・・・。

評価★★★/65点

民放の映画枠の格好のヘビーローテーション映画だなww

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コンフェッション(2002年・アメリカ・113分)WOWOW

 監督:ジョージ・クルーニー

 出演:サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ

 内容:70年代アメリカにおいて、伝説の名プロデューサー兼司会者だったチャック・バリスが自らCIAの秘密工作員として殺し屋をしていたと語った衝撃の告白本をもとに、ジョージ・クルーニーが初監督に挑んだサスペンスドラマ。脚本は「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン。

評価★★/40点

ザ・いけ好かない男でSHOW!

緊張感が全く感じられないのは、チャック・バリス本人の自伝がすでに十分すぎるほど脚色めいているからか・・。

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アイ・スパイ(2002年・アメリカ・97分)WOWOW

 監督:ベティ・トーマス

 出演:エディ・マーフィ、オーウェン・ウィルソン、ファムケ・ヤンセン、マルコム・マクダウェル

 内容:アメリカが極秘開発した最新戦闘機が盗まれ、武器商人ガンダーズの手に渡った。国家保安局のアレックスは、無敗のボクシング王者ケリーとコンビを組み、戦闘機の奪回を目指すが、ケリーはすっかり浮かれてしまい・・・。

評価★★/40点

スパイアクションものとしても、ドタバタコメディとしても必要最低限のタガが完全にゆるんでしまっている雪崩を打つツマラなさ。

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スペシャリスト(1994年・アメリカ・110分)盛岡中劇

 監督:ルイス・ロッサ

 出演:シルベスター・スタローン、シャロン・ストーン、ジェームズ・ウッズ、ロッド・スタイガー

 内容:謎の女メイから両親を殺された復讐を果たしたいと、犯罪組織のボスら3人の殺しを依頼された元CIAの爆破専門工作員レイ。彼は確実に標的を捉えていくが・・・。

評価★★/35点

いくつも舞い込んできたであろう似たようなオファーからこの作品を選んだというのは、他のオファーはこれよりもっと悲惨な内容だったってことだろうな(笑)。サブッrain

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スパイ・ゾルゲ(2003年・東宝・182分)2003/06/21・渋東シネタワー4

 監督:篠田正浩

 出演:イアン・グレン、本木雅弘、椎名桔平、上川隆也、葉月里緒菜、小雪

 内容:第2次世界大戦前夜、自らの理想を信じ8年間に渡って日本とドイツの最高機密情報を盗み出してソ連に送り続け、独ソ戦最大の戦い・スターリングラードの戦いにおけるソ連の大勝利を呼び込むに至った国際スパイ、リヒャルト・ゾルゲの実像に迫るサスペンスドラマ。1930年代、ナチス党員のジャーナリストになりすましたソ連の諜報員ゾルゲは、特派員として日本に来日し、ドイツ大使館に潜り込んでいく。やがて彼は上海で面識のあった朝日新聞記者の尾崎秀実と再会。その尾崎ら彼の理想に共鳴した者を協力者に取り込み、ゾルゲ諜報団と呼ばれる一大スパイ組織を着々と作り上げていく・・・。

評価★★/40点

資料VTRとしては活用できるが、スクリーンに映し出された一本の映画としては何ら価値を見出せない。

相撲でいえばまさに死に体な映画。それを3時間見せられるのだから、よくもまぁオイラも辛抱強く最後まで付き合ったと思うよ・・。

初心者に分かりやすく細部まで大げさで余計なくらいご丁寧に描いているのはまさに資料向け。そりゃ3時間かかるわな。

それにしても監督、、演技ヘタ。。

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